そこに山と滝があるから

「そこに山と滝があるから」をご愛読いただいている皆様へ

去る9月2日、本ブログの執筆者である影山貴久が永眠いたしました。
山と滝を愛していた影山らしく、沢登りの途中で倒れ、帰らぬ人となりました。
故人ならびに本ブログへの生前のご厚意に感謝申し上げます
故人・本ブログに関するお問い合わせは以下のメールにお願いいたします。
combridge-info@combridge.co.jp

安倍奥 山伏(やんぶし)へ

今回は安倍川の上流、安倍奥の山伏をピストンしてきました。

山伏登山口へ。

西日影沢の右岸と左岸を行ったり来たり。

昨年の台風19号でやられたのでしょう・・

長い間放置されたわさび田。

大岩。 皆さんが集めた杖だらけ。

静岡市は手書きが基本?

蓬峠に到着。

大谷嶺。 南側の斜面は大谷崩れ。

宝永地震で山体崩壊したらしいですが、怖ろしい・・

所々にベンチ。

雪ではなく霰かな。

西日影沢分岐に到着。左は山伏小屋、右が山頂です。

間もなく山頂。 空が青い。

素晴らしい。 12月に雪がない富士は珍しい。

これ、山伏山頂お決まりの絵らしいです。

富士の南側には愛鷹と駿河湾。

広い山頂です。

北西側の眺望。

光、茶臼、上河内、聖、赤石、荒川、布引に笊。

ズーム。 左から上河内、聖、赤石。

光をズーム。 ハイマツ帯のイザルガ岳が白い。

 

以上で終了です。

山伏は人がいない静かな山でしたので、今回も密や飛沫を

気にする必要はありませんでした。

引き続き新たな生活様式を意識しながら、次なる山を目指します!

笹山(黒河内岳)へ

今回は南アルプスの笹山(黒河内岳)へ。

奈良田よりスタート。

北沢峠行きのバスには運行中止の貼り紙。
風化度合いから時間の経過を実感します。

奈良田湖を渡ります。

笹山登山口。

登山道横にある取水口上部までも、その先も急登。

踏み跡はほとんどありませんが、時折り道標があるのと、

ピンクリボンなどでルートを明示してくれています。

このルート唯一の水場。

水は4リットル担いでますので通過です。

行く手の斜め北側に白河内岳のピーク。

肩に到着。

肩の先は積雪が多くなり始め、急登に次ぐ急登。

ガレ場に到着。

ガレ場の先の窪地に幕営。
この日の晩は爆風が吹き荒れていました。

 

翌朝。

未明に降った霰で古いトレースが薄くなりました。

装備をデポしてきたとはいえ、急登が苦しい。

ルートがいまいち不明瞭ですが、ピンクリボンに救われます。

山頂の接近を感じます。

笹山南峰に到着。 山頂標バックは塩見。

南峰は視界がいまいちなので、北峰を目指します。

笹山北峰に到着。

北側は白河内、広河内、その先に農鳥。

北東は鳳凰三山。

東は富士。 雲海が富士の形に盛り上がっています。

南は荒川。

西は塩見。

塩見の横に月。

下山開始。

下山途中、北岳現る。

ガレ場下は急坂。 全装備を持っての下降はキツイ・・

奈良田にある農鳥オヤジの拠点でオヤジに会いました。

4年ぶりです。

下界でもヘッドライト付きのヘルメットを着用しているとは・・

愛犬のモミジは元気なのか聞きたかったのですが、聞けませんでした・・

 

以上で終了です。

今回は2日間笹山の山中にいましたが、動物にすら会うことがありませんでした。

密や飛沫を気にする必要がない山でした。

ではまた新たな生活様式にて次なる山を目指します!

空木岳へ

今回は中央アルプスの空木岳ピストンです。

マセナギの先で夜明け。 塩見岳の横から日が昇ります。

木曽駒。

日が昇りました。 晴天です!

