そこに山と滝があるから

蓼科山

今回は北八ヶ岳の蓼科山です。

スズラン峠の女神茶屋からスタートです。  空はガスっています・・

登山口から入山。

雪はよく締まっていますので、歩きやすい。 ワカンは車の中に置いてきました。

最初の急登。 霧氷がきれいです。

急坂が終わると雪が深くなってきました。

相変わらず空はガスっています・・

標高2000mを越えた辺りでガスが晴れ、青空が!

完全に快晴です!

そして行く手にピークが!

南八ヶ岳方面はまだガスっていますが、時間の問題です。

更に標高を上げると、南八と南アが姿を現し始めました。

蓼科山の急登に取りつきました。

八ヶ岳ブルー!

右手が中央アルプス! 左手が南アルプス!

森林限界に達しました! 完璧な八ヶ岳ブルーです!

左手の手前に北横岳、奥に南八ヶ岳のピークが全部見えます。

山頂を目指します。

ブルーを通り越して、もはや黒い。

山頂に到着。 蓼科山、標高2530mです。

広い山頂。 写真では分からないと思いますが、風が強い。

こちらは蓼科山頂ヒュッテ。

蓼科神社奥宮。

そして自分。

西側の展望。 手前に白樺湖と車山。 奥に北アルプス。

北アルプス拡大。 表銀座が全て見えます。

こちらは南アルプス。 右から千丈、甲斐駒、その間に塩見、北岳、鳳凰です。

そして南八ヶ岳。 右から編笠、権現、阿弥陀、赤岳、横岳、硫黄です。

山頂は寒すぎるので下山開始です。 氷柱ツリーが陽光浴びてキラキラ光ってます。

ひたすら下山です。

最後に白樺湖から望む蓼科山。

 

以上にて終了です。

蓼科山の山頂はイメージした通りの世界がありました。

厳冬期の360度パノラマを十二分に堪能です。

ではまた新たな世界に新たな出会いを求め、次なる山や谷を目指します!

今年も犬越路から檜洞丸へ

犬越路から登る檜洞丸、1年ぶりです。

丹沢の一般登山道の中では一番のお気に入りルートです。

ということで、西丹沢の用木沢出合からスタート。

犬越路まで急登を登り詰め。

犬越路の避難小屋到着。

犬越路からの眺望は箱根です。

小笄(ここうげ)に向け急登クサリよじ登り。

小笄から富士。

南アルプス拡大。 御正体山の横に真っ白な間ノ岳と農鳥岳が見えます。

続いて大笄(おおこうげ)に向け急登クサリやハシゴをよじ登り。

大笄から富士。

再び南アルプス拡大。 甲斐駒から聖や上河内まで見えます。

檜洞丸のピークは目の前。

ここまでよく頑張ったね!と言われている感じです。

階段地獄第一弾。

檜洞丸へようこそ!と言われている感じです。

間もなくピーク。

山が大好き!と言っています。

階段地獄第二弾。

少し霞んできました。 残念・・

大室山の奥に八ヶ岳から奥秩父の山塊が見えますが、霞んでいて・・

山頂に到着。 蛭ヶ岳がきれいです。

下山はつつじ新道。

という1年ぶりのつつじ新道。 真新しい階段やベンチがいくつも新設されていました。

最後はおまけ。 西丹沢に来た際は必ず立ち寄る酒屋の猫です。

 

