縦走2日目の朝がやってきました。丹沢山の山頂は雲の中です。
「みやま山荘」で美味しい朝食をいただき、朝6時に出発です!
パキっとした晴れもいいですが、これはこれで幻想的です。モチベーション高く歩きましょう!
歩いていたら霧が晴れてくれました。目の前に塔ノ岳が見えます。気持ちのよい稜線歩きになりました。
塔ノ岳が近づいてきました。これは気持ちのよい展望が待ってるぞ!と期待していたら、またまたガスが・・
塔ノ岳の山頂に到着。標高1491m。
何も見えません・・右は昨年の秋に来た時の写真です。くぅー(>_<)
現実は現実なので、丹沢主脈にお別れをして、先に進みましょう!
山頂から少しだけ標高を下げたらガスが消えました。なんだよー(》ω《)
そしてここは大倉尾根への分岐「金冷シ」。
これをなんと読むか、語源が何なのかについては、ご興味のある方が調べましょう!
大倉尾根には進まず、ここから「鍋割・檜岳山稜」の縦走ルートスタートです。
次なる目的地、鍋割山に向け進みます。
道中に「バイケイソウ」が群生してました。
丹沢の高地に多く群生してますが、有毒らしいです。場合によっては死に至るみたいです。
夏になると、白くて可愛い花を咲かすらしいですが、触らないように気を付けましょう!
鍋割山の山頂に到着です。標高1272.5m。
そしてこちらが「鍋焼うどん」で有名な鍋割山荘です。
山頂でいただく熱々の煮込みうどんは最高です。混んでる時は待ち時間が1時間にもなるそうです。
今回はみやま山荘で美味しい朝食をたらふくいただいたばかりですので、食べずに先へ進みます!
おっ、「無理をしないで引き返す勇気が必要です。」
大山三峰山で見た注意標と同じものが、またまた登場です。危険がすぐそこです。
下りの急坂が待っていました。15分間降りきって振り返るとこんな感じです。
その先に長い鎖場登場です。しかも足元が崩れやすので滑落注意です。降りきって見上げるとこんな感じです。
その先もヤセ尾根とか鎖場が続きました。危険地帯です。
緊張が続くルートですが、満開のミツバツツジがあったりして、少しだけ心が和みます。
1時間ほど頑張ったら雨山峠に到着しました。
ここから先はまた幾つかのピークに向けアップダウンが続くのですが、指導標が少なく、また登山道を示す
リボンやテープも少ないので、人が歩いた足跡を頼りに進みます。
雨山の山頂に到着です。標高は1176m。何もありません。先に進みましょう。
斜面が大崩落しています。怖ろしい・・ と思いっていたら、満開のマメザクラが。和みます。
檜岳(ひのきだっか)の山頂到着です。標高1167m。ここも何もありません。
更に先に進むと展望が開けました。先に見えるのは次なるピーク、伊勢沢ノ頭です。
そしてその山頂です。標高1177m。これで1000m超えの山は終了です。
秦野峠到着です。その先に沢が待っていました。清流が湧き出る源流地です。
縦走最終地点である、林道秦野峠に到着です。
この先にシダンゴ山という低山がありますが、その山には登らず、今回は林道で下山します。
約1時間半ほど下る林道を選んで正解です!
素晴らしい新緑が待っていました。山の息吹を感じながら、旅の締めくくりを満喫です。
そして林道の途中には、、
更にはなんと、
これにて合計約35km、歩行時間15時間半の丹沢山地縦断の旅は終了です。
今回の山行も多くのよき出会いがありました。
その一期一会の出会いによる思い出は、私の心に宝として一生残り続けるものです。
そして次はどんな山が私を待っているのか?楽しみです!