そこに山と滝があるから

【山行】丹沢横断縦走(後編)

5ヶ月前に実行し、計画の半分で断念してしまった「丹沢横断縦走」。

それ以来、ずーっともやもやしている状態が続いていましたので、この度残りの計画を実行してきました。

 

先ずは西丹沢自然教室から犬越路へ。

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「秋の山は要注意!」ですね。 行動可能時間も短ければ、転倒事故の危険性も高いです。

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「犬越路」標高1060m、ここからやり直しです。

「加入道山避難小屋」は立て替え工事をやってるそうです。 トイレも出来るのかな?

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出発です。 少し進んで振り返ると斜面に犬越路避難小屋。

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更に進んで道端に「山の伝言板」。 今は活用されていないみたいです・・

ユーシンロッジ同様に松田警察からのメッセージですが、山好きな署員が異動してしまったのでしょうか?

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今年の秋は足が早いと聞きますが、確かに山の紅葉はもう終わりに近づいています。

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更に進んで、行く手に「小笄(ここうげ)」というピークが近づいてきました。

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ここから大人のアスレチックスタートです。 急登にクサリ場です。

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急登は一旦終わり少々下降。

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その先はさらなるアスレチックが続き、小笄に到着。(たぶん・・)

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そして見事な眺望が! 後方には犬越路からの稜線、その奥に大室山。

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富士方面は霞んでいます。

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富士山を拡大してしてみましたが、よく見えません。

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その後もアスレチックや急登が続き、

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前方に「大笄(おおこうげ)」、その先に「熊笹ノ峰」のピーク。

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後方は犬越路から登ってきた稜線。

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更に急登が続きますが、振り返ると高度感があります。

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熊笹ノ峰を抜けたところに、「神ノ川」へ下るヤタ尾根の分岐。

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ここでようやく「檜洞丸(ひのきぼらまる)」のピークが望めました。

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暫く進むと檜洞丸の斜面上り坂。 一つ目の階段地獄。

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檜洞丸への登山道には全てこれがあるみたいです。 そして二つ目の階段地獄。

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階段地獄途中の富士ビューポイントですが・・

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「檜洞丸」山頂、標高1601mに到着。

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ここから蛭ヶ岳までの丹沢主稜ルートのスタートです。 手前に青ヶ岳山荘、奥に蛭ヶ岳。

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青ヶ岳山荘の歩荷は充実したと聞いてます。 「ボッカさん募集」の掲示は外されてました。

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ひたすら下降です。

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急下降が終わると気持ちのよい尾根道。

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先ほどまで目線に見えていた蛭ヶ岳ですが、見上げるようになりました。

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今度は上昇。

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見事な紅葉です。 横を見るとかわいい鹿くんが!

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また下降。 そして上昇。

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更に上昇し、臼ヶ岳に到着。

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山頂からの蛭ヶ岳ビューです。 雲行きが怪しい・・

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またまた下降です。

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その先はアスレチック急登。

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蛭ヶ岳のピーク直下まで上がりました。

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「蛭ヶ岳」山頂、標高1672mに到着です。

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山頂は静かです。 一晩お世話になる「蛭ヶ岳山荘」に到着です。

 

そして翌朝です。

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雲海が広がり、西側には檜洞丸と大室山。 1500mを越える山だけが見えます。

静かです。 風の音すら聞こえません。

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東側には同じく1500m越えの鬼ヶ岩ノ頭から不動ノ峰に続く稜線。

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出発する頃には雲が標高を上げ、視界は真っ白になりました。

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鬼ヶ岩に到着。 鬼ヶ岩からの蛭ヶ岳は全く見えません。

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更に進んだ先でガスが晴れ、振り返ると蛭ヶ岳が!

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丹沢の主脈は何度歩いても気持ちがよい稜線です。

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不動ノ峰に到着。

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眺望はありませんが、気持ちがよい稜線が続き、

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丹沢山に到着。 宮ケ瀬まで11kmの丹沢三峰ルートスタートです。

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下ってはまた上り返す、その繰り返しです。 西峰(太礼ノ頭)、中峰(円山木ノ頭)を越えました。

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三つ目の峰、東峰(本間ノ頭)に到着。 ここからは下降に次ぐ下降です。

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落ち葉だらけでルートが不明瞭です。

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見事なサルノコシカケ。 周りを見渡したらいっぱいありました。

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更に不明瞭な道が続きますが、標高1000mまで下るとガスが晴れました。

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ようやく眺望が! 主脈のピーク方向を望むと雲の中です。

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「金冷シ」に到着。 大倉尾根にもありますが、これを何と読むか、どうしてこんな名称なのか

気になる方は自分でお調べを!

