有言実行です。
森林限界へ行ってきました。
今回はD難度と評価される、権現岳~赤岳~横岳~硫黄岳の南八ヶ岳縦走コースを
歩いてきました。
清里の天女山登山口からスタートです。
・・?、ホタルブクロ、コバギボウシ。
メマツヨイグサ、・・?、アカショウマ。 花々に癒されます!
天の河原に到着。
・・? ハナウド?、マムシソウ。 花の種類が多すぎて分かりません。
行く手の視界が開けましたが、雲が多すぎ・・ 残念・・
ヤマオダマキ、ツリガネニンジン、そして・・?
うっ、雲が迫ってきました・・
ヒメシャジン、ゴマナ?、シコタンソウ?
うぅーん、もう花の名前なんてどうでもよくなってきました。
ついに雲の中へ突入。
前三ッ頭に向け急登。
前三ッ頭に到着しましたが・・ 権現は何処・・
こんな時は花です。 花に癒してもらいましょう。 シナノオトギリ発見!
三ッ頭に向け出発。
シラビソの森を抜け、久々の森林限界へ。 そして三ッ頭に到着!
権現現る! 左が権現岳、真ん中が阿弥陀岳、右に赤岳!
編笠山も顔を出しました。 中腹に見えるのは青年小屋!
歩を先に進めます。
権現の斜面にとりつきました。
リンドウ、ミヤマキンバイ、タカネシュロソウ。
間もなく山頂。
権現岳山頂、標高2715mに到着。 直下に権現小屋。
眺望がないので先に進みます。 有名な20mのハシゴが登場。
ハシゴ降りました。 先に進みます。
雲がなければ赤岳や阿弥陀岳が目の前にあるのにな・・
ここからキレットに向けひたすら降りです。
降りきったところで背後に権現北側斜面。 キレットは間もなく。
キレット小屋に到着。 宿営地はここのテン場です。
コマクサ発見です。
日が暮れた後は霧に覆われ、強めの雨に見舞われましたが、深夜には上がりました。
その後の夜空は満天の星空! 素晴らしい天体ショーでした。
夜が明けました。
晴天です!
富士方面拡大!
奥秩父方面! 金峰山の五丈岩が見えます。
急いで出発です。
赤岳の斜面にとりつきます。 目の前の斜面中腹には先行している方々が見えます。
ここから核心部のスタートです。
いやー楽しい!
岩に咲くタナネツメクサとチシマギキョウ。
昨日越えてきた権現岳。 背後に南アルプス。 全部見えます!
南西方面には中央アルプス。
南東方面には富士山、毛無山。 手前に茅ヶ岳。
東方面は奥秩父連山。 大菩薩嶺も見えます。 関東平野は雲海です!
先に進みます。
更に高度を上げると眼下に野辺山。
手前が真教寺尾根、奥が県界尾根。
阿弥陀岳。 そして真教寺尾根分岐。
再び背後の眺望。 権現岳を見下ろすようになりました。
赤岳山頂、標高2899m。
赤岳頂上山荘。
赤岳の北側の尾根。 目の前にこれから向かう横岳、奥に硫黄岳。
西に首を振ると北八ヶ岳の全容が! いやー素晴らしい!
西側には阿弥陀岳。
横岳を目指し先に進みます。 そして赤岳展望山荘に到着、背後は赤岳山頂。
横岳迫る!
背後の赤岳山頂。
横岳の斜面にとりつきます。
赤岳に次ぐ核心部スタート。
なかなか厳しいルートですが、途中で花々に癒されます。
横岳三叉峰(さんじゃほう)のピーク。
背後の赤岳、素晴らしい!
三叉峰に到着。
横岳最高峰奥ノ院へ。
横岳山頂、標高2829m。 西側のデッキにはクライマー。
小同心を登り終え、ホッって感じのですシーンです。
核心部最後の難関。
終わりました。 横岳のピークを振り返る。
行く手に硫黄岳。
コマクサの群生地。
高山植物の女王。 そして行く手には硫黄岳山荘。
核心部通過で少々疲れました。 というか足が痛い・・
暫し休憩です。 山荘でいただいたフルーツゼリー、冷えてて美味しかった!!
出発です。 ケルンに導かれ硫黄岳の山頂へ。
緩やかな坂道を進み、硫黄岳山頂、標高2760mに到着。
爆裂火口、実際に見ると、すごいスケール!
怖ろしい・・
最後に今回歩いてきた南八ヶ岳に別れを。
下山開始です。 眼下にこれから目指すオーレン小屋。
赤岩の頭分岐に到着。
赤岩の頭から硫黄岳を望む。 火口の縁に等間隔でケルンが並んでます。
視界が悪い日は、このケルンの存在が大切なんだということですね。
オーレン小屋に向け下降開始。
森林限界が終わり、シラビソやダケカンバの森林帯へ。
オーレン小屋に到着。
オーレン小屋にはお風呂があります。 山でお風呂に入れるのは至福です。
夏沢鉱泉に到着。 沢は硫黄の鉱泉で茶褐色に染まっています。
桜平のゲートに到着。 これにて今回の山旅は終了です。
1泊2日の南八ヶ岳の縦走山行、1日目はどうなることか・・って感じでしたが、
2日目は山の神様が微笑んでくれました。
素晴らしい山旅を、ありがとうございます!
そしてまた次なる山を目指したいと思います。
次も森林限界です、たぶん。。
引き続き、行動あるのみです!