そこに山と滝があるから

【山行】丹沢主脈~鍋割・檜岳山稜縦走①

今年掲げた目標の1つ目、「丹沢主脈&鍋割・檜岳主稜縦走、計約35km」を実行してきました。

そこそこのロングトレイルなので、長くはなりますが、時間のある方はご覧くださいませ。

2回に分けご紹介してまいります!

 

橋本からバスを乗り継いで「焼山登山口」下車。

諏訪神社で安全祈願をして出発です。

CIMG4896  CIMG4903

最初はお決まり、尾根までの急登道です。

山の上に水場が少ない丹沢は水持参が基本です。

今回はロングなので、水不足に陥らない様、多めに持参したのですが、ザックが重くて、きつい・・

CIMG4911

新緑眩い山中にケルンが積まれていました。

CIMG4915 CIMG4916

焼山(やけやま)山頂です。標高は1059.6m。樹木に覆われているので眺望はありません。

CIMG4922 CIMG4923

鉄塔に登ってみたら津久井湖&奥高尾方面が望めました。

しかし、進行方向の怪しげな雲と雷が気になる・・先を急ごう・・

CIMG4936  CIMG4938

続いては黍殻山(きびがらやま)山頂です。標高1232m。山頂標はなく、看板です。標高は鉛筆?で手書きです。

山頂中央にあるのは雨量計で、雨量を無線で城山ダムに伝えるためのものらしいです。

更に先を急ごう・・

CIMG4942  CIMG4952

少し歩いたところに「黍殻避難小屋」がありました。

ちょい前に建て替えをしたという情報は知ってましたが、きれいな小屋です。

後から年配のご夫婦が登って来て、この小屋へまっしぐらに向かっていたので「こちらにお泊りですか?」と

聞いたところ、「私らはよくここをベースキャンプにして方々を歩くのが・・」などと答えてくれました。

山好きな仲良しご夫婦です。いつまでもお幸せに!

CIMG4959  CIMG4960

雷の音が大きくなってきました。先を急ごう・・

CIMG4962  CIMG4966

姫次(ひめつぎ)到着です。蛭ヶ岳が望めます。雷が気になるので、早くあのピークをクリアしなくては・・

とはいえ、腹が減っては戦は出来ぬ。急いで昼食です。

CIMG4970

昼食を終え、念のためレインウェアを着用して暫く歩いたところで、蛭ヶ岳山頂にヤバい雲が・・

しかも雷の轟音が近い・・

CIMG4973

ついにやられてしまいました。雹も混じってます・・orz

大きな木の陰は避けつつ、雷雲が遠ざかるまで動きまわらないように要注意です。

そんな中、もの凄い爆音&閃光が・・100mも離れていないところに落雷です・・恐ろしい・・

CIMG4974  CIMG4982

雷が遠ざかったので、再び蛭ヶ岳の山頂を目指して移動開始です。

しかし、、レインウェアを着用しての階段地獄はきつい・・蒸し風呂状態です。

CIMG4984  CIMG4986

蛭ヶ岳の山頂に到着です。丹沢山地最高峰の標高1672.7m。

この山頂はパノラマビューなはずなのに、すっかり雲の中です・・何も見えません・・

CIMG4994  CIMG5001

行く手のガスが晴れたので出発です。気持ちのよい稜線が続きます。

CIMG5005  CIMG5010

有名な「鬼ヶ岩」の鎖場です。

CIMG5011

「鬼ヶ岩」の上から望む蛭ヶ岳。これお決まりの絵なので、私もやっておきました。パシャ!

これから尾根歩きが続くので、再び雷雲遭遇しない様に先を急ごう・・

CIMG5024  CIMG5030

という事でいくつかのピークを超え、蛭ヶ岳山頂から歩く事1時間半ほど。

CIMG5037 CIMG5042

日本百名山第71座「丹沢山」の山頂に到着です。標高1567.1m。これで一安心。

登山を開始してからここまで、7時間半ほど歩きました。

CIMG5040

一晩お世話になる「みやま山荘」到着です。

この日は満員御礼でして、寝床に隙間がないほどでした。

評判の料理は大変美味しく、とてもきれいな山荘なので、こんなに混んでなければ快適なのに・・

また、世界の山を登り続けているご主人の話しも聞けずで、残念、無念・・

そんな感じで、縦走1日目はこれにて終了。

おやすみなさいzzz

—— ②へ続くのである ——