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<title>居酒屋☆対談</title>
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<modified>2006-03-14T09:52:52Z</modified>
<tagline>
「これは！」と思うイベント制作者・関係者を招いて、
あんな話やこんな話を声が枯れるまで語りあうイベント・トークバトル＠居酒屋。
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<copyright>Copyright (c) 2006, ueguri</copyright>
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<title>第５回「イベントの真髄、楽しさのお話」【最終回】</title>
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<modified>2006-03-14T09:52:52Z</modified>
<issued>2006-03-11T10:11:07Z</issued>
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<created>2006-03-11T10:11:07Z</created>
<summary type="text/plain">今回の来店者
小林さん（サバイランド）×松下（コムブリッジ）




　居酒屋☆...</summary>
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</author>

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<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小林さん（サバイランド）×松下（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD></p>

<p><br />
　居酒屋☆対談：サバイランド小林さん編、<br />
　いよいよ最終回です。<br />
　　<br />
</TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p>ＣＢ：では、最後に、イベント業界に入りたての<br />
　　　駆け出しの人に何か贈る言葉を、是非。<br />
　　　これ、頑張っておいたほうがいいよっていうのがあれば…？</p>

<p>小林：イベントをやるときのおもしろさの真髄は、<br />
　　　　「これでいこう」っていうことを誰が決めるのか<br />
　　　　というところだと思うんだよね。</p>

<p>　　　　その瞬間に、プレッシャーとか期待とか危機感とか<br />
　　　　いろんな感情が渦巻いて、<br />
　　　　結果、多くが自分に返ってくるっていうのが<br />
　　　　繰り返されるんですよね。</p>

<p>　　　　それを全て上司にゆだねる、<br />
　　　　他人の判断にゆだねるっていうことは、<br />
　　　　ただ業務をしているっていうことになって、<br />
　　　　それが果たしておもしろいのだろうか？と、俺は思う。</p>

<p>　　　　この仕事の最大の面白さは、<br />
　　　　「判断をする」「自分で行動する」っていう部分で、<br />
　　　　そこをいかに自分でやれるようにするか<br />
　　　　ってところが大きいと思うよ。</p>

<p>ＣＢ：まずは自分で判断できるようになれ、判断しろ、と。<br />
　　　そういうわけですね。　　　　　</p>

<p>小林：かといって、協調性も大切なんだけどね。<br />
　　　　でもあんまり、そればっかりでは<br />
　　　　この仕事をやってる意味があんまりない、<br />
　　　　ということだよね。</p>

<p>　　　　報告、連絡、相談はビジネスの基本であり、<br />
　　　　絶対的なものではあって、<br />
　　　　もちろんそういう基本的なことができた上での<br />
　　　　話ではあるけれど、ね。</p>

<p>　　　　俺は、イベント業界を通じて学ぶことって<br />
　　　　全てのビジネスに幅広く応用できることだって思うんだよね。<br />
　　　　あらゆること、あらゆる局面が凝縮されているというのかな。</p>

<p>　　　　例えば、店の運営や企業を経営するときに必要なこと、<br />
　　　　ビジネスに大切なモチベーションとか<br />
　　　　世の中に提案する力とかは、<br />
　　　　イベントの仕事の必要要素としても絶対にある。<br />
　　　　要するにミニ企業をやっているっていう感覚が<br />
　　　　イベントの仕事にはあるよね。</p>

<p>　　　　俺は、疑似体験ができる感覚、<br />
　　　　職人にもなれるし経営者にもなれるっていう感覚が<br />
　　　　イベントのおもしろさじゃないかなってずっと思っている。</p>

<p>ＣＢ：イベントの仕事を、一言でいうと何でしょうか？<br />
　<br />
小林：イベントの仕事って、ひとくくりでこういう仕事です<br />
　　　　っていうのが、なかなか言えないんだけど、</p>

<p>　　　　いろんなシーン、立場、ポジションを経験することで、<br />
　　　　人間の幅を広げられるというか、<br />
　　　　世の中の見方を変えるっていう面がある。</p>

<p>　　　　基本的には、ひとりの作業じゃなく<br />
　　　　たくさんの人が関わって成立する仕事ばかりだし、<br />
　　　　それに実施日には全て出来上がっていないといけないから、<br />
　　　　嫌でもいろんなことを考えて、<br />
　　　　調整したり行動しなければならない。</p>