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これは怖い! 崩壊は現在進行形です。 この橋はいつか落ちてしまうことでしょう・・

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「御殿森ノ頭」からの展望は「大山三峰山」。 そしてついに宮ケ瀬湖が見えてきました。

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「三叉路登山口」に到着。 これで丹沢三峰ルート終了です。

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「三叉路バス停」に到着。 偶然ではありますが、私の到着を見計らったように1時間に1本のバスも到着。

バスの車窓から歩いてきた方面を見ましたが、すっかり雲の中です。

 

今回は、1日目に西丹沢より犬越路経由で蛭ヶ岳まで11.3km、2日目に蛭ヶ岳より宮ケ瀬(三叉路)まで

13km、合計24.3kmを歩きました。

距離的に長いルートではないのですが、(覚悟していましたが)アップダウンが多かったので疲労困憊です。

とはいえ、この日の蛭ヶ岳山荘は宿泊者が私を含め4名。

2名は仲のよい山好きなご夫婦、またもう1名は丹沢の山をこよなく愛する有名な写真家でしたので、

楽しい山の話しを多く聞けましたし、そして思う存分寛ぐことができました。

ありがとうございます!

 

長くなってしまいました。

最後までお付き合いいただいた方、誠にありがとうございます。

 

これにて今年の目標はクリアです!

そしてまた次なる素晴らしい山、よき出会いを求め、引き続き行動あるのみ!

【紅葉狩りハイク】西沢渓谷

昨年のちょうど今頃、紅葉に染まる渓谷が見たくて、奥秩父の「西沢渓谷」を歩いてきました。

1年前の記録ですが、正に現在、見ごろ真っ最中ですのでご紹介させていただきます。

 

西沢渓谷へは「JR塩山駅」より「西沢渓谷」行きのバスに乗り、終点で下車。

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バス停を降りて暫く歩くと紅葉に染まる尾根が登場!

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バス停から30分ほどで、甲武信ヶ岳の登山口。

この先に甲武信のピークに向かう「戸渡り尾根」があるのかと思うとゾクゾクしちゃいます。

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気持ちのよい林道が続き、その先の「二俣」というポイントにかかる橋の上からは、

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紅葉に染まる谷の斜面、そして中央には「鶏冠山」! 素晴らしい!

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橋を渡ると遊歩道が始まります。

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渓流沿いを進むコースに突入です。

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きれいな渓流です。この写真はたぶん「三重の滝」。

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渓流の上は紅葉。 日当たりのよい場所はきれいに染まっています。

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1年前の記録なので、どの滝が何という滝なのかなんて、もはや分からなくなっています。

「人面洞」「竜神の滝」「恋糸の滝」「貞泉の滝」などという素晴らしい滝や淵が続きます。

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この景観は素晴らしい! 立ち止まって暫く見入ってしまいました。

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これは「カエル岩」です。

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「七ツ釜五段の滝」です。 その名の通り見事な五段の滝です。

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滝の上から見たらこんな感じ。 きれいです!

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渓流巡りはここで終了です。 眺望が開けたところで雄大な「甲武信ヶ岳」が!

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西沢渓谷のハイキングコースは周回になっていて、半分は渓流沿いを進むコース。

残り半分は山の中腹に伸びる「旧森林軌道」を進むコースとなっています。

上部の写真はその森林軌道跡の遊歩道です。

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遊歩道途中の「大展望台」からの眺望。 紅葉に染まる甲武信ヶ岳は圧巻です!

上の写真の右側、下の写真の左側の尾根が「戸渡り尾根」。 その先が甲武信のピ-ク。

また尾根右横の谷には「幻の滝」があるそうです。

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最後は再び鶏冠山ビュー!

 

これにて終了です。

このハイキングコースの醍醐味は、往路と復路では全く異なった景観を楽しめることです!

所用時間は1周3~4時間。(個人差や歩き方によります)

高低差は350mほどしかありませんので、軽装でも大丈夫。

またコースの入口と最奥にはトイレがありますから、安心ですね。

 

紅葉の見ごろは10月中旬~11月上旬とのことです。

必見の渓谷美を楽しんでください!

 

いつになるか分かりませんが、甲武信に登り、国師~金峰~瑞牆へテン泊で縦走したいと

考えています。

そんな事を妄想しつつ、また次なる山を目指します!

【冠雪した富士と紅葉を再び見たくて】杓子山

先日登った三ッ峠山の素晴らしさが忘れられず、富士ビューが素晴らしいという

「杓子山(しゃくしやま)」に登ってきました。

山頂へはいくつかの登山ルートあるのですが、今回は高座山(たかざすやま)~杓子山~

鹿留山(ししどめやま)という3つの山を縦走するコースを歩いてきました。

 

富士急「富士山駅」よりバスに乗り、忍野村の「役場前バス停」で下車。

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バス停から50分ほど歩いて登山口に到着。

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山道を暫く進むと草原が広がり遠くに高座山のピークが! しかし日差しが暑い・・

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こんな道が続きますが、思いのほか勾配がきつく、また滑るので慎重に進みます。

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登る途中で振り返ると、素晴らしい!

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そして更にきつい急勾配を登り、高座山の山頂、標高1304mに到着。

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山頂ビュー! 少し雲が出てきましたが、素晴らしい!

