そこに山と滝があるから

谷川岳で雪上訓練

1か月ほどご無沙汰してしまいました。

最近は何かと忙しく、週末のトレーニングすらままならない状態でした。

そんな中ですが、翌日に出張現場を控えつつも、山の師匠から絶対参加を

言明された谷川岳での雪上訓練に参加してきました。

水上で温泉に入った後、土合に到着。 車中泊です。

 

そして翌朝、晴天です!

 

全員集合しましたので出発です。 登山指導センターに到着。

 

ザックの中身をデポしたらマチガ沢へ。 行く先には雪崩痕。

 

雪崩れた斜面を越えます。 こんなブロック雪崩に遭遇したら逃げようがありません。

そして付近の斜面を見上げると雪庇だらけ。 雪崩れ元です。

マチガ沢に到着。 素晴らしい景観です。

マチガ沢の上流部は雪崩の巣窟なので、雪が解けるまでは立ち入り禁止です。

 

雪上訓練開始です。 先ずスノーバーによる支点の構築。

続いてプルージックによる固定ロープ登降。

 

アッセンダーによる登降。 そして様々なビレイ法。

 

クレバスを想定した脱出法。 荷重分散の定義と技術。

ヒマラヤへの遠征経験豊富な師匠2名から、まる1日みっちり教えていただきました。

マチガ沢には別のパーティがテン泊中。 これにてこの日は終了です。

 

そして翌朝。

 

5時に出発して西黒尾根を登り詰めます。

 

雪質は締まっていて歩きやすい。

 

快晴で素晴らしい世界ですが、暑い・・ 休憩です。 そして更に登り詰めます。

山頂は目の前のピークの先です。

ここで一服。 ザイルを結びます。

朝日岳。

一ノ倉、衝立岩と鳥帽子岩。

遥か下にはマチガ沢。

 

クレバスを横目に見つつ、稜線を先に進みます。

 

稜線は強烈な紫外線です。

 

雪庇を踏み抜かないようにトレースしながらラクダのコルを越えます。

 

素晴らしい! 急坂突入です。 キックステップとピッケル捌きで登り詰めます。

 

山頂が近くなってきました。

 

ここでまたユマーリングの練習です。50mを2ピッチ。

肩ノ広場、雪田に到着。 左手には天神尾根を登る人たちの列。

広い雪田です。 谷川岳山頂、トマノ耳とオキノ耳。

肩の小屋。背後は万太郎山。

トマノ耳に到着!

トマノ耳からオキノ耳。

下山開始です。 下山は天神尾根ルート。

 

天神尾根でもプルージックの練習。

 

下山しました。 登山指導センターでデポ品を回収し、土合へ。

土合に帰ってきました。 これにて終了です。

 

今回の雪上訓練は大変有意義でした。

様々な雪上&登攀技術を習得することが出来ました。

ありがとうございます!

 

ではまた次なる山を目指します!

どんな山、そしてどんな出会いが待っているかな。

楽しみです!