そこに山と滝があるから

ユーシンから蛭ヶ岳

今回は2年半ぶりの蛭ヶ岳です。

人が多い登山道は好みませんので、ユーシンから臼ヶ岳南尾根にて登り、棚沢ノ頭から下山する周回にて歩いてきました。

所用があり遅くなってしまいました。 15時に玄倉出発です。

この発電所の壁画、以前はなかったよな・・ 神奈川県のシンボル「やまゆり」と丹沢のシンボル「鹿」って感じでしょうか。

この建材屋さんが稼働しているのは初めて見ました。 ここを歩く時はいずれも日曜だったのかと、その場で納得。

玄倉林道の途中に大きな落石・・

上を見上げたら怖ろしくなりました。 急いで立ち去ります。

中は真っ暗な青崩隧道。 ヘッドライト点灯です。

隧道下の渓谷。 仏岩の崩壊は進行中です。

ピンボケです。 今回も玄倉ダムは放流中でユーシンブルーがありません。

ユーシンに到着した時は真っ暗・・ この日はここで野宿です。

 

翌朝は5時に出発。

臼ヶ岳南尾根の入口は不明瞭です。 やむを得ず尾根を目指して林間の斜面を這い上がります。

尾根を半分ぐらい進んだ所で空が明るくなってきました。

やがて周囲も明るくなり、ようやく行く手が見えるようになりました。

同角ノ頭と檜洞丸の山頂に日が当たり始めました。

ご来光です。 気温が低くて風が強い・・ 寒いので陽光が恋しい。

手が悴んでしまいました・・ 持参してきたペットボトルには氷が張っています。

ヤセ尾根は風が強いので木に摑まりながら移動です。

山頂の接近を感じます。

8時に臼ヶ岳山頂到着。 山頂から望む蛭ヶ岳。 素晴らしい!

丹沢主稜縦走路に到着。風が少ない場所を探して小休止です。

縦走路を蛭ヶ岳目指し進みます。

蛭ヶ岳に取りつきました。

中腹から。 これまで歩いてきた方向を振り返ります。 手前真ん中が臼ヶ岳です。

急坂を登り詰めると行く手に蛭ヶ岳山荘。

10時に山頂到着。 過去に何度か来ていますが晴天は初めてです。

晴天のパノラマビューを楽しみます。 西側です。 南アルプスが全部見えま。

ということで南アルプス拡大。 北岳山頂は雪雲の中です。

南西側です。

南側です。

東側です。

西高東低の気圧配置なので、北側は雪雲だらけですのでこれにて終了。

11時半に再出発。 山頂でゆっくりし過ぎました。 主脈縦走路を南へ。

鬼ヶ岩から蛭ヶ岳。

棚沢ノ頭に到着。

ユーシンへの道標。 今にも朽ちてしまいそうです。

下降開始です。

このルート、臼ヶ岳南尾根とは異なり一般登山道なのでしっかり踏み跡が付いています。

行く手にこれから進む尾根が見えます。

急坂の途中で振り返る。 なかなかの悪路です。

急坂下降が終わると、広尾根。

中腹まで下りたところで、また行く手が見えました。 眼下にある熊木ダム湖がトレイルルートの終了点です。

引き続き下降です。

13時半にトレイルルートが終わりました。 ここから玄倉まで3時間ちょい。 ギリギリの時間です。

ちなみにこの橋はこんな感じです。

熊木ダムにはユーシンブルーがありました。

 

以上にて終了です。

寒波の襲来で冬型になった週末、凍えてしまいそうな旅でした。

そして今回のルート、半獣道です。

特に臼ヶ岳南尾根はトレースが少ないし、下山時は支尾根に迷い込みそうな感じの箇所がいくつもありました。

では引き続き次なる山や滝を目指します!