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山頂を後にして暫く進むと杓子山のピークが!

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紅葉がきれいです!

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紅葉に染まる山道をぐんぐん進みます。

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そして「大榷首(おおざす)峠」に到着。 見事な紅葉です!

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ここにハング&パラグライダーの離陸台があります。

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いやー気持ちがいい!

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素晴らしすぎる!

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最後の上り坂。

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杓子山山頂、標高1597mに到着!

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山頂の富士ビュー!

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富士吉田ビュー! 奥に河口湖、そしてバックに南アルプスが!

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白峰三山と鳳凰三山、甲斐駒!

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山中湖ビュー!

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大月方面ビューは雲が多く、奥秩父&奥多摩の眺望はイマイチ・・

そして山頂標バックに富士。 1時間ほど休憩していたらいつの間にか雲だらけ・・

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鹿留山に向け出発です。 遠くにそのピークが!

そして気持ちのよい尾根道をぐんぐん進みます。

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素晴らしい!

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途中に眺望がありました。 振り返ると杓子山のピーク。

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そして行く手は鹿留山方面のピーク。 鹿留山の標高は1632m。

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眼下は見事が紅葉が!

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鹿留山山頂のちょい手前、「子ノ神(ねのかみ)」という分岐から下降開始です。

大人のアスレチックが待ってました。

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眺望が開けたところで、また見事な紅葉の斜面が!

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富士にはぶ厚い雲が・・ 残念・・

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下山して暫く歩いたところに宝船。

そして、ここまで歩いてきた山々の山容を一望です。

 

杓子山は人が少ないので静かです。

富士を眺めながら食べるご飯と、食後のコーヒーは格別なものです。

ゆっくり富士鑑賞をしたい方にはお勧めです!

しかし急勾配や大人のアスレチックがありますので、難易度はBクラス。

体力に自信がない方や、初級者のソロ山行、あと運動靴などの軽装登山は極力避けてください!

 

今回も 晴天に恵まれ、素晴らしい富士に出会え、そして見事な紅葉を満喫する事が出来ました。

山の秋は足早に通り過ぎてしまいますので、引き続き行動あるのみ!

次はどんな山が待っているのか、またどんな出会いがあるのか、楽しみです!

【富士山初冠雪】三ッ峠山

富士山が初冠雪したとの情報を聞き、紅葉&富士の眺望を求めて

日本二百名山である「三ッ峠山」に登ってきました。

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富士急三ッ峠駅よりスタートです。

20分ほど車道を歩いて「三ッ峠グリーンセンター」に到着。

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更に車道を登り、「さくら公園」に到着。 三ッ峠山を象徴するロック型のWCが!

そしてグリーンセンターから1時間ほど歩いて「いこいの森」に到着。 紅葉がきれいです。

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登山口に到着。 達磨石!

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登山開始! よく整備された山道です。

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「股のぞき」というポイントに到着。 何故股のぞき?

外国の方が記念撮影しています。

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股のぞきビューです! ちょい狭い視界ですが、素晴らしい!

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絶妙なバランスで直立するケルン。

そして「馬返し」というポイントに到着。 昔はここまで馬を登らせていたのでしょう。

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なるほど、納得! 「馬返し」の先はジグザグで少々急な上り坂が続きます。

「愛染明王(あいぜんみょうおう)」。 縁結びの神様です。

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この山を開山した「空胎上人の墓」。

その奥には「八十八大師」。 八十八体の弘法大師像です。

ここの大師も四国お遍路巡りを出来ない人のための写しなのでしょうか?

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崩落個所。 見事な紅葉です。

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視界が開け、ピークが!

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そして富士ビュー、素晴らしい!

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屏風岩、岩レンをやる方々の果敢な声が!

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クライマーズデッキ、いっぱいいました! 賑やかです。

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開運山の山頂付近山容ビューです。 そして「四季楽園」という山荘に到着。

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開運山へ登る最後の上り坂。 振り返ると遠くに南アルプス!

甲斐駒から光岳に至るまでの山容全てが一望で、北岳と間ノ岳といった3000m超の山は冠雪しています!

更には鳳凰三山、地蔵岳のオベリスクも見えます! いやー素晴らしい! 登りたい!

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「開運山」山頂、標高1786mに到着。 山頂は外国人だらけ。 皆さんよく知ってらっしゃる!

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これが見たかった!

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続いて「御巣鷹山」標高1775m。 山頂は電波塔だらけ。

御巣鷹山から見る開運山も電波塔だらけ・・

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こちらは「三ッ峠山荘」。

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三ッ峠山荘からの富士ビュー!

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最後に再度屏風岩ビュー!

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富士初冠雪、紅葉、青空、そして山頂のパノラマビュー!

更に下山後はグリーンセンターの「開運の湯」でのんびり入浴。

全てイメージした通りの世界で、本当に素晴らしい旅になりました。

 

そして登山の後は美味しいごはんです!

