そこに山と滝があるから

【山行】丹沢横断縦走(後編)

5ヶ月前に実行し、計画の半分で断念してしまった「丹沢横断縦走」。

それ以来、ずーっともやもやしている状態が続いていましたので、この度残りの計画を実行してきました。

 

先ずは西丹沢自然教室から犬越路へ。

CIMG8082 CIMG8096

「秋の山は要注意!」ですね。 行動可能時間も短ければ、転倒事故の危険性も高いです。

CIMG8117 CIMG8116

「犬越路」標高1060m、ここからやり直しです。

「加入道山避難小屋」は立て替え工事をやってるそうです。 トイレも出来るのかな?

CIMG8119 CIMG8120

出発です。 少し進んで振り返ると斜面に犬越路避難小屋。

CIMG8122 CIMG8127

更に進んで道端に「山の伝言板」。 今は活用されていないみたいです・・

ユーシンロッジ同様に松田警察からのメッセージですが、山好きな署員が異動してしまったのでしょうか?

CIMG8134 CIMG8140

今年の秋は足が早いと聞きますが、確かに山の紅葉はもう終わりに近づいています。

CIMG8129 CIMG8143

更に進んで、行く手に「小笄(ここうげ)」というピークが近づいてきました。

CIMG8150 CIMG8151

ここから大人のアスレチックスタートです。 急登にクサリ場です。

CIMG8157 CIMG8158

急登は一旦終わり少々下降。

CIMG8161 CIMG8164

その先はさらなるアスレチックが続き、小笄に到着。(たぶん・・)

CIMG8168

そして見事な眺望が! 後方には犬越路からの稜線、その奥に大室山。

CIMG8170

富士方面は霞んでいます。

CIMG8171

富士山を拡大してしてみましたが、よく見えません。

CIMG8172 CIMG8176

その後もアスレチックや急登が続き、

CIMG8177

前方に「大笄(おおこうげ)」、その先に「熊笹ノ峰」のピーク。

CIMG8181

後方は犬越路から登ってきた稜線。

CIMG8182 CIMG8183

更に急登が続きますが、振り返ると高度感があります。

CIMG8184 CIMG8188

熊笹ノ峰を抜けたところに、「神ノ川」へ下るヤタ尾根の分岐。

CIMG8192

ここでようやく「檜洞丸(ひのきぼらまる)」のピークが望めました。

CIMG8195 CIMG8196

暫く進むと檜洞丸の斜面上り坂。 一つ目の階段地獄。

CIMG8197 CIMG8198

檜洞丸への登山道には全てこれがあるみたいです。 そして二つ目の階段地獄。

CIMG8199 CIMG8200

階段地獄途中の富士ビューポイントですが・・

CIMG8202 CIMG8204

「檜洞丸」山頂、標高1601mに到着。

CIMG8209 CIMG8210

ここから蛭ヶ岳までの丹沢主稜ルートのスタートです。 手前に青ヶ岳山荘、奥に蛭ヶ岳。

CIMG8212 CIMG8215

青ヶ岳山荘の歩荷は充実したと聞いてます。 「ボッカさん募集」の掲示は外されてました。

CIMG8221 CIMG8223

ひたすら下降です。

CIMG8226 CIMG8229

急下降が終わると気持ちのよい尾根道。

CIMG8232

先ほどまで目線に見えていた蛭ヶ岳ですが、見上げるようになりました。

CIMG8239 CIMG8240

今度は上昇。

CIMG8241 CIMG8245

見事な紅葉です。 横を見るとかわいい鹿くんが!