と思っていたらガスが・・

空木平分岐まで到着。 空は白い・・

トイレに寄りたくなったので空木平避難小屋へ。

駒峰ヒュッテへ向け上昇。

続いて山頂へ向け上昇。 真っ白・・

山頂に到着。 しかし視界はなく、風が強い・・

長居は無用。 下降開始。

駒峰ヒュッテ。

白い砂に数々の巨大な奇岩。

石を並べて作られたヘリポート。

名物の駒石。

その先には青空が。 真っ白なのは山の上だけのようです。

池山避難小屋前の水場。 おいしい水です。

林道終点の手前で冬毛のカモシカに睨まれました。

 

以上で終了です。

360度パノラマを期待していたのですが、残念です。

いつかリベンジしたいと思います。

ではまた次なる山を目指します!

常念岳へ

天候が安定した週末、常念岳へ向かいました。

一ノ沢を朝5時半にスタート。

一ノ沢から2kmほど歩いたところで明るくなってきました。

モルゲンロート!

快晴です!

ご来光!

ツルツルです。

渡渉も滑ります・・

これ登りはいいけど、下山は危険ですね。

最後の水場・・

ベンチ3つ。

常念小屋に到着!

引き続き山頂を目指します。

雪はほとんど融けてしまったみたいでほぼ夏道です。

三股への分岐。

山頂に到着!

穂高全部!

大キレット、南岳、槍!

左に八、富士、右は南アルプス!

蝶ヶ岳!

鷲羽に水晶!

手前に大天井、奥に立山、劔!

燕の先に後立山全部!

戸隠、妙高、火打!

いやー素晴らしい!

山頂での景色を十分に堪能したところで常念小屋に

戻るとテントが数張り。

抜群の天気なので、星空や安曇野の夜景がきれい

なんだろうな。

今回はピストンなので下山開始です。

下山しました。

下山中の危険個所でアイゼン装着を省略したら、

氷の上で転びました。

面倒くさいなどと言ってはダメですね。

今後の教訓にします。

 

ではまた次なる山を目指します!

雁坂峠から雁峠と笠取山へ

4年前に瑞牆山荘から雁峠までを歩いたことがあるのですが、

その時は雨天で視界が悪かったので、改めて雁坂峠からを

歩き直してみました。

道の駅みとみ横の登山口から入山。

林道をしばらく進むと雁坂トンネル料金所。

トンネルの先は秩父です。

1時間ちょい歩いて林道の終点。

ナメラ沢沿いの気持ちのよい道です。

クマ笹に囲まれた斜面に差し掛かると急登。

間もなく稜線。

雁坂峠に到着。

雁峠を目指し、先に進みます。

少し進んだ先で振り返ると、雁坂峠の先に破風山と甲武信ヶ岳。

気持ちがよい場所です。

水晶山の山頂に到着。 眺望なし。

その先はまたクマ笹。

素晴らしい!

古礼山の山頂は巻き、その先の燕山。

この山で2000m越えの稜線は終了です。

燕山にはシャクナゲが群生していました。

春から初夏は華やかな山になるのでしょう。

雁峠に向け下降。

下降中の斜面から笠取山。

小さな分水嶺。 3つの川の分水界とのことです。

笠取山の取り付き。

何気に急登・・

笠取山山頂。

下山は雁峠から新地平へ。

 

以上で終了です。

今回は雲が多めでしたが天気には恵まれました。

この稜線からの景色を堪能させいただきました。

では、また次なる山を目指します!

久々の丹沢主脈縦走

2年半ぶりに縦走してきました。
昨年の台風19号により焼山への登山道が崩落しているとの情報で、
今回は少し先のバス停「平丸」より朝8時に入山。

ここの登山口にも注意喚起の貼り紙。

紅葉がきれいです。

稜線の平丸分岐。 焼山方面は通行禁止になってました。

気持ちよい稜線の道をひたすら進みます。

姫次に到着。

素晴らしい!