富士吉田といえば「吉田うどん」です。

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富士吉田市には60店舗ほどうどん屋があるそうです。

この吉田うどんはコシが強いので、しっかり噛むことが要求されます。

スープは素朴な味で、醤油味と味噌味があり、店舗によって異なります。

キャベツが具として乗っているのも特徴です。

薬味にすりだねを入れるのですが、赤唐辛子をベースにゴマや山椒を加えたもので各店オリジナル。

これがとにかく辛くて美味い!

富士吉田に行った際は、是非ともご賞味あれ!

 

紅葉シーズンはまだまだ続きます。

素晴らしい景色や出会い、美味しい物を目指し、引き続き行動あるのみ!

【山行】乾徳山

奥秩父連山の前峰で、日本二百名山である「乾徳山(けんとくさん)」に登ってきました。

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JR山梨市駅よりバスで「乾徳山登山口バス停」下車。 標高は830mほどです。

バス停近くには「乾徳公園」があり、皇太子殿下の登頂記念碑があります。

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登山口に向け暫く歩いたところに「いぬかみつく」! でも散歩中なのか犬が居ません。

「乾徳山前宮神社」に旅の安全を祈願して出発です。

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バス停から20分ほど歩いて登山口に到着です。 標高は970mほどです。

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ガレ場中心の登山道を進みます。

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登り坂の途中に水場、「銀晶水」です。

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更にガレている上り坂を進みます。

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二つ目の水場、「錦晶水」です。

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更にガレ道を進み、国師ヶ原に到着。 二児の母親、鹿さんが待っていました。

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国師ヶ原には高原ヒュッテという避難小屋があります。 外観も内見もきれいでした。

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国師ヶ原は気持ちのよい高原です!

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「役小角像」?

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森林帯が終わり、草原に突入。

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草原の向こうに乾徳山のピークが! そして草原にはススキ、秋の装いです。

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紅葉がきれいです。 秋は標高1600~1700mほどまで下りてきているのですね。

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「月見岩」に到着。 流れゆく雲の隙間に富士山が!

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ピークが近づいてきました。 そして富士山が全容を現しました。

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扇平というポイントに到着、標高は1765m。 ここに「手洗石」があります。

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ここからは大人のアスレチック突入です。 途中に「髭剃岩」などの奇岩があります。

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南方面は富士の眺望! 完全に雲が晴れました。

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眼下には見事な紅葉が!

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南西方面は南アルプス方面! 右から甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳、農鳥、塩見・・

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東方面は三頭山から雲取山!

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手作りハシゴを下った先は「カミナリ岩」。

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長いクサリ場ですが、三点支持で進めば登りやすい岩場です。

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「雨乞岩」に「胎内」。

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イワインチン、可憐です!

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展望が開けたら岩壁。 クライミングを楽しむ皆さんです。

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山頂直下です。 素晴らしい眺望の中で昼食です。

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いやー素晴らしい!

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そして最後の難関「鳳岩」。 足と手の確保が難しい岩なので、クサリが頼りです。

登りきって下を覗きこむとそれなりに高度感があります。

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そして「乾徳山」山頂、標高2031mに到着。

これまで見えなかった北側の展望が! 手前に黒金山、左手奥に国師ヶ岳、右手奥に甲武信ヶ岳。

国師ヶ岳の横には金峰山の五丈岩も!

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山頂を縦断して北側へ。 高度感があります。

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振り返ると山頂に富士山、いやー、素晴らしい!

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そして分岐に到着。ここから下降開始です。

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ガレ場の急降下ですが、浮いた石は少なく、林間なので難易度は中ぐらいです。

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暫く下ると平行移動のガレ場。 そして高原ヒュッテに到着。

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下山は「道満尾根」へ、そして尾根の登山口に到着。

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ゲートを抜け、しばらく進むとお休み処が。  冷たくて美味しい湧水をたらふくいただきました!

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「徳和山吉祥寺」です。 安全に旅を終えられたことをお礼しに参拝です。

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境内には樹齢四百年という天然記念物「新羅櫻」。 立派な桜です。

境内で火を焚くお婆さまに話しを聞いたところ、「この桜は倒木した三代目の本樹から芽を出し、

ここまで立派に育った」とのこと。

指さす先を見ると、すごい根が張られていました。

その根の先に三代目の樹があったと。 生命力の神秘です!

また「春には見事な花を咲かす」と教えてくれました。

「以前この寺は放置されて荒廃が進んでいたが、甲斐国志によって、信玄公が再興したという

由緒正しき歴史がある事が判明し、その後この地の宝物として整備が進んだ」という事も教えて

くれました。

何でもこのお婆さまはこの地に移り住んで半世紀以上。

その間、ずーとこの寺の変遷と桜を見守り続けてきたのでしょう。

 

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最後は夕暮れ間際の空! すっかり秋の空、爽快です!

 

今回も素晴らしい旅になりました!

これから低山にも紅葉が広がります。

素晴らしい風景、そしてよき出会いを求め、また次なる山を目指して行動あるのみです!