<p>　　　　とにかく日々いろんなことが起こるんだよね。<br />
　　　　その分、感情の起伏もすごくあるし、<br />
　　　　それによって興奮とか落胆とか、<br />
　　　　非常に「人間の感情」っていうのを強く感じながら、<br />
　　　　人間的に成長していくんだよね、イベントって。<br />
　　　　それがイベント業の面白さ、かな。</p>

<p>　　　　イベントを通じてアクティブに生活ができるっていうのが<br />
　　　　イベントの仕事の楽しいところだと思うよ。</p>

<p>　　　　・・・で、どうですか？優等生的に。</p>

<p>ＣＢ：ありがとうございました。</p>

<p>　　　最後の最後に、もうひとつだけ。<br />
　　　ちなみに小林さんは、<br />
　　　今後どのようにやっていく予定なんですか？</p>

<p>小林：イベントを２０年くらいやっていると、<br />
　　　　疑似体験じゃおもしろくなくなってくる、というのもあってね。<br />
　　　　イベントで学んだこと、経験したことを<br />
　　　　総ざらいしたいっていう感覚が最終的にあって、<br />
　　　　俺はいまそのあたりにいるんだろうなぁって思うよ。</p>

<p>ＣＢ：本日は、お時間、ありがとうございました。<br />
　　　今後とも、何卒よろしくお願いします。</p>

<p>小林：こちらこそ、よろしくお願いします。</p>

<p>（完）</p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
小林さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。</p>

<p>第１回目に引き続き、<br />
すべてをアップするのに<br />
ずいぶん長い時間をかけてしまいました。<br />
毎度のことながら、大反省、大恐縮しております。<br />
　<br />
イベントの仕事というのは、<br />
「段取り」だとか「調整」だとかが、<br />
多くの部分を占めてきがちです。<br />
しかし我々の仕事というのは<br />
やはり「何か価値をつくりだす」仕事なのだなぁと<br />
小林さんのお話を伺っていたときに<br />
強く感じたことを鮮明に覚えています。</p>

<p><br />
というわけで、今回をもちまして<br />
『居酒屋☆対談』の２回目が終了です。<br />
読んでいただいたみなさま、<br />
おつきあいいただき大変ありがとうございます。</p>

<p>またお会いする機会が<br />
あるのかないのか、不明ですが…。<br />
そのときまで、しばしのお別れです。<br />
ありがとうございました。</p>

<p>是非第１回目からもう一度読んでみてくださいね。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>第４回「イベントをつくることの面白さ」</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/archives/2006/01/post_13.html" />
<modified>2006-03-08T12:43:08Z</modified>
<issued>2006-01-19T08:32:20Z</issued>
<id>tag:www.combridge.co.jp,2006:/contents/taidan//14.757</id>
<created>2006-01-19T08:32:20Z</created>
<summary type="text/plain">今回の来店者
小林さん（サバイランド）×松下（コムブリッジ）




　　さて、...</summary>
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<name>ueguri</name>


</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/">
<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小林さん（サバイランド）×松下（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD></p>

<p><br />
　　さて、今回は小林さんにとっての<br />
　　「イベントをつくることの面白さ」の巻です。<br />
　　※ずいぶんご無沙汰しました、すみません。</p>

<p></TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p>松下：イベントをつくることの面白さって何だと思う？</p>

<p>小林：俺は、本番が１回だけあるっていうところなんですよ。<br />
　　　　この一瞬、１回の共感を共有するっていうのが<br />
　　　　おもしろさのひとつ。<br />
　　　　それと、五感すべてが評価につながるっていうか、<br />
　　　　ごまかしがきかないというか。<br />
　　　　それらすべてに関与して、仕切るっていうのは<br />
　　　　やっぱり面白いよね。<br />
　　　　プロとしての責任と面白さがある。</p>

<p>　　　　もうひとつは、イベントっていうのは<br />
　　　　何かを集約するためにやるんですよね。<br />
　　　　要するにすべての要素をそこに凝縮させて<br />
　　　　発散するためにイベントっていうのは<br />
　　　　基本的に行われるわけだから、<br />
　　　　そこが旬でなくてはいけない。<br />
　　　　情報のすべてがここに固まるっていう<br />
　　　　習性がイベントにはあるよね。<br />
　　　　そうやってイベントをやっていくと<br />
　　　　時代のエポックを常に追いかけられる。</p>

