今年掲げた目標の1つ目、「丹沢主脈&鍋割・檜岳主稜縦走、計約35km」を実行してきました。
そこそこのロングトレイルなので、長くはなりますが、時間のある方はご覧くださいませ。
2回に分けご紹介してまいります!
橋本からバスを乗り継いで「焼山登山口」下車。
諏訪神社で安全祈願をして出発です。
最初はお決まり、尾根までの急登道です。
山の上に水場が少ない丹沢は水持参が基本です。
今回はロングなので、水不足に陥らない様、多めに持参したのですが、ザックが重くて、きつい・・
新緑眩い山中にケルンが積まれていました。
焼山(やけやま)山頂です。標高は1059.6m。樹木に覆われているので眺望はありません。
鉄塔に登ってみたら津久井湖&奥高尾方面が望めました。
しかし、進行方向の怪しげな雲と雷が気になる・・先を急ごう・・
続いては黍殻山(きびがらやま)山頂です。標高1232m。山頂標はなく、看板です。標高は鉛筆?で手書きです。
山頂中央にあるのは雨量計で、雨量を無線で城山ダムに伝えるためのものらしいです。
更に先を急ごう・・
少し歩いたところに「黍殻避難小屋」がありました。
ちょい前に建て替えをしたという情報は知ってましたが、きれいな小屋です。
後から年配のご夫婦が登って来て、この小屋へまっしぐらに向かっていたので「こちらにお泊りですか?」と
聞いたところ、「私らはよくここをベースキャンプにして方々を歩くのが・・」などと答えてくれました。
山好きな仲良しご夫婦です。いつまでもお幸せに!
雷の音が大きくなってきました。先を急ごう・・
姫次(ひめつぎ)到着です。蛭ヶ岳が望めます。雷が気になるので、早くあのピークをクリアしなくては・・
とはいえ、腹が減っては戦は出来ぬ。急いで昼食です。
昼食を終え、念のためレインウェアを着用して暫く歩いたところで、蛭ヶ岳山頂にヤバい雲が・・
しかも雷の轟音が近い・・
ついにやられてしまいました。雹も混じってます・・orz
大きな木の陰は避けつつ、雷雲が遠ざかるまで動きまわらないように要注意です。
そんな中、もの凄い爆音&閃光が・・100mも離れていないところに落雷です・・恐ろしい・・
雷が遠ざかったので、再び蛭ヶ岳の山頂を目指して移動開始です。
しかし、、レインウェアを着用しての階段地獄はきつい・・蒸し風呂状態です。
蛭ヶ岳の山頂に到着です。丹沢山地最高峰の標高1672.7m。
この山頂はパノラマビューなはずなのに、すっかり雲の中です・・何も見えません・・
行く手のガスが晴れたので出発です。気持ちのよい稜線が続きます。
有名な「鬼ヶ岩」の鎖場です。
「鬼ヶ岩」の上から望む蛭ヶ岳。これお決まりの絵なので、私もやっておきました。パシャ!
これから尾根歩きが続くので、再び雷雲遭遇しない様に先を急ごう・・
という事でいくつかのピークを超え、蛭ヶ岳山頂から歩く事1時間半ほど。
日本百名山第71座「丹沢山」の山頂に到着です。標高1567.1m。これで一安心。
登山を開始してからここまで、7時間半ほど歩きました。
一晩お世話になる「みやま山荘」到着です。
この日は満員御礼でして、寝床に隙間がないほどでした。
評判の料理は大変美味しく、とてもきれいな山荘なので、こんなに混んでなければ快適なのに・・
また、世界の山を登り続けているご主人の話しも聞けずで、残念、無念・・
そんな感じで、縦走1日目はこれにて終了。
おやすみなさいzzz
—— ②へ続くのである ——