社長日記

この春、ぜひ「花見山」へ

まだまだ寒い日もありますが、そろそろ桜の開花、お花見の季節がやってきますね。
日本人の性でしょうか、桜の季節が近づくと、なにかソワソワしてきます。

さて、皆さんは、福島県にある「花見山」というところをご存知でしょうか?

首都圏では、JRの駅で、春の桜のキャンペーンポスターが貼ってあるのを目にした方も
いらっしゃるかと思います。
今年は、北海道函館、新潟県高田、そして福島県花見山の3種のポスターです。

「こころ、おどる、桜の花見山」というコピーに、「その通り!」と思わずうなずいてしまいました。

▼JR東日本のお花見ツアーサイト
http://www.eki-net.com/travel/sakura/

私が花見山を知ったのは、もう7~8年前だと思いますが、JRの桜キャンペーンのイベントで
紹介されていたのを観て、「いつか行ってみたいなぁ。」と思っていました。

そんな私が花見山に初めて行ったのは、2012年の4月下旬。
前年の東日本大震災の風評被害を受けている福島県の事業者支援の仕事をお手伝い
するために、福島県庁を訪問することになり、その日早起きして打合せの前に花見山に
行ってみたんです。

ポスターやパンフレットで見ていましたが、実際の花見山は本当に美しい、まさに桃源郷
でした。

しかし、残念ながらお客さんはほとんどいませんでした。
朝早い時間だったというのもあると思いますが、原発事故の風評もあり、観光客の足が遠のいて
いた頃でした。(花見山にも線量計が設置されていました。)

ただし、写真を撮るには最高のシチュエーションで、時間を忘れてシャッターを切ったのを
覚えています。

▼3年前の写真
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そして、昨年のGWにも、3年ぶりに花見山に行ってみました。
すると、花見山周辺は大渋滞で、かなり離れた臨時駐車場に車を停めるまでに一時間以上
かかるほどの大混雑ぶり。
本当にたくさんの人たちが花見山を訪れ、その美しい風景を楽しんでいました。

東日本大震災、福島第一原発事故から5年。
今年も花見山の美しい風景を楽しみにしている方も多いでしょう。

皆さんもこの春、花見山を訪れてみてはいかがでしょうか?
本当にキレイですよ!

▼花見山公園公式ページはこちら
http://www.hanamiyamakoen.jp/

1月の訪日外国人客は、52%増!

先日、1月の訪日外国人旅行者数が185万1800人とういう推計値が発表されました。
1月としては過去最高だった昨年実績を63万人以上も上回り、前年同月比52%増です。
一昨年1月から昨年1月の増加を調べてみると、29.1%増ですから、勢いは増しているという事が
いえます。

昨年一年間の訪日外国人旅行者の総数は、19,737,400人で、惜しくも2000万人には
達しませんでしたが、今年はどこまで伸びるでしょうか?
※昨年の私の予測も残念ながら外れてしまいました・・・
1月の実績の勢いが続けば、今年一年で3000万人達成もあり得るもしれませんね。

そして、今日の朝日新聞に、「国内宿泊、初の5億泊 外国人増、都市部でホテル不足」という
記事がありました。
http://www.asahi.com/articles/ASJ2Y5SB6J2YULFA01Q.html

「5億泊」は、日本人の宿泊も含めての数ですが、特に大阪や東京など都市部のホテルの稼働率が
8割を超えキャパシティ不足は深刻さを増しており、その影響で周辺都市ものきなみ稼働率がUP
しているそうです。

一方、都市圏から離れた地方の宿泊稼動率の伸びは鈍く、長野県や福井県は稼働率が5割に満たず、
特に旅館の稼働率が低いという結果が出ていました。

以前も書きましたが、都市部に集中している外国人観光客を地方に波及させることが必要ですが、
地方の受入れ、ターゲットへの情報発信等、その実現には多くの課題があるのも事実です。

しかしながら、訪日外国人数3000万人の実現には地方誘引は必須です。

先にお伝えした、コムブリッジとしての新しいチャレンジ「日本滞在を100倍楽しめるサービス」も、
スタートは東京の地からですが、その後地方にも展開していく構想を持っています。

弊社の外国人向けWebメディア「Tadaima Japan」でも、地方の魅力発信をどんどん行っていく
予定です。

日本の魅力は地方にこそある!
多くの外国人観光客に日本の地方の魅力を楽しんでいただくことが、日本のインバウンド観光の
未来につながると考えています。

「日本滞在を100倍楽しめるサービス」も、着々と準備進行中です。
もう少ししたら、皆さんにも具体的にお伝えできると思いますので、お楽しみに!

今日はここまで!