【山行】鳳凰三山

日本百名山79座である、南アルプスの「鳳凰三山」に登ってきました。

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JR韮崎駅よりバスで「青木鉱泉」へ。

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温泉は無味無臭ですが、湯を舐めてみると鉄を含んでいることが解ります。

宿泊と入浴のほかテン泊もできますが、テン場はあまり利用されていないのか、少々荒れている

感じがしました。

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ドンドコ沢ルートで登山開始です。最初はドンドコ沢沿いの緩やかな山道を進みます。

登山口の標高は1100mほどです。

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暫く進むと目の前に観音岳のピークが・・ 大きい・・

そして大崩落地です。少々恐怖を感じながらザレ場を進みます。

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その先は急登に次ぐ急登です。 途中の清水に癒されながら、ただただひたすら登るのみ。

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「南精進ヶ滝」に到着です。標高は1500mほどです。

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更に急登を進み、ピーク方面を望むとガスが・・

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「鳳凰ノ滝」に到着です。

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ちょっと遠いので少し拡大!

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その後も急登、急登、急登!

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「白糸の滝」に到着。 標高は1900m。 ガスに覆われ展望はイマイチ・・

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更に急登が続き、「五色の滝」に到着。 標高は2150m。 滝上にはガスが・・

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ガスが晴れたところで改めて見ると、滝上は見事な紅葉が!

標高2000m超は既に初秋です。

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標高2300mを越えると急登は終わり、ピーク方向が望めましたが、ガスで見えない・・

とはいえ、紅葉はきれいです。

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鳳凰小屋に到着です。標高は2400mほどです。

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おっ、ゴミ捨て注意喚起の看板が! (熊)にしているところに照れを感じます。

今晩の宿泊地はここのテン場です。

 

そして翌朝です。

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晴れです! 急いで出発です。

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急登に次ぐ急登を進むと、地蔵岳のピークが近づいてきました。

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ここで森林限界を越え、その先は急なザレ場。そして行く手に「オベリスク」が!

空はいつの間にか快晴です!

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背後の展望も開けました。 雲海です! 奥秩父の山稜が浮かんでいます。

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地蔵岳山頂、標高2764mに到着。

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西側の山頂ビューです。 甲斐駒の全容が!

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東側の山頂ビューです。 雲海に浮かぶ富士山が! すばらしい!

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北側の山頂ビューです。 八ヶ岳連峰が!

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そしてオベリスク。 写真では伝わらいでしょうが、でかい!

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地蔵だらけです。 拝んでも拝んでも足りません。

この他にもオベリスクの岩の裂け目などにも無数の地蔵がありました。

なぜ地蔵だらけなのか?ということが気になる方は自分でお調べを!

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地蔵岳を出発し、しばらく進むと北岳、その奥に間ノ岳から続く赤石山脈が!

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地蔵岳の山頂付近山容ビュー。

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もう一丁!

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ウラシマツツジ、タカネビランジ

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北岳に仙丈ヶ岳!

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ナナカマド、ダケカンバの見事な紅葉!

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素晴らし過ぎる!

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観音岳、標高2840mに到着。

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観音岳の山頂ビュー。

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薬師岳のピークが近づいてきました。

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薬師岳山頂、標高2780mに到着。 ん?イルカ岩?

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山頂全景。 広いです。 真ん中に雲海に浮かぶ富士山。

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最後に富士山を真正面に見ながら下山開始です。

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下山は中道コース。 約3時間のひたすら急坂下降です。

急下降を終えると、クマササ覆われた緩やかな森林帯。

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登山口に到着。 廃屋が目印です。

 

いやぁー気持ちがよかった!

シルバーウィーク最終日がメインの山行。

テン泊装備を背負っての急登&急下降は少々疲れましたが、山小屋、山道共に

空いていて、そして何より天候に恵まれた旅でした。

 

これから秋が徐々に標高を下げてきます。

紅葉狩りシーズンの到来です!

また次なる山を目指して行動あるのみです!

【山行】雲取山

日本百名山66座である「雲取山」に登ってきました。

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JR奥多摩駅より「丹波」行きのバスに乗車。

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「鴨沢バス停」で下車。バス停前には定食屋さんとトイレ、駐車場があります。

(奥多摩湖は満水です。という感じですので、多摩川もスゴイ水量でした・・)

定食屋さんで生姜焼き定食をいただき、出発です!

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民家の間を抜け登山道へ。

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暫く登ると駐車場に抜け、車道を少し進んだ所に登山口があります。

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歩きやすい山道を1時間ちょい登ると水場があり、標高1150mの表示が。

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「堂所(ドウドコロ)」というポイントを抜けた辺りから霧が・・

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「七ッ石小屋下」の分岐に到着。霧が濃くなってきました。

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そして「七ッ石小屋」に到着。標高は1600mほどです。

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七ッ石小屋にはきれいなトイレがあります。

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10張りほどでいっぱいになってしまうテン場があります。

出発が遅かったので、この日はここでテン泊をする事にしました。

 

そして翌朝です。

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快晴です! 西側のビューは、きれいな朝焼けの中に富士山です。

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そして東側の「榧ノ木山」方面です。

こんな朝焼けを眺めながらコーヒーを飲みつつ、朝食を食べました。

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出発準備完了後、七ッ石山小屋のご主人にテントとシェラフ&マットを預かっていただき、出発です!