以上で終了です。

この眺望素晴らしいコース、コースタイムは休憩込みで約7時間ほどです。

トレーニングにはほど良い感じです。

では引き続き次なる山や谷を目指します。

熊倉尾根から飛龍山

今回は奥秩父山塊の東端にある飛龍山(別名:大洞山)です。

丹波山(たばやま)村の「道の駅たばやま」よりスタートです。

入山点を探し、道の駅から45分ほど車道歩き。

入山点を発見。

薄いですが踏み跡はあります。

しばらく登ると日が差してきました。

危険な箇所はありませんが急登です。

急登尾根をひたすら登り詰めです。等間隔に「用地境界目標」という杭が立ってますので、非常に分かりやすい獣道です。

途中で獣の気配を感じ、前方や周囲を見渡すと猿だらけ。 猿の群れと共に登山するのは初めての経験です。

標高1500m付近まで上がりました。

左手の木々の間にこれから進む前飛龍。

山頂の接近を感じます。

熊倉山(別名:火打山)の山頂に到着。 ここから一般登山道です。

登山道であるミサカ尾根を先に進みます。 一般登山道へ入ったのに誰もいません。

行く手に前飛龍が近づいてきました。

前飛龍に取り付きました。 岩稜帯の道を三点支持で登り詰めです。

前飛龍の山頂下の露岩に到着。

露岩上より東側、雲取山から七ッ石山、その先に鷹ノ巣山へ続く石尾根。

南東側には三頭山や御前山、奥には丹沢の山塊。

南は大菩薩嶺、奥に富士山。

大菩薩嶺と富士山拡大。

南西方面は南アルプス。 全部見えます。

北西方面は笠取山から甲武信。

先に進みます。 少々雪が深くなってきました。

飛龍権現に到着。 奥秩父の縦走路ですが、人影はありません。

山頂を目指して更に進みます。

飛龍山の山頂、標高2069mです。 この山頂は森林に覆われていて眺望はありません。

下山開始です。 前飛龍に向かう途中で雲取山から続く稜線が確認できました。

再び前飛龍から望む富士。

前飛龍の露岩のピークへよじ登ってみました。 奥秩父の山塊一望。 金峰山まで見えます。

ついでに南アルプス。 いやー素晴らしい!

下山で進むミカサ尾根。 中央に見える低いピークが熊倉山。 右手の尾根は私が登って来た熊倉尾根です。

下山は一般登山道のみ。 サオラ峠から丹波まで下降です。

等高線に沿いジグザグに下降するこのルート、結構危険です。

斜面のルートは消されつつあり、標高を下げると落ち葉が堆積していて足元がよく分かりません。

丹波に到着です。

 

以上で終了です。

分かってはいましたが、飛龍は深い山です。

そして隣にある雲取山とは異なり人がいません。

 

では引き続き次なる山を目指します!

【謹賀新年】2018年もよろしくお願いします!

昨年も当ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。

本年も引き続きよろしくお願いします。

本年は箱根駅伝復路小田原中継所からスタートです。

青山学院大学の皆さん、4連覇おめでとうございます!

11時間を切る素晴らしい成績、感動をありがとうございます!

そして東洋大学の皆さん、往路優勝おめでとうございます!

1年生の頑張りと、イケメン先輩たちに感動しました!

その他チームの皆さんの襷を繋ぐ姿にも感動しました!

4年生は2020年を見据えた新たなステージへ。

3年生以下は今年から新たなチーム作り、そして新たな躍進を楽しみにしております。

頑張ってください!

奥多摩 大岳山から日の出山

山と渓谷1月号の山田哲哉ガイド執筆の「奥多摩 山、谷、人、そして峠」を読んで、久々に奥多摩を歩いてみたくなりました。

ということで行ってきました。

今回はちびっこ1号と二人旅です。 武蔵五日市から藤倉行きのバスに乗車し、千足バス停で下車。

千足の御霊檜原神社に安全登山をお祈りし、入山です。

小天狗ノ滝。

天狗ノ滝。

綾滝。

綾滝の先は急登に次ぐ急登。

つづら岩に到着。 ここへ来るのは1年半ぶりです。

うぅ~登りたい!という1号。 2人で岩トレをする日はそう遠くないのかもしれませんね。

稜線に乗りました。 1号は岩場の道を楽しそうに登って行きます。

この階段すごい急だよ!と言いながら、そんな階段でも楽しそうです。

階段を登ると大岳山が見えました。

富士見台に到着。 曇り気味ですが、何とか富士山が見えました。

更に稜線を進むと、西側に開けた眺望が!