CIMG8246 CIMG8250

また下降。 そして上昇。

CIMG8252 CIMG8253

更に上昇し、臼ヶ岳に到着。

CIMG8256

山頂からの蛭ヶ岳ビューです。 雲行きが怪しい・・

CIMG8263 CIMG8264

またまた下降です。

CIMG8268 CIMG8270

その先はアスレチック急登。

CIMG8273 CIMG8274

蛭ヶ岳のピーク直下まで上がりました。

CIMG8275 CIMG8277

「蛭ヶ岳」山頂、標高1672mに到着です。

CIMG8278 CIMG8279

山頂は静かです。 一晩お世話になる「蛭ヶ岳山荘」に到着です。

 

そして翌朝です。

CIMG8280

雲海が広がり、西側には檜洞丸と大室山。 1500mを越える山だけが見えます。

静かです。 風の音すら聞こえません。

CIMG8281

東側には同じく1500m越えの鬼ヶ岩ノ頭から不動ノ峰に続く稜線。

CIMG8285 CIMG8286

出発する頃には雲が標高を上げ、視界は真っ白になりました。

CIMG8288 CIMG8289

鬼ヶ岩に到着。 鬼ヶ岩からの蛭ヶ岳は全く見えません。

CIMG8292 CIMG8295

更に進んだ先でガスが晴れ、振り返ると蛭ヶ岳が!

CIMG8296 CIMG8298

丹沢の主脈は何度歩いても気持ちがよい稜線です。

CIMG8302 CIMG8304

不動ノ峰に到着。

CIMG8305 CIMG8318

眺望はありませんが、気持ちがよい稜線が続き、

CIMG8322 CIMG8323

丹沢山に到着。 宮ケ瀬まで11kmの丹沢三峰ルートスタートです。

CIMG8329 CIMG8331

CIMG8334 CIMG8335

CIMG8337 CIMG8343

下ってはまた上り返す、その繰り返しです。 西峰(太礼ノ頭)、中峰(円山木ノ頭)を越えました。

CIMG8345 CIMG8346

三つ目の峰、東峰(本間ノ頭)に到着。 ここからは下降に次ぐ下降です。

CIMG8348 CIMG8350

落ち葉だらけでルートが不明瞭です。

CIMG8352 CIMG8354

見事なサルノコシカケ。 周りを見渡したらいっぱいありました。

CIMG8355 CIMG8356

更に不明瞭な道が続きますが、標高1000mまで下るとガスが晴れました。

CIMG8359 CIMG8360

ようやく眺望が! 主脈のピーク方向を望むと雲の中です。

CIMG8361 CIMG8363

「金冷シ」に到着。 大倉尾根にもありますが、これを何と読むか、どうしてこんな名称なのか

気になる方は自分でお調べを!

CIMG8370 CIMG8371

これは怖い! 崩壊は現在進行形です。 この橋はいつか落ちてしまうことでしょう・・

CIMG8373 CIMG8376

「御殿森ノ頭」からの展望は「大山三峰山」。 そしてついに宮ケ瀬湖が見えてきました。

CIMG8379 CIMG8383

「三叉路登山口」に到着。 これで丹沢三峰ルート終了です。

CIMG8384 CIMG8387

「三叉路バス停」に到着。 偶然ではありますが、私の到着を見計らったように1時間に1本のバスも到着。

バスの車窓から歩いてきた方面を見ましたが、すっかり雲の中です。

 

今回は、1日目に西丹沢より犬越路経由で蛭ヶ岳まで11.3km、2日目に蛭ヶ岳より宮ケ瀬(三叉路)まで

13km、合計24.3kmを歩きました。

距離的に長いルートではないのですが、(覚悟していましたが)アップダウンが多かったので疲労困憊です。

とはいえ、この日の蛭ヶ岳山荘は宿泊者が私を含め4名。

2名は仲のよい山好きなご夫婦、またもう1名は丹沢の山をこよなく愛する有名な写真家でしたので、

楽しい山の話しを多く聞けましたし、そして思う存分寛ぐことができました。

ありがとうございます!

 

長くなってしまいました。

最後までお付き合いいただいた方、誠にありがとうございます。

 

これにて今年の目標はクリアです!

そしてまた次なる素晴らしい山、よき出会いを求め、引き続き行動あるのみ!

【紅葉狩りハイク】西沢渓谷

昨年のちょうど今頃、紅葉に染まる渓谷が見たくて、奥秩父の「西沢渓谷」を歩いてきました。

1年前の記録ですが、正に現在、見ごろ真っ最中ですのでご紹介させていただきます。

 

西沢渓谷へは「JR塩山駅」より「西沢渓谷」行きのバスに乗り、終点で下車。

DCIM0638

バス停を降りて暫く歩くと紅葉に染まる尾根が登場!