そして七ッ石小屋上の分岐です。ここから七ッ石山の山頂へ向かいます。

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気持ちのよい朝日の中、ぐんぐん標高を上げます。

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山頂付近には「七ッ石山」の山名由来となる七つの石です。

そして山頂、標高1757mに到着です。

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山頂ビューです。 富士山には雲がかかってしまいましたが、清々しい!

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北側に「雲取山」のピークが望めます。

そのピークを斜め横に望みながら北側斜面を下降開始です。

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蛇行した坂を下りきったところで振り返ると、七ッ石山のピークが望めました。

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きれいで気持ちのよい尾根をぐんぐん進みます。

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五十人平のヘリポートに到着。 その先は「奥多摩小屋」のテン場が広がります。

100張は張れる大きなテン場ですが、皆さんもう出発してしまったようです。

数張りしか残ってません。

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「奥多摩小屋」を横目に見つつ、更に尾根を先に進みます。

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小屋の先の坂を上りきったところで振り返ると、七ッ石山からここまで歩いてきた

尾根の全貌が望めました。

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更に「小雲取山」の斜面を登り、標高1937mへ。

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「雲取山」のピークがどんどん近くに。

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山頂にある「雲取山避難小屋」です。

避難小屋壁面に掛かる温度計は12℃ですが、風が強いので体感は10℃以下です。

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小屋横に山頂標がありますが、ここは山頂ではありません。

小屋の反対側に本当の山頂がありますので目指します。

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「雲取山」山頂、標高2017mに到着。

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山頂の展望盤越しの展望は雲が多くイマイチ。

でも大菩薩嶺の稜線はきれいに見えました。

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山頂から「雲取山荘」に続く北側の坂を下ると、鎌仙人、富田冶三郎氏のレリーフがあります。

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更に山荘手前には田部重治氏のレリーフ。

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「雲取山荘」に到着。 標高は1830mまで下がりました。

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きれいなトイレです。 この案内板は誰が書いたのでしょう? なかなか面白い!

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こちらは水場。 沢やか・・ ?カナ(笑顔)って・・

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こちらは雲取山荘のテン場です。 さすがにこの時間は誰も居ませんね。

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山荘からは巻道に次ぐ巻道ルートで。清々しい道です。

 

その後七ッ石山小屋へ戻って預っていただいたテント等を受け取り、そして下山は

「赤指(あかざす)尾根」ルートへ。

一旦「石尾根縦走路」に出て千本ツツジを目指し、少し進んだところで視界が開け、

素晴らしい展望が!

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写真では解りづらいですが、「登り尾根」と「赤指尾根」、そして「モクボ谷」の山並みが素晴らしく、

また遠くには大菩薩嶺から続く稜線、更に遠くに富士山が!

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赤指尾根は杉林の中を進むルートで、不明瞭な道が続きます。

途中、登山道と作業道の区別が付かない場所もあります。

展望もなく方角が解らなくなりがちですので、コンパスは必需品です。(ご参考までに!)

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山道が終わり林道に出て、更にゲートを出たところに巨木が。「峰のツガ」です。

 

この後は延々と蛇行した車道を「峰谷バス停」まで下りました。

しかしバスの時間をチェックしていなかったので、次の便は3時間後・・

下山に限ることですが、この無計画っぷりは私らしいと言えば私らしい・・

やむを得ず「峰谷橋バス停」まで歩くことにしました。

歩き始めて少し進んだ所で後方から来た車が停車し、「どこまで行くの?」と聞かれ、

結果奥多摩駅まで乗せていただくことになりました。

 

ご夫婦で鷹ノ巣山に入っていたというこの方は、なんと山歴50年!

山の事は何でも知ってるという感じで、特に奥多摩や奥秩父に詳しい!

そんな方でしたので、車中では様々な山や人の話しを聞かせていただきました。

本当に楽しいひと時でした。 ありがとうございます!

後々知ることになったのですが、この親切な方は有名なアルピニストでした。

講演会のお知らせをメールしていただきましたので、今度お邪魔してみたいと思います!

 

ではまた次なる山を目指します!!

