ラグビーワールドカップが、「母国」イングランドで開催されています。
いよいよベスト4が決まり、優勝をかけた熱戦が今から楽しみですね。
日本代表の大健闘により一気に注目が集まりましたので、テレビで観戦された方も多いかと思います。
日本代表、本当に強かったですねぇ!
初戦の南アフリカ戦が決してフロックでは無かったというのがその後の試合でも分かりました。
私は高校生の時ラグビー部でしたので、テレビ観戦では日本代表の試合も以前から観ていました。
今の日本代表の強さは、「名将」エディ・ヘッドコーチの手腕によるところが大きいと思います。
エディ・ジャパンは、「世界で一番の練習量」と評されていますが、メンバーの鍛え抜かれた身体や、
試合の後半まで走り抜ける体力をみるにつけ、相当なトレーニングを積んできたに違いありません。
エディ・ジャパンの強さの秘密はなんなのでしょう?
それは、「今までにない驚きの戦術」や「必殺技(笑)」などでは無く、「当たり前の事をちゃんと
やれるチーム」になった、というところではないかと思います。
怒涛の連続攻撃を可能にしているのは、ボールを前に落とす反則=「ノックオン」をしない、という、
ある種「当たり前」の基本技術のたまものです。
経験者の皆さんは良く分かると思いますが、あの楕円形のボールは相当に扱いにくいんです。
しかも、対面の敵がもの凄い勢いでタックルをしかけてくるプレッシャーの中で、うまくハンドリング
するのは、本当に難しい。
以前の日本代表は、「ここぞ!」という時に世界の強豪のプレッシャーに押され、痛恨のノックオンで
試合が止まり、相手ボールになる事が度々でしたが、エディ・ジャパンのメンバーは本当にノックオン
が少なかったです。
調べたわけではありませんが、他チームと比べてもかなり少なかったのではないでしょうか。
話しによると、わざと石鹸水で濡らして滑りやすくしたボールで練習したり、たまごをボールに見立てて
練習したり、そこまでやるか?というような練習をしていたそうです。
その成果が、「ボールを前に落さない」という「当たり前」のことができるチームを創ったのではない
かと私は思っています。
スポーツでも、仕事でも、「やって当たり前」のことをしっかりやるというのは、実に難しい事。
それをやれる人、チーム、組織は本当に強く、皆から頼りにされる存在なのだと思います。
エディ・ジャパンの活躍を刺激に、私自身もコムブリッジも、基本を忘れず「当たり前」のことをしっかり
やれるよう、日々努力しようと思いを新たにしました。
さて、どこが優勝するか?準決勝、決勝の戦いが楽しみです!
今日はこれにて!