DCIM0639

バス停から30分ほどで、甲武信ヶ岳の登山口。

この先に甲武信のピークに向かう「戸渡り尾根」があるのかと思うとゾクゾクしちゃいます。

DCIM0642

気持ちのよい林道が続き、その先の「二俣」というポイントにかかる橋の上からは、

DCIM0643

紅葉に染まる谷の斜面、そして中央には「鶏冠山」! 素晴らしい!

DCIM0646 DCIM0647

橋を渡ると遊歩道が始まります。

DCIM0651

渓流沿いを進むコースに突入です。

DCIM0658 DCIM0662

DCIM0667 DCIM0669

きれいな渓流です。この写真はたぶん「三重の滝」。

DCIM0671

DCIM0672

渓流の上は紅葉。 日当たりのよい場所はきれいに染まっています。

DCIM0679

DCIM0682

DCIM0686

DCIM0696

1年前の記録なので、どの滝が何という滝なのかなんて、もはや分からなくなっています。

「人面洞」「竜神の滝」「恋糸の滝」「貞泉の滝」などという素晴らしい滝や淵が続きます。

DCIM0698

この景観は素晴らしい! 立ち止まって暫く見入ってしまいました。

DCIM0707

DCIM0709

これは「カエル岩」です。

DCIM0714

「七ツ釜五段の滝」です。 その名の通り見事な五段の滝です。

DCIM0721

滝の上から見たらこんな感じ。 きれいです!

DCIM0726

渓流巡りはここで終了です。 眺望が開けたところで雄大な「甲武信ヶ岳」が!

DCIM0728

西沢渓谷のハイキングコースは周回になっていて、半分は渓流沿いを進むコース。

残り半分は山の中腹に伸びる「旧森林軌道」を進むコースとなっています。

上部の写真はその森林軌道跡の遊歩道です。

DCIM0735

DCIM0736

遊歩道途中の「大展望台」からの眺望。 紅葉に染まる甲武信ヶ岳は圧巻です!

上の写真の右側、下の写真の左側の尾根が「戸渡り尾根」。 その先が甲武信のピ-ク。

また尾根右横の谷には「幻の滝」があるそうです。

DCIM0737

DCIM0738

最後は再び鶏冠山ビュー!

 

これにて終了です。

このハイキングコースの醍醐味は、往路と復路では全く異なった景観を楽しめることです!

所用時間は1周3~4時間。(個人差や歩き方によります)

高低差は350mほどしかありませんので、軽装でも大丈夫。

またコースの入口と最奥にはトイレがありますから、安心ですね。

 

紅葉の見ごろは10月中旬~11月上旬とのことです。

必見の渓谷美を楽しんでください!

 

いつになるか分かりませんが、甲武信に登り、国師~金峰~瑞牆へテン泊で縦走したいと

考えています。

そんな事を妄想しつつ、また次なる山を目指します!

【冠雪した富士と紅葉を再び見たくて】杓子山

先日登った三ッ峠山の素晴らしさが忘れられず、富士ビューが素晴らしいという

「杓子山(しゃくしやま)」に登ってきました。

山頂へはいくつかの登山ルートあるのですが、今回は高座山(たかざすやま)~杓子山~

鹿留山(ししどめやま)という3つの山を縦走するコースを歩いてきました。

 

富士急「富士山駅」よりバスに乗り、忍野村の「役場前バス停」で下車。

CIMG7947 CIMG7948

バス停から50分ほど歩いて登山口に到着。

CIMG7950 CIMG7952

山道を暫く進むと草原が広がり遠くに高座山のピークが! しかし日差しが暑い・・

CIMG7960 CIMG7965

こんな道が続きますが、思いのほか勾配がきつく、また滑るので慎重に進みます。

CIMG7957

CIMG7958

登る途中で振り返ると、素晴らしい!

CIMG7974 CIMG7978

そして更にきつい急勾配を登り、高座山の山頂、標高1304mに到着。

CIMG7976

山頂ビュー! 少し雲が出てきましたが、素晴らしい!