【山行】金峰山

日本百名山68座である「金峰山(山梨県では『きんぷさん』、長野県では『きんぽうさん』)に

登ってきました。

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日本のヨセミテと呼ばれる「廻り目平」より出発です。標高は1570m。

ヨセミテと呼ばれるだけあって、周囲の山肌は花崗岩の壁だらけ。クライマーの聖地です。

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登り始めは緩やかな林道を進みます。

林道脇の水場です。美味しい水が勢いよく噴出していました。

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林道は「西股沢」沿いを進みます。きれいな清流です。

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クライミング練習中の皆さんです。 確保技術は経験あるのみですね。

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その先も林道は延々と続き・・

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落石・・ そして林道はどこへ・・

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という道を経て着いた先は「中ノ沢出合」。 ここになぜか朽ちた車が・・

昔はここまでこんな乗用車でも入れたのかと驚きです。

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砂洗川を渡ると、ここからピークに向け急登開始です。

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樹林帯の気持ちのよい道ですが、一気に標高を上げる急坂なので気合いと忍耐が必要です。

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標高が2000mを越えた辺りで、林の間から「瑞牆山」が!

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苔が蒸した道をひたすら気合いで登り詰めていきます。

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標高2250mほどで一旦急登が終わり、森林限界が近づいてきたことを感じます。

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更に続く上り坂。途中に花崗岩の山らしい風景に出合います。

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標高2400mで 「金峰山小屋」に到着。 山小屋の後ろには出来たてホヤホヤのトイレがあります。

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小屋の横にはすごい岩が! そして瑞牆山方面の山小屋ビューです。

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山小屋からの山頂&尾根方面ビューです。

いきなり森林限界を越え、ハイマツ帯が始まります。

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ピークへ向かう坂道からのビューです。

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道端には個性的なケルンが。右写真のケルン奥にあるのは五丈岩です。

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「金峰山」山頂、標高2599m(山地図では2595m)に到着。

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山頂ビューです。

この日は残念ながら南アルプスも八ヶ岳連峰も見えませんでした。

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五丈岩です。皆さんよじ登っています。

五丈岩は横から見ると何気に細いことが判明。

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その後、尾根道を大日岩に向け出発です。

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霧に覆われ展望はありませんが、気持ちのよい尾根が続きます。

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東方向の国師ヶ岳、甲武信ヶ岳方面ビューはこんな感じ。雲の中です。

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この先も瑞牆山荘まで旅は続くのですが、カメラの電池が・・orz

ということで、これにて今回の山行記録は終了。

 

いやー気持ちがよかった!

また金峰山に登る機会あらば、パキッと晴れた日に登って360度パノラマビューを

見てみたい。

そんな想い金峰山に残しつつ、また次なる山を目指して行動あるのみです!

【山行】甲斐駒ヶ岳

台風の影響もあって天候が不安定であったこの日、どの山へ登るべきか相当悩みました。

当初は北アルプスの燕岳(つばくろだけ)を計画してましたが、悪天候との予報であった

ため、急遽南アルプスの南部の茶臼岳(ちゃうすだけ)、北部の甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳、

そして奥秩父連山の金峰山や甲武信岳も視野に入れて検討しました。

前日の予報で甲斐駒ヶ岳に決めた訳ですが、下調べもままならないまま山行計画を組み、

そして実行してきました。

 

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バスで広河原へ。そして北沢峠行きのバスに乗り換えです。

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北沢峠に到着です。標高は既に2032mです。

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北沢峠からテン場がある長衛小屋(ちょうえいごや)までは20分ほどで到着です。

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長衛小屋のテン場です。高校の山岳部などの団体が多く、満員御礼です。

私は最奥の沢近くにテントを張りました。

周囲にはテントが少なく、また沢のせせらぎが気持ちよい場所でした。

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テントに荷物を置いて身軽になったところで出発です。

甲斐駒ヶ岳のピーク方向は雲の中です。

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暫くは平坦な道をのんびり進みます。

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苔が蒸した沢沿いを、マイナスイオンを満喫しながら進みます。

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仙水小屋到着です。テン場では学生たちが出発準備をしていました。

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仙水小屋から暫く進むと、岩塊に覆われた斜面に到着します。

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岩塊の上を進むのですが、行く先は雲に覆われています・・ 後方は青空があるのだが・・

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仙水峠、標高2264mに到着です。甲斐駒の前峰である摩利支天が姿を現しました。

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仙水峠から駒津峰まで一気に500mほど標高を上げます。

ここからはひたすら急登が続きます。

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急坂の途中、雲の切れ間に鳳凰三山が! 地蔵岳の山頂にオベリスクが見えます。

横を見ると摩利支天が全容を現していました。

というのは一瞬で・・

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あっと言う間に雲の中です・・

ということで、駒津峰、標高2752mまで上がりましたが、そこから先はすっかり雲の中です。

私はここで体調を崩してしまい、この先へ進むことを諦めました。

少々寝不足気味であったことと、血糖値の管理に失敗してしまったことが敗因です。。

 

以下おまけです。

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こちらは昨年秋、白州を訪れた際に撮った甲斐駒の雄姿です。

この日は雲ひとつない晴天でした。

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そしてこちらは甲斐駒の麓にある尾白川渓谷です。

紅葉に染まる山々と清流、滝は絶景です。

 

今回は敗退に終わってしまいましたが、またいつかリベンジしたいと思います。

どうせなら、白州側から高低差2500mほどを直登するドMルートでチャレンジしてみようかとも思います。

あぁ~悔しい・・

【山行】大雪山②

夜中は風が強く、氷点下まで気温が下がりました。

そんな寒い夜をテントで過ごしましたが、満天の星空は素晴らしかったです!