大岳山の南側斜面に取りつきました。 急登です。

大岳山の山頂に到着。

ここでランチタイム。 本日の山ごはんは煮込みうどん。

お腹が満たされたところで出発。

大岳神社を通過。

休業中の大岳山荘を横目に通過。

岩場の道を通過。

岩場の道では楽しそうにしていましたが、ダラダラ歩く緩やかな道はイマイチらしい・・

ロックガーデンを目指します。

綾広ノ滝。

ロックガーデンへ向け進みます。

どこがロックガーデンなのでしょうか? ゴルジュ状の谷を進みます。

天狗岩に到着。 クリスマスイブハイキングを楽しむ外国人サンタパーティに占拠されていました。

長尾平にある故長谷川恒男さんの顕彰碑。

武蔵御嶽神社。 御岳山の山頂へは登らずに通過です。

1号はみやげが気になっていますが、ここもパスです。

山の中にある建物の数の多さに驚きながら、僕もここに住みたいと言う1号・・

日の出山へ続く尾根を進みます。 ここを歩くのは3年ぶりです。

日の出山の山頂に到着。 東側の眺望が素晴らしい!

山の頂上はこうでなくちゃ!って喜ぶ1号。

下山です。

林道まで下山しました。

林道途中の橋に居るカエルです。

下山後のご褒美は、1号が大好きなつるつる温泉です。

 

以上で終了です。

1号との山旅は1年ぶりです。

というのも、1年ほど前の話しですが、1号は自宅近くの公園裏にある崖で遊んでいた時にお腹を木に強打して

しまったのです。

その後腹痛が続き、何度も検査し、様々な医師に診ていただきましたが、なかなか原因の特定には至らず苦しんで

きました。

その後、最後の期待を込めて某有名大学病院へ行ったところ、とても丁寧に診ていただける先生に出会えたのです。

その先生は1号を徹底的に検査し、様々な診立てをカンファレンスにて議論してくれました。

最終的には腹腔鏡を実施する決断に至り、処置後は今までの痛みが嘘だったのかと思えるほど快復しました。

そんな痛みと苦しみ耐えた1年を経ての山旅でしたので、体力的な面に不安を感じながら今回の旅を続けてみましたが、

「どう?」という私の問いに、彼は常に「ぜーんぜん大丈夫だよ」と笑顔で答えてくれました。

私の危惧は杞憂だったのかとすら思えるような結果です。

山旅を終えた後、「また山へ行こうね」「山でキャンプしたいな」「クライミングもやりたいな」などと、

次々に希望を語り出す1号。

更に「今日は素敵なクリスマスプレゼントをありがとう!」と言う1号に感涙です。

 

では引き続き次なる山や谷を目指します!

ユーシンから蛭ヶ岳

今回は2年半ぶりの蛭ヶ岳です。

人が多い登山道は好みませんので、ユーシンから臼ヶ岳南尾根にて登り、棚沢ノ頭から下山する周回にて歩いてきました。

所用があり遅くなってしまいました。 15時に玄倉出発です。

この発電所の壁画、以前はなかったよな・・ 神奈川県のシンボル「やまゆり」と丹沢のシンボル「鹿」って感じでしょうか。

この建材屋さんが稼働しているのは初めて見ました。 ここを歩く時はいずれも日曜だったのかと、その場で納得。

玄倉林道の途中に大きな落石・・

上を見上げたら怖ろしくなりました。 急いで立ち去ります。

中は真っ暗な青崩隧道。 ヘッドライト点灯です。

隧道下の渓谷。 仏岩の崩壊は進行中です。

ピンボケです。 今回も玄倉ダムは放流中でユーシンブルーがありません。

ユーシンに到着した時は真っ暗・・ この日はここで野宿です。

 

翌朝は5時に出発。

臼ヶ岳南尾根の入口は不明瞭です。 やむを得ず尾根を目指して林間の斜面を這い上がります。

尾根を半分ぐらい進んだ所で空が明るくなってきました。

やがて周囲も明るくなり、ようやく行く手が見えるようになりました。

同角ノ頭と檜洞丸の山頂に日が当たり始めました。

ご来光です。 気温が低くて風が強い・・ 寒いので陽光が恋しい。

手が悴んでしまいました・・ 持参してきたペットボトルには氷が張っています。

ヤセ尾根は風が強いので木に摑まりながら移動です。

山頂の接近を感じます。

8時に臼ヶ岳山頂到着。 山頂から望む蛭ヶ岳。 素晴らしい!

