そこに山と滝があるから

【山行】大雪山②

夜中は風が強く、氷点下まで気温が下がりました。

そんな寒い夜をテントで過ごしましたが、満天の星空は素晴らしかったです!

 

そして2日目の朝がきました。

CIMG6666 CIMG6826

快晴です! 無風で、しかも暖かい!

しかし日陰には霜が・・

CIMG6673 CIMG6674

黒岳の人気者シマリスくんがテントまで遊びに来てくれました。

トイレついでに石室の入口付近を見ると「美女歓迎」・・

CIMG6677 CIMG6679

お鉢平周回コースを右回りに出発です!

いやー素晴らしい! 気持ちがいい!

CIMG6682

お鉢平の残雪の雪解け水を水源とする赤石川に到着です。

想像以上の美景に言葉をなくしました。

CIMG6684 CIMG6689

いつまでもこの美しい景色を満喫していたいのですが、まだ先は長い!

お鉢平ビューを目指し出発です!

CIMG6691 CIMG6693

CIMG6702 CIMG6707

北海岳へ向け、ぐんぐん標高を上げていきます。

タカネトウウチソウの群落です。美しい!

移りゆく美しい景色に感動です!

CIMG6710

北海岳、標高2149mに到着です。

CIMG6712

北海岳からのお鉢平ビューです。 ついにやって来ました!

CIMG6711 CIMG6714

黒岳方面ビューです。素晴らしい!

更にお鉢の縁を進みます!

CIMG6722 CIMG6725

荒井岳付近(お鉢を半周ほど進んで)からのお鉢平ビューです。

そして間宮岳分岐です。 道標下に女性用のシューズが?忘れ物??

CIMG6727 CIMG6730

ここから旭岳に向け進みます。 少し進むと、行く手に旭岳(裏旭)が見えてきました。

CIMG6733 CIMG6738

旭岳が近づいてきました。

裏旭キャンプ指定地です。 水場は沢の水? トイレはありません。

CIMG6742 CIMG6744

旭岳の斜面に取り付きます。 そこそこ斜度の大きいザレ場です。

下りは大変だろうなーなどと考えつつ、ひたすら登ります。

CIMG6750

もう少し!

CIMG6756 CIMG6760

北海道最高峰「旭岳」、標高2290mに到着です。

山頂ビューです。

風が強く、飛ばされてしまいそうです・・

DSC_0236

お鉢平方面。 私が歩いてきた方面です。 手前にある山は熊ヶ岳。

DSC_0238

表旭方面。 下には噴煙を上げる地獄谷。 遠くに美瑛。

旭岳の表と裏は全く別の顔です。

表旭は多くの登山者が頂上を目指し登っています。

(V字の左側縁に登山道がありますが、写真では見えませんね・・)

DSC_0242

大雪山系全景。 雄大です!

遠くに日本百名山である「トムラウシ」や「十勝岳」が!

手前の斜面に見えるのは「金庫岩」かな? その先にあるのが「ニセ金庫岩」かな?

CIMG6762 CIMG6764

旭岳山頂とは別れ、再び裏旭。下りです。

思ったとおり、下りの裏旭は結構厳しい斜度のザレ場でした。

CIMG6734 CIMG6767

熊ヶ岳の斜面を登り返し、再び間宮岳分岐を経て間宮岳、標高2185mです。

DSC_0245

再び御鉢平ビュー。 行く手に見えるのは北鎮岳(ほくちんだけ)です。

CIMG6768 CIMG6778

また行く手の左手には比布岳(ぴっぷだけ)。 どの山も火山らしい山容です。

中岳、標高2113mに到着です。

ここは西からお鉢平に吹き込む風の通り道です。

写真ではお伝えできませんが、すごい爆風です。 飛ばされそうでした・・

CIMG6779 CIMG6783

更に歩を進め、北鎮岳肩の分岐です。そして北鎮岳、標高2244mです。

CIMG6784 CIMG6785

北鎮岳へは登らず、更にお鉢の縁を進みます。

CIMG6788 CIMG6791 CIMG6793

CIMG6794 CIMG6798 CIMG6799

北鎮岳の先は様々な種類のお花たちが待っていました。

チングルマの綿毛にメアカンキンバイ、イワギキョウ、コガネギク、ミヤマリンドウ等々・・

CIMG6800 CIMG6803

ハイマツの道を抜けると「お鉢平展望台」。 これでお鉢平とはお別れです。

CIMG6804 CIMG6807

ここから黒岳石室まで一直線。

道沿いには見事なお花畑が! 和みます!

CIMG6809 CIMG6812

ヨツバシオガマ。満開期は過ぎてますがきれいです。

CIMG6813 CIMG6814

黒岳が近づいてきました。

右手はお鉢平から続く赤石川の谷です。 何もかもスケールが大きい・・

CIMG6822 CIMG6823

秋をすぐそこに感じます。 ナナカマドの実も色づいています。

CIMG6824 CIMG6825

石室に戻ってきました。

大雪山の美観に心を奪われ、時間を忘れていました。

リフト&ロープウエイの運転終了までギリギリの時間です。

急ぎテントを撤収し、下山開始です。

CIMG6827

黒岳への坂道の途中から石室を眺め、別れを惜しみます。

CIMG6828 キツネ

黒岳山頂直下でキツネくんと遭遇です。

CIMG6832 CIMG6835

再び黒岳頂上です。

昨日は雲に覆われていた北側の景色を眺めつつ、急ぎ下山です。

CIMG6837 CIMG6838

前日とほぼ同じ位置にある太陽と、そして黒岳の影。

あれから24時間近く経過したんだな~なんて考えつつ、素晴らしかった大雪山の旅の締めくくりです。

何とかリフト&ロープウエイの営業終了時間に間に合いました。

 

2日目は20km強を歩きました。

進む度に変化していく絶景に都度感動していたせいか、まったく疲れを感じませんでした。

 

DSC_0249

最後は帰りの飛行機の中からの大雪山です。

カムイミンタラ

山行終えて改めて考えると、山々の全てに神が居たような気がします。

また登りに来ます!