 

そして2日目の朝がきました。

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快晴です! 無風で、しかも暖かい!

しかし日陰には霜が・・

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黒岳の人気者シマリスくんがテントまで遊びに来てくれました。

トイレついでに石室の入口付近を見ると「美女歓迎」・・

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お鉢平周回コースを右回りに出発です!

いやー素晴らしい! 気持ちがいい!

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お鉢平の残雪の雪解け水を水源とする赤石川に到着です。

想像以上の美景に言葉をなくしました。

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いつまでもこの美しい景色を満喫していたいのですが、まだ先は長い!

お鉢平ビューを目指し出発です!

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北海岳へ向け、ぐんぐん標高を上げていきます。

タカネトウウチソウの群落です。美しい!

移りゆく美しい景色に感動です!

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北海岳、標高2149mに到着です。

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北海岳からのお鉢平ビューです。 ついにやって来ました!

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黒岳方面ビューです。素晴らしい!

更にお鉢の縁を進みます!

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荒井岳付近(お鉢を半周ほど進んで)からのお鉢平ビューです。

そして間宮岳分岐です。 道標下に女性用のシューズが?忘れ物??

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ここから旭岳に向け進みます。 少し進むと、行く手に旭岳(裏旭)が見えてきました。

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旭岳が近づいてきました。

裏旭キャンプ指定地です。 水場は沢の水? トイレはありません。

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旭岳の斜面に取り付きます。 そこそこ斜度の大きいザレ場です。

下りは大変だろうなーなどと考えつつ、ひたすら登ります。

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もう少し!

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北海道最高峰「旭岳」、標高2290mに到着です。

山頂ビューです。

風が強く、飛ばされてしまいそうです・・

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お鉢平方面。 私が歩いてきた方面です。 手前にある山は熊ヶ岳。

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表旭方面。 下には噴煙を上げる地獄谷。 遠くに美瑛。

旭岳の表と裏は全く別の顔です。

表旭は多くの登山者が頂上を目指し登っています。

(V字の左側縁に登山道がありますが、写真では見えませんね・・)

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大雪山系全景。 雄大です!

遠くに日本百名山である「トムラウシ」や「十勝岳」が!

手前の斜面に見えるのは「金庫岩」かな? その先にあるのが「ニセ金庫岩」かな?

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旭岳山頂とは別れ、再び裏旭。下りです。

思ったとおり、下りの裏旭は結構厳しい斜度のザレ場でした。

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熊ヶ岳の斜面を登り返し、再び間宮岳分岐を経て間宮岳、標高2185mです。

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再び御鉢平ビュー。 行く手に見えるのは北鎮岳(ほくちんだけ)です。

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また行く手の左手には比布岳(ぴっぷだけ)。 どの山も火山らしい山容です。

中岳、標高2113mに到着です。

ここは西からお鉢平に吹き込む風の通り道です。

写真ではお伝えできませんが、すごい爆風です。 飛ばされそうでした・・

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更に歩を進め、北鎮岳肩の分岐です。そして北鎮岳、標高2244mです。

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北鎮岳へは登らず、更にお鉢の縁を進みます。

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北鎮岳の先は様々な種類のお花たちが待っていました。

チングルマの綿毛にメアカンキンバイ、イワギキョウ、コガネギク、ミヤマリンドウ等々・・

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ハイマツの道を抜けると「お鉢平展望台」。 これでお鉢平とはお別れです。

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ここから黒岳石室まで一直線。

道沿いには見事なお花畑が! 和みます!

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ヨツバシオガマ。満開期は過ぎてますがきれいです。

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黒岳が近づいてきました。

右手はお鉢平から続く赤石川の谷です。 何もかもスケールが大きい・・

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秋をすぐそこに感じます。 ナナカマドの実も色づいています。

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石室に戻ってきました。

大雪山の美観に心を奪われ、時間を忘れていました。

リフト&ロープウエイの運転終了までギリギリの時間です。

急ぎテントを撤収し、下山開始です。

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黒岳への坂道の途中から石室を眺め、別れを惜しみます。

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黒岳山頂直下でキツネくんと遭遇です。

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再び黒岳頂上です。

昨日は雲に覆われていた北側の景色を眺めつつ、急ぎ下山です。

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前日とほぼ同じ位置にある太陽と、そして黒岳の影。

あれから24時間近く経過したんだな~なんて考えつつ、素晴らしかった大雪山の旅の締めくくりです。

何とかリフト&ロープウエイの営業終了時間に間に合いました。

 

2日目は20km強を歩きました。

進む度に変化していく絶景に都度感動していたせいか、まったく疲れを感じませんでした。

 

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最後は帰りの飛行機の中からの大雪山です。

カムイミンタラ

山行終えて改めて考えると、山々の全てに神が居たような気がします。

また登りに来ます!

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