CIMG7982 CIMG7983

山頂を後にして暫く進むと杓子山のピークが!

CIMG7986

紅葉がきれいです!

CIMG7990 CIMG7991

紅葉に染まる山道をぐんぐん進みます。

CIMG7994

そして「大榷首(おおざす)峠」に到着。 見事な紅葉です!

CIMG7998

ここにハング&パラグライダーの離陸台があります。

CIMG7999 CIMG8003

いやー気持ちがいい!

CIMG8001

素晴らしすぎる!

CIMG8006 CIMG8015

最後の上り坂。

CIMG8022

杓子山山頂、標高1597mに到着!

CIMG8024

山頂の富士ビュー!

CIMG8021

富士吉田ビュー! 奥に河口湖、そしてバックに南アルプスが!

CIMG8019

白峰三山と鳳凰三山、甲斐駒!

CIMG8029

山中湖ビュー!

CIMG8027 CIMG8028

大月方面ビューは雲が多く、奥秩父&奥多摩の眺望はイマイチ・・

そして山頂標バックに富士。 1時間ほど休憩していたらいつの間にか雲だらけ・・

CIMG8030 CIMG8055

鹿留山に向け出発です。 遠くにそのピークが!

そして気持ちのよい尾根道をぐんぐん進みます。

CIMG8036

素晴らしい!

CIMG8046

途中に眺望がありました。 振り返ると杓子山のピーク。

CIMG8048

そして行く手は鹿留山方面のピーク。 鹿留山の標高は1632m。

CIMG8049

眼下は見事が紅葉が!

CIMG8061 CIMG8064

CIMG8067 CIMG8068

鹿留山山頂のちょい手前、「子ノ神(ねのかみ)」という分岐から下降開始です。

大人のアスレチックが待ってました。

CIMG8065

眺望が開けたところで、また見事な紅葉の斜面が!

CIMG8066

富士にはぶ厚い雲が・・ 残念・・

CIMG8077 CIMG8078

下山して暫く歩いたところに宝船。

そして、ここまで歩いてきた山々の山容を一望です。

 

杓子山は人が少ないので静かです。

富士を眺めながら食べるご飯と、食後のコーヒーは格別なものです。

ゆっくり富士鑑賞をしたい方にはお勧めです!

しかし急勾配や大人のアスレチックがありますので、難易度はBクラス。

体力に自信がない方や、初級者のソロ山行、あと運動靴などの軽装登山は極力避けてください!

 

今回も 晴天に恵まれ、素晴らしい富士に出会え、そして見事な紅葉を満喫する事が出来ました。

山の秋は足早に通り過ぎてしまいますので、引き続き行動あるのみ!

次はどんな山が待っているのか、またどんな出会いがあるのか、楽しみです!

【富士山初冠雪】三ッ峠山

富士山が初冠雪したとの情報を聞き、紅葉&富士の眺望を求めて

日本二百名山である「三ッ峠山」に登ってきました。

DSC_0383 DSC_0386

富士急三ッ峠駅よりスタートです。

20分ほど車道を歩いて「三ッ峠グリーンセンター」に到着。

DSC_0387 DSC_0388

更に車道を登り、「さくら公園」に到着。 三ッ峠山を象徴するロック型のWCが!

そしてグリーンセンターから1時間ほど歩いて「いこいの森」に到着。 紅葉がきれいです。

DSC_0389 DSC_0390

登山口に到着。 達磨石!

DSC_0391 DSC_0392

登山開始! よく整備された山道です。

DSC_0393 DSC_0394

「股のぞき」というポイントに到着。 何故股のぞき?

外国の方が記念撮影しています。

DSC_0395

股のぞきビューです! ちょい狭い視界ですが、素晴らしい!

DSC_0396 DSC_0398

絶妙なバランスで直立するケルン。

そして「馬返し」というポイントに到着。 昔はここまで馬を登らせていたのでしょう。

DSC_0399 DSC_0400

なるほど、納得! 「馬返し」の先はジグザグで少々急な上り坂が続きます。

「愛染明王(あいぜんみょうおう)」。 縁結びの神様です。

DSC_0403 DSC_0405

この山を開山した「空胎上人の墓」。

その奥には「八十八大師」。 八十八体の弘法大師像です。

ここの大師も四国お遍路巡りを出来ない人のための写しなのでしょうか?