楓がきれいに色づいています。

蛭ヶ岳の階段地獄の入口に到達。

本格的な階段地獄がスタート。

頂上が見えました。

頂上に到着。

ちょっと休憩しようと思っていたらヘリがやって来て、
人がいっぱい降りて来たので居場所をなくす・・

やむを得ず先に進みます。

またやって来ました。
どうやら登山道整備の作業員を輸送しているようです。

登山道脇には物資の荷上げ目標が点々と。
この縦走路はやがて木道と階段だらけになるのでしょう。

鬼ヶ岩から蛭ヶ岳。

丹沢山のみやま山荘上空にもヘリ。

輸送の次は荷上げ運搬でヘリが行ったり来たり。

みやま山荘に到着。 燃料を荷上げしているようです。

ここでも休憩は出来ません・・

先へ進みます。

塔ノ岳山頂に到着。 誰もいません。

大倉尾根にはマユミの木に実がついてました。

大倉尾根にも誰もいません。

 

以上で終了です。
下山前に暗くなるだろうと覚悟をしていましたが、
日没前の16時半に大倉へ下山できました。
約21km、8時間半の山トレーニングでした。

南八ヶ岳へ

少し前の山行です。

夏の終わりに長男と南八ヶ岳へ登りました。

赤岳鋼泉のテン場に幕営して宿泊。

翌朝は文三郎尾根を赤岳に向け上昇。

阿弥陀岳。

権現岳、奥には南アルプスの山塊。

赤岳の山頂に到着。

硫黄岳を目指します。

山頂を振り返る。

赤岳展望荘は荷上げ中。

横岳通過中。

大同心と小同心。

先へ進みます。

硫黄岳に到着。

コロナ禍の夏、ストレス発散になりました。

また一緒に歩こうと約束し、今回の山旅これにて終了です。

岳沢から前穂高岳へ

蝶ヶ岳の山頂より眺めていた穂高に登りたくなり、行ってきました。

上高地へ。 曇りです。

霞沢岳。

岳沢へ向け上昇。

岳沢小屋に到着し、テン場に幕営。

しばらくすると雲が晴れ、快晴に。 直射日光が暑い・・

 

翌朝は2時に岳沢を出発し、5時半に前穂の山頂に到着。

奥穂高岳モルゲンロート。

素晴らしい世界ですが、気温が低いうえに強風なので寒い・・

奥穂、北穂、槍。

表銀座方面。

岳沢、上高地方面。

広い山頂です。

寒いので下降開始。

登る時は暗くて高所感があった箇所も、明るいと大したことない。

岳沢パノラマ。

岳沢を拡大。 紅葉がきれいです!

暑い・・ 山頂の寒さは何だったのか・・

秋の空に紅葉が映える。

ジャンダルム、すごい岩山です。

岳沢で装備を回収したら下山開始。

上高地へ下山しました。

 

以上で終了です。

平日の岳沢と前穂は空いていました。

素晴らしい秋空に紅葉、よき旅になりました。

 

引き続き新たな生活様式を意識しながら、次なる山を目指したいと思います。

蝶ヶ岳へ

ずいぶんご無沙汰してしまいました。

1年ぶりでしょうか?

オリパラが終わるまでは仕事優先と意気込んで頑張ってきましたが、

そのオリパラは延期が決まってしまい意気消沈でした。

しかしこのコロナ禍においても仕事は常に動いており、この度ようやく

一連の案件が終わりましたので、新たな生活様式を意識しながら山へ

登ってきました。

蝶ヶ岳への登山口、三股より入山。

登り始めて1kmのところにある名物「ゴジラみたいな木」。

麓の空は曇っていましたが、標高2000mを越えたら青空。

稜線に到着。 穂高一望です。

蝶ヶ岳山頂です。

本日の宿泊地は蝶ヶ岳ヒュッテのテン場です。

山での新たな生活様式としてテン泊は常識になったようです。

新品のテントも複数見受けられました。

この幕営指定地は30張とされてますが、200張近くあるのではないでしょうか・・

翌朝、日の出です。

素晴らしい!

蝶槍からの槍ヶ岳。

常念岳。

眼下には上高地。

蝶ヶ岳に戻り、下山準備を終えた頃には日が高くなり、そして快晴です!

 

以上で終了です。

これから紅葉が始まりますので、また新たな生活様式にて山へ向かいたいと思います。

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