そこに山と滝があるから

室根山と栗駒山

磐梯山を下山し、次なる現場である南岩手へ移動しました。

一関~気仙沼の大船渡線界隈にて2日間の現場です。

先ずは1日目の現場終了後の夕暮れ時に、車で山頂まで行けちゃう室根山を目指しました。

という事で、室根山の入口。

山頂の駐車場に到着。

きらら室根山天文台。 やってません・・

西側のパラグライダー発射台。 逆光の中、霞んでいてイマイチ・・

こちらは南側の発射台。

よく整備された遊歩道。

こちらが本物の山頂標。 立派です。

東に何となく太平洋・・ 室根山の影が大きい。 西の鳥海山は全く見えません。

山頂は中継アンテナだらけ。

最後に下山して室根山を振り返る。

 

そして2日間の現場が終わりました。

翌朝は朝から雨模様でしたが、天候は回復方向なので予定通り栗駒山へ。

登山口に設定した須川温泉に到着。 何も見えません・・

湯花たっぷりの温泉の沢。

ちょいと登って振り返る。

こちらは蒸し風呂小屋。

行く手は真っ白ですが、テンションを上げて前に進むのみ。

名残ヶ原。 ガスが少し晴れました。 素晴らしい!

イワイチョウ。

笊森方面への分岐。

ゼッタ沢。

ゼッタ沢の源頭はガスが噴き出しています。

再び気持ちのよい湿原を抜け、

昭和湖に到着。 火山らしい乳白色の湖面です。

イワカガミの群生地。

残雪です。

アカモノ。 なぜか微笑んでしてしまう花です。

ガスで真っ白ですが、花を見てれば楽しいハイキングです。

これはなんという花?

サラサドウダン。

ハクサンチドリ。

花を楽しみながら登っていたら稜線が近づいてきました。

天狗平(須川分岐)に到着。 眺望なし・・ くぅ~

天狗岩。

山頂に向け稜線を進み、

山頂到着。 右側が元祖山頂標柱で昭和30年代からあると書いてあります。

眺望がないし、すごい風なので長居は無用。 下山開始です。

下山は産沼経由のコース。

標高を下げたところでガスが晴れました。 眼下に須川温泉。

振り返ると栗駒山頂。 気持ちのよい場所です。 時が経つのを忘れでしまいました。

いつまでも居たかったのですが、時間に限りがありますので先に進みます。

名無しの沼。

ジャクナゲ。

残雪が解けて流れ入れる産沼。

ウツギ。 ピンク色なのでタニウツギでしょうか?

ヤマアジサイ。

下山しました。

下山後はお決まりの須川温泉です。 気持ちのよい広い露天は丸見え(男湯に限る)です。

最後に栗駒山の全景。 山頂まで見えます。

午後から登山条件がよくなるのは分かっていましたが、この日のうちに車で帰京しなければならず、

また翌日以降の業務を考えると今回はやむを得ません。

 

以上にて終了です。

東日本大震災後、震災復興関連の仕事で南三陸から気仙沼、陸前高田、大船渡などを何度も訪れて

きましたが、一関は常にそれら行程の要の地でした。

一関から気仙沼へ向かう途中で存在感を露わにする室根山は、常に気になる存在であり、山頂の

アンテナをこの目で確認したいと思いつつ、これまでスケジュールや移動条件的にその思いが

叶わずにいました。

また一関から路線バスが出る栗駒山は、岩手、秋田、宮城の3県にまたがる山です。

その3県の仕事をする度に必ずと言っていいほどその名を耳にする山であり、一度は登ってみたいと

思っていた山でした。

南岩手では、そんな2つの山に向かうことが出来ました。

 

今回は出張ついでの強行スケジュールでしたが、何とか天気には恵まれ、2つの現場と4つの山行

(1つは車で登るなんちゃって山行ですが・・)の全てを計画通り遂行する事が出来ました。

イベントという仕事を通じ、地元に方々に触れ合いながら、地元のものを食べ、そして地元の方々に

愛される山を登る。

こんな幸せはないと実感してしまいました。

また機会あればこんな旅をしてみたいと思います。

 

では次なる山や谷を目指します。

引き続き行動あるのみです!