DSC_0409 DSC_0444

崩落個所。 見事な紅葉です。

DSC_0408

視界が開け、ピークが!

DSC_0411

DSC_0413

そして富士ビュー、素晴らしい!

DSC_0414

屏風岩、岩レンをやる方々の果敢な声が!

DSC_0416 DSC_0418

クライマーズデッキ、いっぱいいました! 賑やかです。

DSC_0426 DSC_0437

開運山の山頂付近山容ビューです。 そして「四季楽園」という山荘に到着。

DSC_0434

開運山へ登る最後の上り坂。 振り返ると遠くに南アルプス!

甲斐駒から光岳に至るまでの山容全てが一望で、北岳と間ノ岳といった3000m超の山は冠雪しています!

更には鳳凰三山、地蔵岳のオベリスクも見えます! いやー素晴らしい! 登りたい!

DSC_0432 DSC_0433

「開運山」山頂、標高1786mに到着。 山頂は外国人だらけ。 皆さんよく知ってらっしゃる!

DSC_0430

これが見たかった!

DSC_0435 DSC_0436

続いて「御巣鷹山」標高1775m。 山頂は電波塔だらけ。

御巣鷹山から見る開運山も電波塔だらけ・・

DSC_0439

こちらは「三ッ峠山荘」。

DSC_0441

三ッ峠山荘からの富士ビュー!

DSC_0442

最後に再度屏風岩ビュー!

DSC_0446

富士初冠雪、紅葉、青空、そして山頂のパノラマビュー!

更に下山後はグリーンセンターの「開運の湯」でのんびり入浴。

全てイメージした通りの世界で、本当に素晴らしい旅になりました。

 

そして登山の後は美味しいごはんです!

富士吉田といえば「吉田うどん」です。

1444811337945 1444811840777

1444811836954 1444811842464 1444811336340

富士吉田市には60店舗ほどうどん屋があるそうです。

この吉田うどんはコシが強いので、しっかり噛むことが要求されます。

スープは素朴な味で、醤油味と味噌味があり、店舗によって異なります。

キャベツが具として乗っているのも特徴です。

薬味にすりだねを入れるのですが、赤唐辛子をベースにゴマや山椒を加えたもので各店オリジナル。

これがとにかく辛くて美味い!

富士吉田に行った際は、是非ともご賞味あれ!

 

紅葉シーズンはまだまだ続きます。

素晴らしい景色や出会い、美味しい物を目指し、引き続き行動あるのみ!

【山行】乾徳山

奥秩父連山の前峰で、日本二百名山である「乾徳山(けんとくさん)」に登ってきました。

CIMG7698 CIMG7700

JR山梨市駅よりバスで「乾徳山登山口バス停」下車。 標高は830mほどです。

バス停近くには「乾徳公園」があり、皇太子殿下の登頂記念碑があります。

CIMG7704 CIMG7697

登山口に向け暫く歩いたところに「いぬかみつく」! でも散歩中なのか犬が居ません。

「乾徳山前宮神社」に旅の安全を祈願して出発です。

CIMG7709 CIMG7711

バス停から20分ほど歩いて登山口に到着です。 標高は970mほどです。

CIMG7717 CIMG7719

ガレ場中心の登山道を進みます。

CIMG7721

登り坂の途中に水場、「銀晶水」です。

CIMG7724 CIMG7726

更にガレている上り坂を進みます。

CIMG7728

二つ目の水場、「錦晶水」です。

CIMG7729 CIMG7734

更にガレ道を進み、国師ヶ原に到着。 二児の母親、鹿さんが待っていました。

CIMG7735 CIMG7737

国師ヶ原には高原ヒュッテという避難小屋があります。 外観も内見もきれいでした。

CIMG7738 CIMG7739

国師ヶ原は気持ちのよい高原です!

CIMG7741 CIMG7747

「役小角像」?

