日本百名山７９座である、南アルプスの「鳳凰三山」に登ってきました。

　

ＪＲ韮崎駅よりバスで「青木鉱泉」へ。

　

温泉は無味無臭ですが、湯を舐めてみると鉄を含んでいることが解ります。

宿泊と入浴のほかテン泊もできますが、テン場はあまり利用されていないのか、少々荒れている

感じがしました。

　

ドンドコ沢ルートで登山開始です。最初はドンドコ沢沿いの緩やかな山道を進みます。

登山口の標高は１１００ｍほどです。

　

暫く進むと目の前に観音岳のピークが・・　大きい・・

そして大崩落地です。少々恐怖を感じながらザレ場を進みます。

　

その先は急登に次ぐ急登です。　途中の清水に癒されながら、ただただひたすら登るのみ。

「南精進ヶ滝」に到着です。標高は１５００ｍほどです。

　

更に急登を進み、ピーク方面を望むとガスが・・

「鳳凰ノ滝」に到着です。

ちょっと遠いので少し拡大！

　

その後も急登、急登、急登！

「白糸の滝」に到着。　標高は１９００ｍ。　ガスに覆われ展望はイマイチ・・

　

更に急登が続き、「五色の滝」に到着。　標高は２１５０ｍ。　滝上にはガスが・・

ガスが晴れたところで改めて見ると、滝上は見事な紅葉が！

標高２０００ｍ超は既に初秋です。

　

標高２３００ｍを越えると急登は終わり、ピーク方向が望めましたが、ガスで見えない・・

とはいえ、紅葉はきれいです。

　

鳳凰小屋に到着です。標高は２４００ｍほどです。

　

おっ、ゴミ捨て注意喚起の看板が！　（熊）にしているところに照れを感じます。

今晩の宿泊地はここのテン場です。

 

そして翌朝です。

晴れです！　急いで出発です。

　

急登に次ぐ急登を進むと、地蔵岳のピークが近づいてきました。

　

ここで森林限界を越え、その先は急なザレ場。そして行く手に「オベリスク」が！

空はいつの間にか快晴です！

背後の展望も開けました。　雲海です！　奥秩父の山稜が浮かんでいます。

地蔵岳山頂、標高２７６４ｍに到着。

西側の山頂ビューです。　甲斐駒の全容が！

東側の山頂ビューです。　雲海に浮かぶ富士山が！　すばらしい！

北側の山頂ビューです。　八ヶ岳連峰が！

　

そしてオベリスク。　写真では伝わらいでしょうが、でかい！

　

地蔵だらけです。　拝んでも拝んでも足りません。

この他にもオベリスクの岩の裂け目などにも無数の地蔵がありました。

なぜ地蔵だらけなのか？ということが気になる方は自分でお調べを！

地蔵岳を出発し、しばらく進むと北岳、その奥に間ノ岳から続く赤石山脈が！

地蔵岳の山頂付近山容ビュー。

もう一丁！

　

ウラシマツツジ、タカネビランジ

北岳に仙丈ヶ岳！

　

ナナカマド、ダケカンバの見事な紅葉！

素晴らし過ぎる！

観音岳、標高２８４０ｍに到着。

観音岳の山頂ビュー。

　

薬師岳のピークが近づいてきました。

　

薬師岳山頂、標高２７８０ｍに到着。　ん？イルカ岩？

山頂全景。　広いです。　真ん中に雲海に浮かぶ富士山。

最後に富士山を真正面に見ながら下山開始です。

　

下山は中道コース。　約３時間のひたすら急坂下降です。

急下降を終えると、クマササ覆われた緩やかな森林帯。

登山口に到着。　廃屋が目印です。

 

いやぁー気持ちがよかった！

シルバーウィーク最終日がメインの山行。

テン泊装備を背負っての急登＆急下降は少々疲れましたが、山小屋、山道共に

空いていて、そして何より天候に恵まれた旅でした。

 

これから秋が徐々に標高を下げてきます。

紅葉狩りシーズンの到来です！

また次なる山を目指して行動あるのみです！