丹沢主稜縦走路に到着。風が少ない場所を探して小休止です。

縦走路を蛭ヶ岳目指し進みます。

蛭ヶ岳に取りつきました。

中腹から。 これまで歩いてきた方向を振り返ります。 手前真ん中が臼ヶ岳です。

急坂を登り詰めると行く手に蛭ヶ岳山荘。

10時に山頂到着。 過去に何度か来ていますが晴天は初めてです。

晴天のパノラマビューを楽しみます。 西側です。 南アルプスが全部見えま。

ということで南アルプス拡大。 北岳山頂は雪雲の中です。

南西側です。

南側です。

東側です。

西高東低の気圧配置なので、北側は雪雲だらけですのでこれにて終了。

11時半に再出発。 山頂でゆっくりし過ぎました。 主脈縦走路を南へ。

鬼ヶ岩から蛭ヶ岳。

棚沢ノ頭に到着。

ユーシンへの道標。 今にも朽ちてしまいそうです。

下降開始です。

このルート、臼ヶ岳南尾根とは異なり一般登山道なのでしっかり踏み跡が付いています。

行く手にこれから進む尾根が見えます。

急坂の途中で振り返る。 なかなかの悪路です。

急坂下降が終わると、広尾根。

中腹まで下りたところで、また行く手が見えました。 眼下にある熊木ダム湖がトレイルルートの終了点です。

引き続き下降です。

13時半にトレイルルートが終わりました。 ここから玄倉まで3時間ちょい。 ギリギリの時間です。

ちなみにこの橋はこんな感じです。

熊木ダムにはユーシンブルーがありました。

 

以上にて終了です。

寒波の襲来で冬型になった週末、凍えてしまいそうな旅でした。

そして今回のルート、半獣道です。

特に臼ヶ岳南尾根はトレースが少ないし、下山時は支尾根に迷い込みそうな感じの箇所がいくつもありました。

では引き続き次なる山や滝を目指します!

手沢左岸尾根と右岸尾根

今回も獣道です。

西丹沢の大室山南面の主沢である手沢。

その手沢の左岸尾根を登り、山頂を越して右岸尾根を下るという周回ルートです。

(多くの方はなんのこっちゃって?感じでしょうが、このブログを開いてしまった方はお付き合いください。)

犬越路への入口である用木沢出合からスタートです。 犬越路へは向かわず、左側の斜面をよじ登ります。

人の踏み跡はほとんどありませんが、要所要所にテープの目印があります。

原生林の森の中、尾根を目指してひたすら登り詰めます。

左岸尾根に乗りました。

あとは尾根をひたすら進むだけですので、迷いようがありません。

気持ちのよい尾根です。 日当たりがよい場所は少し暑い。

やせたコル。 足場が砂ザレなので危険です。

懸垂下降できり抜けます。

コルの先は岩をよじ登り。

安全地帯へ抜けました。

この一帯には植林帯がありませんので、原生林のきれいな景観です。

手付かずの大自然を満喫です。

標高が1000mを越えた付近で紅葉は終わりました。

木々の間に富士。 手前には畦ヶ丸。

稜線の接近を感じます。

最後の急登です。

登山道に出ました。 遠くから人の声が聞こえてきます。

山頂直下。 見事な眺望です。

大室山頂下の分岐に到着。

加入道山方面へ登山道を少し進みます。

破風口のちょい手前で再び登山道を外れます。

右岸尾根を探します。

尾根に乗りました。  あとは尾根の見極めが重要です。 間違えると谷に向かってしまいます。

尾根の選択が終わりました。 この右岸尾根を下降に次ぐ下降です。

手沢左俣源頭部沿いのヤセ尾根を渡って行きます。

ザレたヤセ尾根。 素晴らしいロケーションです。

振り返ると大室山。

先に進みます。

再び紅葉が始まりました。 落ち葉の絨毯の中を下降です。

振り返ると、紅葉が西日を浴びてキラキラしています。

素晴らしい! 山の紅葉は間もなく見納めです。

最後に急坂を下降して終了です。

抜けた先は手沢の入渓点、用木沢出合ちょい上の林道です。

 

