そこに山と滝があるから

熊倉尾根から飛龍山

今回は奥秩父山塊の東端にある飛龍山(別名:大洞山)です。

丹波山(たばやま)村の「道の駅たばやま」よりスタートです。

入山点を探し、道の駅から45分ほど車道歩き。

入山点を発見。

薄いですが踏み跡はあります。

しばらく登ると日が差してきました。

危険な箇所はありませんが急登です。

急登尾根をひたすら登り詰めです。等間隔に「用地境界目標」という杭が立ってますので、非常に分かりやすい獣道です。

途中で獣の気配を感じ、前方や周囲を見渡すと猿だらけ。 猿の群れと共に登山するのは初めての経験です。

標高1500m付近まで上がりました。

左手の木々の間にこれから進む前飛龍。

山頂の接近を感じます。

熊倉山(別名:火打山)の山頂に到着。 ここから一般登山道です。

登山道であるミサカ尾根を先に進みます。 一般登山道へ入ったのに誰もいません。

行く手に前飛龍が近づいてきました。

前飛龍に取り付きました。 岩稜帯の道を三点支持で登り詰めです。

前飛龍の山頂下の露岩に到着。

露岩上より東側、雲取山から七ッ石山、その先に鷹ノ巣山へ続く石尾根。

南東側には三頭山や御前山、奥には丹沢の山塊。

南は大菩薩嶺、奥に富士山。

大菩薩嶺と富士山拡大。

南西方面は南アルプス。 全部見えます。

北西方面は笠取山から甲武信。

先に進みます。 少々雪が深くなってきました。

飛龍権現に到着。 奥秩父の縦走路ですが、人影はありません。

山頂を目指して更に進みます。

飛龍山の山頂、標高2069mです。 この山頂は森林に覆われていて眺望はありません。

下山開始です。 前飛龍に向かう途中で雲取山から続く稜線が確認できました。

再び前飛龍から望む富士。

前飛龍の露岩のピークへよじ登ってみました。 奥秩父の山塊一望。 金峰山まで見えます。

ついでに南アルプス。 いやー素晴らしい!

下山で進むミカサ尾根。 中央に見える低いピークが熊倉山。 右手の尾根は私が登って来た熊倉尾根です。

下山は一般登山道のみ。 サオラ峠から丹波まで下降です。

等高線に沿いジグザグに下降するこのルート、結構危険です。

斜面のルートは消されつつあり、標高を下げると落ち葉が堆積していて足元がよく分かりません。

丹波に到着です。

 

以上で終了です。

分かってはいましたが、飛龍は深い山です。

そして隣にある雲取山とは異なり人がいません。

 

では引き続き次なる山を目指します!