そこに山と滝があるから

奥多摩 大岳山から日の出山

山と渓谷1月号の山田哲哉ガイド執筆の「奥多摩 山、谷、人、そして峠」を読んで、久々に奥多摩を歩いてみたくなりました。

ということで行ってきました。

今回はちびっこ1号と二人旅です。 武蔵五日市から藤倉行きのバスに乗車し、千足バス停で下車。

千足の御霊檜原神社に安全登山をお祈りし、入山です。

小天狗ノ滝。

天狗ノ滝。

綾滝。

綾滝の先は急登に次ぐ急登。

つづら岩に到着。 ここへ来るのは1年半ぶりです。

うぅ~登りたい!という1号。 2人で岩トレをする日はそう遠くないのかもしれませんね。

稜線に乗りました。 1号は岩場の道を楽しそうに登って行きます。

この階段すごい急だよ!と言いながら、そんな階段でも楽しそうです。

階段を登ると大岳山が見えました。

富士見台に到着。 曇り気味ですが、何とか富士山が見えました。

更に稜線を進むと、西側に開けた眺望が!

大岳山の南側斜面に取りつきました。 急登です。

大岳山の山頂に到着。

ここでランチタイム。 本日の山ごはんは煮込みうどん。

お腹が満たされたところで出発。

大岳神社を通過。

休業中の大岳山荘を横目に通過。

岩場の道を通過。

岩場の道では楽しそうにしていましたが、ダラダラ歩く緩やかな道はイマイチらしい・・

ロックガーデンを目指します。

綾広ノ滝。

ロックガーデンへ向け進みます。

どこがロックガーデンなのでしょうか? ゴルジュ状の谷を進みます。

天狗岩に到着。 クリスマスイブハイキングを楽しむ外国人サンタパーティに占拠されていました。

長尾平にある故長谷川恒男さんの顕彰碑。

武蔵御嶽神社。 御岳山の山頂へは登らずに通過です。

1号はみやげが気になっていますが、ここもパスです。

山の中にある建物の数の多さに驚きながら、僕もここに住みたいと言う1号・・

日の出山へ続く尾根を進みます。 ここを歩くのは3年ぶりです。

日の出山の山頂に到着。 東側の眺望が素晴らしい!

山の頂上はこうでなくちゃ!って喜ぶ1号。

下山です。

林道まで下山しました。

林道途中の橋に居るカエルです。

下山後のご褒美は、1号が大好きなつるつる温泉です。

 

以上で終了です。

1号との山旅は1年ぶりです。

というのも、1年ほど前の話しですが、1号は自宅近くの公園裏にある崖で遊んでいた時にお腹を木に強打して

しまったのです。

その後腹痛が続き、何度も検査し、様々な医師に診ていただきましたが、なかなか原因の特定には至らず苦しんで

きました。

その後、最後の期待を込めて某有名大学病院へ行ったところ、とても丁寧に診ていただける先生に出会えたのです。

その先生は1号を徹底的に検査し、様々な診立てをカンファレンスにて議論してくれました。

最終的には腹腔鏡を実施する決断に至り、処置後は今までの痛みが嘘だったのかと思えるほど快復しました。

そんな痛みと苦しみ耐えた1年を経ての山旅でしたので、体力的な面に不安を感じながら今回の旅を続けてみましたが、

「どう?」という私の問いに、彼は常に「ぜーんぜん大丈夫だよ」と笑顔で答えてくれました。

私の危惧は杞憂だったのかとすら思えるような結果です。

山旅を終えた後、「また山へ行こうね」「山でキャンプしたいな」「クライミングもやりたいな」などと、

次々に希望を語り出す1号。

更に「今日は素敵なクリスマスプレゼントをありがとう!」と言う1号に感涙です。

 

では引き続き次なる山や谷を目指します!

ユーシンから蛭ヶ岳

今回は2年半ぶりの蛭ヶ岳です。

人が多い登山道は好みませんので、ユーシンから臼ヶ岳南尾根にて登り、棚沢ノ頭から下山する周回にて歩いてきました。

所用があり遅くなってしまいました。 15時に玄倉出発です。

この発電所の壁画、以前はなかったよな・・ 神奈川県のシンボル「やまゆり」と丹沢のシンボル「鹿」って感じでしょうか。

この建材屋さんが稼働しているのは初めて見ました。 ここを歩く時はいずれも日曜だったのかと、その場で納得。

玄倉林道の途中に大きな落石・・

上を見上げたら怖ろしくなりました。 急いで立ち去ります。

中は真っ暗な青崩隧道。 ヘッドライト点灯です。

隧道下の渓谷。 仏岩の崩壊は進行中です。

ピンボケです。 今回も玄倉ダムは放流中でユーシンブルーがありません。

ユーシンに到着した時は真っ暗・・ この日はここで野宿です。

 

翌朝は5時に出発。

臼ヶ岳南尾根の入口は不明瞭です。 やむを得ず尾根を目指して林間の斜面を這い上がります。

尾根を半分ぐらい進んだ所で空が明るくなってきました。

やがて周囲も明るくなり、ようやく行く手が見えるようになりました。

同角ノ頭と檜洞丸の山頂に日が当たり始めました。

ご来光です。 気温が低くて風が強い・・ 寒いので陽光が恋しい。

手が悴んでしまいました・・ 持参してきたペットボトルには氷が張っています。

ヤセ尾根は風が強いので木に摑まりながら移動です。

山頂の接近を感じます。

8時に臼ヶ岳山頂到着。 山頂から望む蛭ヶ岳。 素晴らしい!

丹沢主稜縦走路に到着。風が少ない場所を探して小休止です。

縦走路を蛭ヶ岳目指し進みます。

蛭ヶ岳に取りつきました。

中腹から。 これまで歩いてきた方向を振り返ります。 手前真ん中が臼ヶ岳です。

急坂を登り詰めると行く手に蛭ヶ岳山荘。

10時に山頂到着。 過去に何度か来ていますが晴天は初めてです。

晴天のパノラマビューを楽しみます。 西側です。 南アルプスが全部見えま。

ということで南アルプス拡大。 北岳山頂は雪雲の中です。

南西側です。

南側です。

東側です。

西高東低の気圧配置なので、北側は雪雲だらけですのでこれにて終了。

11時半に再出発。 山頂でゆっくりし過ぎました。 主脈縦走路を南へ。

鬼ヶ岩から蛭ヶ岳。

棚沢ノ頭に到着。

ユーシンへの道標。 今にも朽ちてしまいそうです。

下降開始です。

このルート、臼ヶ岳南尾根とは異なり一般登山道なのでしっかり踏み跡が付いています。

行く手にこれから進む尾根が見えます。

急坂の途中で振り返る。 なかなかの悪路です。

急坂下降が終わると、広尾根。

中腹まで下りたところで、また行く手が見えました。 眼下にある熊木ダム湖がトレイルルートの終了点です。

引き続き下降です。

13時半にトレイルルートが終わりました。 ここから玄倉まで3時間ちょい。 ギリギリの時間です。

ちなみにこの橋はこんな感じです。

熊木ダムにはユーシンブルーがありました。

 

以上にて終了です。

寒波の襲来で冬型になった週末、凍えてしまいそうな旅でした。

そして今回のルート、半獣道です。

特に臼ヶ岳南尾根はトレースが少ないし、下山時は支尾根に迷い込みそうな感じの箇所がいくつもありました。

では引き続き次なる山や滝を目指します!