手沢左岸尾根と右岸尾根、予想以上に素晴らしい世界でした。

手沢を登りきった人か、人が居ない山をこよなく愛する山バカしか歩かない尾根です。

山で仕事をする達人も立ち入ることはないので、何かあったら誰にも発見されないということです。

そんな山ですから、ここを歩きたいという方は、危険な箇所で無理をしないように装備持参で臨んで

いただければと思います。

また地形図も持参して、読図しながら歩いていただければ尾根を間違うことはないと思います。

 

では引き続き次なる山や谷を目指します!

後沢右岸尾根と雨山南東尾根

1か月以上ご無沙汰してしまいました。

10月の週末に2つの台風が来たのと、公私共に忙しく1か月以上も山へ向かえていませんでした。

1か月以上も間が空いてしまうと体が訛りまくりです。

その訛った体に鞭を入れるべく、今回も丹沢で獣道トレーニングです。

 

起点は寄(やどりぎ)。

寄大橋よりスタート。

カエデが見事に色づいてます。

寄沢を北上して、後沢。 後沢横の作業道に入ります。

植林帯の作業道。 尾根を目指し登り詰め。

尾根に向け作業用の運搬レールが続いています。

中腹に今は使われていない木材運搬用の矢倉。

後沢右岸尾根の稜線に到着。 ひたすらレールが続いていますので、迷うことはありません。

すごい。 このレールの敷設は大変だったことでしょう。

レールの終着点は鍋割山への登山道。 後沢乗越分岐のちょい上ぐらいの場所です。

歩荷さんたちの荷上げ。 中身は鍋割山荘のうどんでしょうか?

尾根上のカエデもキレイです!

鍋割山頂に到着。 毎度の事ですが皆さんうどんを食しています。

鍋焼きうどん待ちの人達で大賑わい。 週末は何食売れるのでしょうか?

鍋割山頂から西の眺望。 富士は雲に隠れていますが、遥か彼方に真っ白な南アルプスの山々。

鍋割峠を抜け、雨山峠を目指します。

ここを歩くのは1年ぶりでしょうか。 この長いクサリ、難度は低いですが足場が滑ります。

雨山峠を抜け、雨山を登り返し山頂へ。

ここから雨山南東尾根を下降です。

最初は植林帯の歩きやすい尾根。

作業用の材料を運び上げるヘリの荷降ろし場。

鍋割山の全容が望めました。

人の踏み跡がない尾根をひたすら下降です。

やがて尾根は下へ切れ込み始めました。 獣の足跡すらない・・

最後の斜度はかなりきつく、ロープを持ってこなかったことに後悔を感じましたが、何とか下りきりました。

登山道に出ました。 寄沢を下り、寄へ。

 

以上で終了です。

1か月ちょいのブランクがあったので少々不安でしたが、何とかやりきることが出来ました。

やりきりましたが少々くたくたです。

やはり2週に1度ぐらいの頻度でトレーニングをしておかないとダメだと改めて感じました。

では引き続き次なる山や谷を目指します!

黒戸尾根から甲斐駒へ

今回も出張ついでの山行です。

松本への出張でしたので、北アルプスへ行くか、それとも八ヶ岳・・など色々考えた結果、甲斐駒ヶ岳を

黒戸尾根から登ることに決め、行ってきました。

この甲斐駒ヶ岳は古くから修験者にとって信仰の山であり、日本三大急登と言われる黒戸尾根は標高差が

2200mという過酷な修行の道なのです。

白州の登山口から入山。

竹宇駒ヶ岳神社で旅の安全をお祈りし、尾白川にかかる吊り橋へ。

原生林の中の緩やかな上り坂がひたすら続きます。

2時間ほど登ると笹ノ平。

クマササの中の道を八丁登りへ。

長い急登道である八丁登りを詰めると刃渡り。

紅葉が見ごろで、気持ちがいい。

刃渡りの先はハシゴやクサリが始まります。

標高2000mを越えるとクマササは消え、苔蒸した原生林の森です。

黒戸山を越えると五合目に到着。 ここから頂上付近まで見渡せるはずですが、この日はガスの中。

五合目小屋跡。

小屋跡の先は長いハシゴ。

ハシゴだらけ。

アスレチックな道ですが、気持ちがいい!

