今回は旧東海道を箱根湯本から三島までの約30kmを歩いてみました。
箱根湯本のあじさい橋からスタートです。
最初は旧東海道の車道歩きです。 暑い・・
旧街道の入口に到着。
この石畳は255mで終了・・
石畳の出口には紫陽花が!
奥湯本を右手に見ながら長い国道歩きです。 暑い・・
暑いですが、気持ちいい!
鎮雲禅寺の霊泉の滝。 何かを感じる場所です。
そんな鎮雲禅寺には、箱根霊験記で有名な勝五郎と初花の墓があります。
物静かな老犬が迎えてくれました。(尻尾をふりふりしながら喜んでくれました。)
「ホテルはつはな」のちょい先でようやく国道とはお別れです。
歩道の下には須雲川。 マイナスイオンに包まれます。
涼しい風に吹かれ、気持ちがいい!
渡渉箇所もありました。
その先に「石割坂」。
ここから本格的に石畳が始まります。
そして読み物が増えますので、なかなか前に進めなくなりました。
坂の説明も書かれていますので、ついつい読んでしまいます。
畑宿に到着。 行く手に二子山です。
本陣跡。 読み物だらけ・・
昔の案内柱・・
先に進みます!
ひたすら続く石畳。 昔は馬に草鞋を履かせていたらしいですね。
石畳の下に箱根新道・・ 何てことだ・・
車道に上がります。
車道を少し進むと橿木坂(かしのきざか)。 ここから暫し階段地獄です。
見晴らし茶屋はこの階段の上。 パスです・・
先行者に追いつきましたが、あっという間に追い越しました。
猿滑坂。 斜め読みで進みます。
甘酒茶屋に到着。
見事な藤棚です。
甘酒茶屋の先は人が増えました。 芦ノ湖界隈を散策する健脚な観光客がハイキングしている感じです。
石畳の広い道が続きます。
権現坂。 読んでの通りです。
杉並木に出ました。 ここを抜けると芦ノ湖です。
芦ノ湖に出ました。
賽の河原。
湖畔で小休止です。 駒ヶ岳がキレイです。
関所を目指します。
関所を通過。(本当は通過ではなく迂回です。)
とこや。
かの有名な箱根駅伝の往路ゴール&復路スタートの交差点。
芦川から再び石畳が始まります。 国道の下を潜ります。
芦ノ湖から先の石畳はあまり歩かれていない感じがします。
420本の老杉が残る。
上を見上げるとこんな感じです。
石畳は一旦終わり、また車道です。
箱根峠付近は箱根新道などが複雑に交差していますので、この車道歩きは箱根越えの行程の中で一番危険な場所だと思います。
写真を拡大クリックして読んでください。 辛い話しです。
峠の地蔵。 すごい! 写真を拡大クリックして読んでください。
パーキングの脇にひっそりあるのですが、三島青年会議所の力作ですね。(よく調整しましたね!)
ここから三島宿へ向け下りが始まります。
静岡県側には分かりやすい案内板がありました。(以降この案内板は要所に設置されています。)
藪の中のトンネルです。 これは放置したら1年で道が消えてしまうことでしょうね。
石畳は少し荒れ気味です。
再度国道に出て、歩道歩き。 暑い・・
接待茶屋。 ルビ入りの読み物です。
徳川・・
かぶと石。
明治天皇が休憩した場所・・
なんだかよく分かりませんが、すごいです!
静岡県側の方が石畳がいっぱい残っている気がしますね。
石畳の脇には、紫陽花にコデマリ。
まだまだ続きます。
雲助徳利の墓。
ここで偲ばれている久四郎さんがどんな人だったかを知りたければ、写真を拡大クリックして読んでください。
山中城に到着。
以前見学したことがあるので、今回はパス。
更に旧街道の石畳は続きます。
通行止め。 工事中とのことです。
駿河湾、そして沼津アルプス。
また始まりました。
石畳が切れたところにSKY WALK。 この広告見たことあります。 大きい吊り橋がある新しい観光地ですね。
まだまだ続きます。
旧街道なのか、農道なのか・・ 轍があります・・(完全に軽トラの道です)
そんな農道?の脇にはジャガイモの花が満開です。
石畳の旧街道は終わりました。
里山の中の坂道をしばらく下ると、箱根路の石碑。
この集落には写真愛好家が多いのか、お寺や民家の軒下に皆さんの写真を展示する「軒下美術館」というコーナーがありました。
ここでもついつい鑑賞してしまいますので、足が止まります。
松並木。
一里塚。
静岡県側の旧街道入口に到着。
タバコと肥料の専門店、「莨屋肥料店」。
今回の旅の終着点「三嶋大社」に到着しました。
お詣りです。 箱根路を無事終えられたことを神様にご報告です。
三島は水の都です。 溶岩で濾過された清水がこんこんと湧きだしています。
以上で終了です。
以前から歩いてみたいと思っていた旧東海道の難所「箱根路」。
こんなにも多くの石畳が現存していることは知りませんでした。
近年に復元した箇所も多いみたいですが、保存のために整備いただいている方々に感謝です。
そして遺跡や史跡、また読み物が多く、ついつい足を止めてしまいますので、何気に時間がかかります。
ゆっくり鑑賞したいという方は、芦ノ湖界隈に一泊されることをお勧めします。
では引き続き次なる山や谷を目指します!