CIMG7748 CIMG7749

森林帯が終わり、草原に突入。

DSC_0319

草原の向こうに乾徳山のピークが! そして草原にはススキ、秋の装いです。

CIMG7750 CIMG7755

紅葉がきれいです。 秋は標高1600~1700mほどまで下りてきているのですね。

CIMG7762 CIMG7758

「月見岩」に到着。 流れゆく雲の隙間に富士山が!

CIMG7767 CIMG7769

ピークが近づいてきました。 そして富士山が全容を現しました。

CIMG7771 CIMG7773

扇平というポイントに到着、標高は1765m。 ここに「手洗石」があります。

CIMG7781 CIMG7784

CIMG7794 CIMG7796

ここからは大人のアスレチック突入です。 途中に「髭剃岩」などの奇岩があります。

DSC_0335

南方面は富士の眺望! 完全に雲が晴れました。

CIMG7825

眼下には見事な紅葉が!

DSC_0337

南西方面は南アルプス方面! 右から甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳、農鳥、塩見・・

DSC_0338

東方面は三頭山から雲取山!

CIMG7803 CIMG7805

手作りハシゴを下った先は「カミナリ岩」。

CIMG7806 CIMG7809

長いクサリ場ですが、三点支持で進めば登りやすい岩場です。

CIMG7812 CIMG7813

「雨乞岩」に「胎内」。

CIMG7818

イワインチン、可憐です!

CIMG7819 CIMG7826

展望が開けたら岩壁。 クライミングを楽しむ皆さんです。

DSC_0347

山頂直下です。 素晴らしい眺望の中で昼食です。

DSC_0343

DSC_0345

いやー素晴らしい!

CIMG7828 CIMG7831

そして最後の難関「鳳岩」。 足と手の確保が難しい岩なので、クサリが頼りです。

登りきって下を覗きこむとそれなりに高度感があります。

DSC_0350

そして「乾徳山」山頂、標高2031mに到着。

これまで見えなかった北側の展望が! 手前に黒金山、左手奥に国師ヶ岳、右手奥に甲武信ヶ岳。

国師ヶ岳の横には金峰山の五丈岩も!

CIMG7846

山頂を縦断して北側へ。 高度感があります。

CIMG7849

振り返ると山頂に富士山、いやー、素晴らしい!

CIMG7850 CIMG7853

そして分岐に到着。ここから下降開始です。

CIMG7854 CIMG7855

ガレ場の急降下ですが、浮いた石は少なく、林間なので難易度は中ぐらいです。

CIMG7858 CIMG7860

暫く下ると平行移動のガレ場。 そして高原ヒュッテに到着。

CIMG7863 CIMG7866

下山は「道満尾根」へ、そして尾根の登山口に到着。

CIMG7867 CIMG7871

ゲートを抜け、しばらく進むとお休み処が。  冷たくて美味しい湧水をたらふくいただきました!

CIMG7872 CIMG7880

「徳和山吉祥寺」です。 安全に旅を終えられたことをお礼しに参拝です。

CIMG7875 CIMG7878

境内には樹齢四百年という天然記念物「新羅櫻」。 立派な桜です。

境内で火を焚くお婆さまに話しを聞いたところ、「この桜は倒木した三代目の本樹から芽を出し、

ここまで立派に育った」とのこと。

指さす先を見ると、すごい根が張られていました。

その根の先に三代目の樹があったと。 生命力の神秘です!

また「春には見事な花を咲かす」と教えてくれました。

「以前この寺は放置されて荒廃が進んでいたが、甲斐国志によって、信玄公が再興したという

由緒正しき歴史がある事が判明し、その後この地の宝物として整備が進んだ」という事も教えて

くれました。

何でもこのお婆さまはこの地に移り住んで半世紀以上。

その間、ずーとこの寺の変遷と桜を見守り続けてきたのでしょう。

 

CIMG7868

CIMG7869

最後は夕暮れ間際の空! すっかり秋の空、爽快です!

 

今回も素晴らしい旅になりました!

これから低山にも紅葉が広がります。

素晴らしい風景、そしてよき出会いを求め、また次なる山を目指して行動あるのみです!