社長日記

侍になってみる

外国人観光客に「侍体験」が大人気というニュースを先日見ました。

世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の人気ランキングでも上位に入って
おり、「日本文化の体験」として注目されているということです。

侍体験といえば、昨年、鹿児島県に訪問した際「川内戦国村」という
施設の見学に行ったのですが、まさにそこは「侍の世界」でした。

この施設を運営しているのが、日本の甲冑の9割のシェアを誇る、丸武産業さん。
映画やNHKの大河ドラマ等の甲冑のほとんどを手掛けているそうで、戦国村の中にも実際に
撮影で使われた甲冑が展示してありました。

熟練の職人さんが手づくりでつくるこだわりの甲冑は大変質が高く、かの世界の黒澤監督の
「乱」で使われたのもこちらで造られたものだそうです。

以前、来日した中東の王族が大変気に入って、2000万円分ご購入された、という嘘のような
本当の話しもあるとかないとか(笑)。

戦国村の展示室の中には、実際に薩摩の侍が戦国時代に使っていた甲冑、刀などの武具も展示
されていて、まさに戦国の世にタイムスリップしたような不思議な空間でした。
「侍の本場(?)」ともいえる薩摩で、甲冑&侍体験を外国人向けにやれば喜んでいただけるの
ではないでしょうか。(京都より、薩摩の方が本物感絶対ありますよ!)

見学者向けに試着用の甲冑がありましたので、私も記念に兜だけ装着してみました。

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いやぁ、とても弱そうな、頼りない侍のできあがり(笑)。

イベント用の体験コースは全国に出張対応もできるそうですので興味がある方はお問い合わせ
してみてはいかがでしょう?

今日はこれで!

(続・続) キヨスクが!

なんと!しばらくはシャッターのままで放置と思っていたのに、月曜日には忽然と
姿を消していたのです!

何が?って、8月31日をもって閉店した新宿駅13番線ホーム上のキヨスクです。

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いやぁ、もうここにあった事すら分からない、その残り香さえ感じさせない見事な
消えっぷり(?)に驚きです。

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仕事が早いというか、なんというか。
前にも書きましたが、もう誰も思い出す事もないのでしょうかね・・・。

今日は、これだけ。

逆さまにしてみる

「常識」というのは、一般の社会人として共通に理解されている知識というようなことで、
まぁ、簡単に言うと、「普通それはそうだよね、うん。」というようなモノゴトを指します。

「常識をくつがえされた」という経験は、誰しもあるかと思います。
私も沢山ありますが、今日はその一つ「逆さまのピラミッド」について。

それは、カール アルブレヒトの著書「逆さまのピラミッド」で書かれていることです。

ここでの「ピラミッド」は、組織の構造を表すもので、一般的には上のとんがりが社長で、
山のすそ野は平社員というもので、それが「常識」ですよね。

それをくつがえして、頂点だった社長が一番下、その上に管理者で、一番上が現場第一線の
従業員になるのが、「逆さまのピラミッド」です。

これが何を示しているのか?

・企業にとって一番重要なのは「お客さま」であり、その評価が企業価値につながる。
・お客さまのその会社に対する評価は、その会社とお客さまとの接点で起こることで決まる。
(これは「真実の瞬間」と呼ばれてます。これはまたいつか。)
・故に、お客さまとの接点は会社にとって非常に重要である。
・お客さま接点を担っているのは第一線従業員(現場社員、パート、アルバイト等)である。
・その第一線の質の向上を最重要と捉え、そこに問題や課題があれば、管理者が解決し、
管理者が解決できない課題は役員、社長が責任を持って解決する。

つまり、管理者、役員、社長は第一線を支え、バックアップすることが仕事であり、顧客志向の
組織はこうあるべきだ、ということを表しているのが「逆さまのピラミッド」です。

ある企業の「顧客満足向上」がテーマのシンポジウムの講演ではじめてこの考えを知った時、
「へぇー、そんな考え方があるのか!」と、正に「常識をくつがえされ」、驚きと感動を覚えました。
もう20年くらい前の事です。

この考え方は、我々の主たる業務である「イベント」や「セールスプロモーション」においても、
「本当にその通りだ!」と、まさに目からうろこの想いでした。
「自分たちの仕事でそれがちゃんと出来ているだろうか・・・。」ということを反省も含めて、
色々と考えさせられた貴重な経験でした。

「常識」を逆さまにしてみると、大事なことが見えてくる。
仕事をしていくうえで、常に肝に銘じておきたいことです。

今日はこの辺で。

(続報)キヨスクが!

今朝の新宿駅13番線ホームです。

当たり前ですが、閉店してしまいました・・・。

分かってはいたものの実際にシャッターが閉じたお店を見ると、なんとも寂しい気持ちに
なりました。

私が見ている間だけでも、何人もの人が店の前に立ち止まり、閉店のお知らせの張り紙を
見て、静かに立ち去っていきました。

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私も近づいてまじまじと見てみましたが、昨日まではあまり気にならなかった塗装のはがれやら
汚れがやけに目立って、何年もの間風雨にさらされながらこのお店が過ごしてきたであろう年月を
感じました。

静まり返ったお店で、なぜか看板の行燈の照明だけは点灯していて、赤い地に白抜きの「KIOSK」の
文字がくっきりと浮かんでいました。

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暫くはシャッターが閉まった状態でしょうが、近いうちに撤去工事が行われ、お店の姿も無くなってしまい、
ここにキヨスクがあった事もいつしか忘れ去られてしまうのでしょうか。

かくいう私も、忘れてしまうんだろうなぁ・・・。
でも、今日だけは、心からお疲れ様でした。

7月で既に1000万人超え!!

さて、何の人数でしょう?

答えは、訪日外国人旅行者の人数です。
今年1月から7月末までで約1106万人となったニュースが少し前に話題になりました。

統計開始以来最速で1000万人を超え、前年同期比47%増だそうで、勢いを感じ
ますね。
政府の目標は、東京オリンピックの2020年までに年間2000万人達成でしたが、
年間3000万人に上方修正するというような話も出ているとか、いないとか。

ニュースでは「政府一丸となった取組みが功奏」という太田国交相のコメントが紹介
されていました。
まぁ、自画自賛も良いですが「民間や自治体の努力」を先に褒めてあげれば良い
のになぁ・・・、と感じました。

もちろん、国の取組みの効果が全く無いとは思いませんが、実感としては周辺諸国の
経済成長や円安を背景とした「自然増」が基本にあり、それに加えそれぞれの地域や
民間事業者の情報発信や受け入れ強化等の成果が数字にも現れてきたと感じますが、
皆さんはどう思われますか?

東京で普通に通勤・移動しているだけでも、外国人観光客が増えているのは見るからに
分かります。
東京駅や銀座には数年前からですが、今年に入ってから、新宿や会社のある四谷にも
外国人観光客の姿が日に日に多くなっているのは間違いないです。

日本の観光立国としてのポテンシャルはまだまだこんなもんじゃない、年間5000万人
でもおかしくない、という有識者の意見もあるようです。
大規模災害や国際的な紛争などの影響がない限り、私も、それ位のポテンシャルは
あると思っています。(政府の目標試算、ちょっと安全策過ぎやしませんか?)

ここに、予言しておきます。
●予言1 訪日外国人旅行者数年間2000万人は今年中(2015年)に達成。
●予言2 2020年には年間3000万人をはるかに超えるだろう!
●予言3 2017年までに、コムブリッジに「インバウンド事業部」が出来る!
(予言3だけは、確実?)

それでは、また!

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