そこに山と滝があるから

日光白根山へ、でも途中まで

今回も出張ついでの山行です。

宇都宮での現場終了後に、日光白根山へ向かいました。

今回の現場は栃木県の仕事であり、登る山とルートは栃木県に拘ってみました。

現場終了後に中禅寺湖へ。 この日はここで1泊です。

そして翌朝は6時に出発。 男体山の山頂は雲の中です。

白根山の方向はガスっています。

戦場ヶ原です。 真っ白・・

戦場ヶ原から望む朝焼けバックの男体山。 素晴らしい!

湯ノ湖に到着。 目の前には白根山の大きな山塊です!

湯元温泉からスタートです。

この栃木県側のルート、白根山に登るには最も長く、そして最も高低差があるのです。

登山口に到着。 入山です。

五色沢沿いの林の中を進みます。

しばらく進むと急斜面が接近。

薄いですが、踏み跡はあります。

登山道を外れました。 膝下ぐらいまで雪に埋もれますので、ラッセルです。

車の中にワカンを残置してきた事に後悔です・・

1週間前に気管支炎を患ったのですが、このラッセルは肺がキツイ・・

中曽根の尾根に出ました。 呼吸困難の中でのラッセルは苦しかったです。

ここに至るまでに、コースタイムの1.5倍ほど時間を要してしまいました。

トレ-スのない気持ちよい尾根を進みます。

一般登山道の分岐発見。 一般登山道にもトレースはありません。

尾根をしばらく進み、国境平のちょい手前までやって来ました。

右手には前白根山。

行く手にには五色山。 白根山の山頂はその奥です。

その先にて前に進むのを止めました。

時間的に五色沼辺りまでは進めたのですが、白根山の山頂を踏むには少しだけ時間が足りません。

今回の体調、そして後の行程を考えると、ここまでにするのが賢明だと判断しました。

私のトレースを辿り、下山開始です。 眼下に湯ノ湖、その先に男体山。

下山後、戦場ヶ原より日光白根山を振り返ってみました。

再び男体山。

 

今回は以上で終了です。

夏山のコースタイムで8.5時間ほど。

状態がよければピストン出来るかなーと思っていたのですが、甘かったです。

雪、体調共にコンディションが悪すぎたなどというのはただの言い訳であり、そもそも積雪期に日帰りでやるコース

ではなく、そんな事は最初から分かっていたことです。(って自分に言い聞かす・・)

 

そんな今回の山旅でしたが、そもそものテーマは登頂ではなく、栃木県の日光白根山です。

ロープウェイがある群馬県側のコースとは異なり、誰もいない栃木県側の尾根を満喫させていただきました。

また下山後は栃木の秘湯で、日本で4番目に濃い硫黄温泉と言われる、奥日光湯元温泉を満喫させていただきました。

栃木県にある日光白根山を、私なりに楽しむことが出来ました。

 

呼吸器系がイマイチな状態ではありますが、引き続き次なる山や谷を目指します!