日本百名山第5座、北海道最高峰「旭岳」を含む「大雪山」に登ってきました。
今回は晴天に恵まれ、素晴らしい山行になりましたので、2回(2日間)に分けて
掲載させていただきます。
甲斐駒ヶ岳から下山した翌日、羽田から旭川へ飛び、その日のうちに層雲峡より
大雪山系最北「黒岳」にある「黒岳石室」を目指しました。
層雲峡からは黒岳の五合目までロープウエイ利用です。乗り場の標高は660mです。
さすが観光名所。素晴らしい景観です!
ロープウエイには多くの方が乗車してましたが、外国人の方々の姿も多数見受けられました。
7分で五合目、標高1300mに到着です(^^)v
山地図によると、ここまで歩いて登った場合は2時間半。しかも急坂です。
「カムイミンタラ」 ”神々の遊ぶ庭”というアイヌの言霊。
アイヌの方々は神の居る場所として崇めていたのでしょうか?
それとも単にヒグマが多い場所として名付けたのでしょうか?
「とっていいのは写真だけ、残していいのは足跡だけ」
高山植物や動物を大切にし、生態系を壊さないように!ですね。
次いでリフトで七合目へ(^^)v
15分で七合目、標高1510mに到着です(^^)v そして七合目ビューです。
ロープウエイ&リフト利用の登山は初めてですが、こんなに楽をして七合目まで登れてしまうなんて。。
ドM追及型の私としては、少々恥じらいを感じてしまいました。
ここで登山届けを記入して入山です。ヒグマに遭遇しませんように!
七合目から黒岳山頂までの標高差は500m弱です。 坂道の途中で横を見るとすごい雲が・・
「小さな花にも一つの命」 そして蜂も懸命に生きています!
八合目に到着です。 そして八合目ビューです。
更に九合目に到着。三日月がきれいです。
素晴らしい景色に息を呑みます。
最後の急登です。そして黒岳山頂、標高1984mに到着です。
北海道の山は標高1000~1500mで森林限界を超えると聞いてましたが、
確かにロープウエイの駅付近で森林帯が終わっていました。
また北海道の標高2000mは、本州のアルプス頂上の環境程度になると
聞いていましたが、黒岳頂上に着いてみると正に景観はそんな感じです。
幻想的な世界です。 そして雲海には雲の滝です。
そして私が居る山頂の影には ブロッケン現象が。
いつまでも留まりたかったのですが、間もなく日暮れですので目的地へ急ぎます。
振り返ると夕日に染まる黒岳山頂が。そして行く手には本日の宿営地「黒岳石室」が見えました。
石室到着です。受付を済ませ、急いでテントの設営です。
そんな中、夕日は刻一刻とその美しさを増していきます!
きれいです! 素晴らしい! しかし、寒い・・
この後は夕食に温かいカレーライスを食べ、素晴らしい夜空を眺めながら晩酌をしました。
至福の時間です。
—————②(2日目)へつづく————–