丹沢山地主稜の代表格である「檜洞丸(ひのきぼらまる)」へ登ってきました。
檜洞丸は今年掲げる二つ目の目標で立ち寄る予定の山ですが、実行までに未だ時間が掛かりそうなので
先走って登ってしまいました。
檜洞丸への登山道はいくつかあります。
今回はいくつかのピークを超えて山頂に達する、南西尾根である「石棚山稜」を縦走するルートで登り、
下山は直登ルートを下るコースを選択しました。
新松田からバスに乗って、「箒沢公園橋」下車です。
箒沢公園橋を渡ったら登山道がスタートです。気持ちのよい新緑が迎えてくれました!
登り始めは沢沿いを進みます。アップダウンが少ない気持ちのよい登山道です。
ここから沢と離れ、斜面を急登する道に突入です。
きつい登り坂ですが、満開の花々達に励まされます。
一つ目のピーク「板小屋ノ頭」まで登りました。目の前あるのは二つ目のピーク「ヤブ沢ノ頭」です。
ピークと次なる山を結ぶ細い尾根道です。道の両側に花が咲く可愛らしい花道がいくつもありました。
春の息吹を感じながら癒されます。
「ヤブ沢ノ頭」を超え、三つ目のピークである「石棚山」の山頂、標高1351.2mに到着。
これで急登道は一先ず終了です。
その先は尾根道が続きました。
そして広い尾根に出ました。大木には苔が蒸しています。樹齢はどれくらいなんだろうか?
更に次なる四つ目のピーク「テシロノ頭」を目指し、上り坂を進みます。
「テシロノ頭」山頂です。「檜洞丸」の山頂が見えてきました。
「ユーシン渓谷」へ下る登山道との分岐です。バイケイソウが群生していました。
ここで沢登り用のシューズを履き、ハーネスを装着した方々に会いました。
ユーシン方面から上がって来たということは、玄倉川の支流である「小川谷」でシャワークライミングを楽しみ、
そして尾根道まで登って来たのでしょうか?すごい方々です!!
山頂目指して最後のひと登りです。途中崩落個所がありました。
最近は山頂でなかなかお目に掛かれませんでしたが、やっと拝むことが出来ました。
この角度からだと富士山の手前麓に山中湖が見えるんですね!
「檜洞丸」の山頂に到着です。標高1601mです。
山頂は思いのほか広かったです。
この山頂から「蛭ヶ岳」方面へ少し下ったところに「青ヶ岳山荘」がありますので、目指します!
「青ヶ岳山荘」が見えてきました。後ろには「蛭ヶ岳」のピークが見えます。
「青ヶ岳山荘」に向かう階段途中にはチャーミングな手掘り丸太がありました。素敵です!
その名の通り青い山荘です。
おっ、「ボッカさん募集」です。山小屋は荷上げしてくれる人の存在が貴重なんですよね。
下山に選択した直登ルートは、こんな急坂が永遠と続きました。
急坂を下りきると「ゴーラ沢出合」に出ました。
おっ、また注意喚起の看板です。
「地図を持ってこなかった人に質問です。道に迷ったらどうしますか?」
おっしゃる通りです。地図を持たずに入山するなんて自殺行為です。
「自信のない方はここで引き返しましょう。」
おっしゃる通りです。ここから先は体力勝負ですからね。
それにしても気持ちのよい場所です。人工的な音は一切聞こえません。
飛び石で沢を渡りました。その先は緩やかな道が続きました。40分ほど歩いたら下山口に到着です。
下山口の脇はキャンプ場です。多くのキャンパーで賑わっていました。
このキャンプ場は私も好きな場所でして、過去に何度かキャンプに訪れています。
今年も既に2回キャンプしちゃいました!
「西丹沢自然教室」に到着です。
山行を終え、バスの到着を待つ人達がまったりしていました。皆さんよき旅が出来たのでしょう。
最後に、楽しい山行が出来たことを山の神様に感謝(合掌)して終了です。