今回は南アルプスの仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳を目指しました。
1日目は北沢峠へ、2日目に仙丈ケ岳登頂、3日目に甲斐駒ケ岳へ登頂して
下山する山行計画でしたが、南岸低気圧の影響を受け、2日目の仙丈ケ岳
登頂後に下山する結果となってしまいました。
戸台の登山口駐車場よりスタート。
遭対協の皆さん、ご苦労さまです。 全員集合しましたので出発です。
戸台からは長い河原歩き。 途中に何か所かの渡渉があります。
行く手に甲斐駒ケ岳。 左手は岩壁だらけの鋸岳。
八丁坂で一気に標高を上げ、疲れました。
気持ちのよい原生林の中で小休止です。
北沢峠の大平山荘に到着。
先行12人パーティーに我々8人が追いつき、一瞬すごい人口密度。
遠くに槍と穂高。
近くに甲斐駒! 1日目はこれで終了です。
ここでテン泊です。
翌朝は4時半に出発。
暗闇の中を登り詰め、森林限界へ。
北岳、間ノ岳、奥に富士山!
鳳凰三山!
甲斐駒ヶ岳!
八ヶ岳!
振り返ると自分が歩いてきた稜線、素晴らしい!
更に登り詰め、小仙丈ヶ岳を越え、仙丈ケ岳、標高3033m登頂!
ここまで歩いてきた小仙丈ヶ岳と稜線。 眼下は見事なカール。
西には中央アルプス!
そして山頂で自分を記念撮影・・ 登頂後は速やかに下山です。
八丁坂を下りきった辺りで吹雪いてしまいました。
戸台駐車場は真っ白。
以上で終了です。
やはり南岸低気圧の通過は侮れない・・
森林限界上で吹雪かれたら完全にホワイトアウトでした。
この降雪は関東周辺の低山も白く染め上げ、更には甲府盆地や周辺の里山にも
大量の積雪を残しました。
多くの方が苦い思い出となった降雪です。
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(ちなみに南岸低気圧の通過とは・・)
日本の太平洋上沿岸部を通過する発達した低気圧のことであり、上空に
寒気が入り込むと関東平野部にも大雪を降らせるといったものです。
降雪への備えがない都市部では大混乱が発生します。
今回は平野部の気温が高かったため、強めの風雨で終わってくれました。
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では引き続き次なる山を目指します。
次も雪山かな?
行動あるのみです!