よく整備された道に感謝です。

七丈小屋に到着。 この日はここのテン場利用です。

七丈小屋のテン場は、登山道を150mほど登った先にあり、その登山道がハシゴや急な坂道だったりしますので、

日暮れ後に酔っぱらって歩くと遭難の可能性大です。

真剣に身の危険を感じました・・

 

そして翌朝。

4時に山頂へ向け出発。 夜明けです。

八合目御来迎場。

雲海です。

山頂が近づいてきました。

九合目付近に到達。

ご来光です。

息を呑む瞬間です。

山頂を目指します。

後方には八ヶ岳。

遠くに北アルプス。 穂高、槍、剱まで全部見えます。

山頂に到着。

山頂標の後ろには仙丈ケ岳。

西側の斜面に甲斐駒の巨大な影。 その先に中央アルプス。

鋸岳。

南の眺望。 右手前が仙丈ヶ岳、 左は白峰三山から塩見、荒川、赤石、全部見えます!

北東は奥秩父。 五丈岩が見えます。

再び東の眺望。 手前は鳳凰、その先に富士。

下山開始です。 右手に摩利支天。

この素晴らしい世界は間もなく終了。

名残惜しい気持ちで、再び山頂を振り返ります。

最後に五合目から。

 

以上で終了です。

おまけです。 松本のアルプス公園から北アルプス。

真ん中の尖がりが常念岳、左が蝶ヶ岳、右は大天井岳から燕岳。

そして出張終了後、再び白州に戻りました。 八ヶ岳。

甲斐駒に日が沈みました。 幻想的な瞬間です。

 

今回は秋晴れの中、素晴らしい旅になりました。

やはり南アルプスは最高です!

では引き続き次なる山や谷を目指します!

木ノ又尾根と源次郎尾根

今回は表丹沢の獣道トレーニングです。

戸沢を起点に、木ノ又尾根を木ノ又小屋まで登り、下山は花立山荘から源次郎尾根を下降する周回コースです。

源次郎沢を渡渉し、書策新道より入山です。

源次郎沢と水無川本谷の間の植林帯を登っていきます。

木々の間に水無川本谷のF5。

F5落ち口からの美瀑。

水無川本谷の渡渉箇所に設置されている書策新道唯一の道標。

書策新道を外れ、木ノ又尾根へ。

人の踏み跡はなく、獣道のみ。 鹿糞や鹿毛がいっぱいで、辺り一面が獣臭い。

ホトトギス発見。

稜線の接近を感じます。

最後の詰め。

右手には烏尾と三ノ塔。

左手は塔ノ岳と富士。

木ノ又小屋の裏手を抜け、縦走路に到着。

塔ノ岳山頂を目指します。

リンドウ。

山頂に到着。

塔くんの猫ベット。

ベットの主は麓に降りて幸せに暮らしているそうですが、なんだか寂しい・・

人が多いので長居は無用。 花立山荘に向け下降開始です。

大倉尾根を外れ、源次郎尾根へ。

岩場の展望台。

独り占めです。

この尾根は源次郎沢を詰めた人たちが歩くので、しっかり踏み跡がついてます。

源頭の展望台。

再び誰も居ない展望台を独り占め。

明確なトレースを辿り更に下降すると、鹿の親子が通り過ぎて行きました。

再び源頭の展望台。 三度の展望独り占め。

その後は急な植林帯をひたすら下降し、書策新道へ合流。

 

以上で終了です。

この2つの尾根、登山道ではありませんので、当然ですが人はいません。

人がいない山や谷を愛する山バカ、もしくは山で仕事をする達人しか通らない獣道です。

 

では引き続き次なる山や谷を目指します!

1 3 4 5 6 7 8 9 16