<p>　　　　俺の遍歴で言うと長野オリンピック、ワールドカップ、<br />
　　　　愛知万博とかっていうイベントのときに顔を突っ込めたり、<br />
　　　　Ｗｉｎｄｏｗｓ９５の発表のときとかは、<br />
　　　　世の中の大々的なニュースの時に立ち会える<br />
　　　　生き証人みたいになれるとかね。</p>

<p>　　　　あとは出会える人のジャンルの幅広さ。<br />
　　　　それがあるのは楽しいね。</p>

<p>ＣＢ：小林さんは、実際の仕事をしていく中で<br />
　　　　どの瞬間が一番楽しいんですか？</p>

<p>小林：いっぱいあるよ。<br />
　　　　でも特に俺は、アンカーマンが好きなんですよね。<br />
　　　　企画書を書くのは、嫌いじゃないんですよ。<br />
　　　　それは、編集する作業と似ているんだけどね。<br />
　　　　５０ページくらいの企画書を<br />
　　　　編集していくみたいな作業は、好きだよね。</p>

<p>CB：「構成」ってどういう仕事なんですか？</p>

<p>小林：組み立てる仕事だよね。<br />
　　　　「構成」って考え方としてはいくらでも広く捉えられるけど<br />
　　　　「構成能力」って一括りに言うときには、<br />
　　　　最終的なアウトプットを見据えて<br />
　　　　組み立てるっていう仕事だと思うのよね。</p>

<p>　　　　例えば、展示会場のブースがあるときに<br />
　　　　コーナーの配置を考えるのも構成だよね。<br />
　　　　人をどこに配置して<br />
　　　　その箇所のボリュームがどの程度あるってのも考えるし、<br />
　　　　進行上の構成ももちろんあるよね。<br />
　　　　時間軸の中で、どのように進めていくかを考えるのも構成だし。<br />
　　　　空間的な構成と時間軸の構成。</p>

<p>　　　　現実に存在しないものを好き勝手に、<br />
　　　　絵空事のように考えていくわけでしょ？<br />
　　　　それが形になって実際にやるっていうのが<br />
　　　　おもしろくないわけないよね。</p>

<p>CB：小林さんは、苦しいっていう感覚はないんですか？<br />
　　　とくに考えているときとかに。</p>

<p>小林：苦しいってことは、いっぱいあるよ。<br />
　　　　要は、結局苦しいことばかりなんだよ、作る過程はね。<br />
　　　　絶対に成功するという保障はないわけでしょ。<br />
　　　　責任を自分が背負って日々を過ごしていくわけだし。</p>

<p>　　　　最終形が見えてないからおもしろいけど、<br />
　　　　見えてないから辛いっていうのもあるんだよね。<br />
　　　　結果として、評価されて<br />
　　　　人が集まって楽しいって<br />
　　　　言ってくれたことが多かったから<br />
　　　　なんとかやってこれたけれども、<br />
　　　　中には失敗もいっぱいあったよ。</p>

<p>　　　　ここはうまくいったけど、<br />
　　　　ここは駄目だったっていうように、<br />
　　　　クライアントの評価とは別にして、<br />
　　　　俺が思う失敗が結構あるんだ。</p>

<p>　　　　でも、俺が思っていたのとはちがう風に<br />
　　　　なったなっていうことを現場で感じたり、<br />
　　　　そういうこと自体が<br />
　　　　楽しかったりするんだけどね。</p>

<p>ＣＢ：では、最後に、イベント業界に入りたての<br />
　　　駆け出しの人に何か贈る言葉を、是非。<br />
　　　これ、頑張っておいたほうがいいよっていうのがあれば…？</p>

<p><br />
（つづく）</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>第３回「転機」</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/archives/2006/01/post_14.html" />
<modified>2006-03-11T10:55:01Z</modified>
<issued>2006-01-05T09:56:25Z</issued>
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<created>2006-01-05T09:56:25Z</created>
<summary type="text/plain">今回の来店者
小林さん（サバイランド）×松下（コムブリッジ）




　　「どち...</summary>
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<name>ueguri</name>


</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/">
<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小林さん（サバイランド）×松下（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD></p>

<p><br />
　　「どちらかというと自分のためにやっていて、<br />
　　　イベントに参加する人を楽しませることなんて考えていなかったな」<br />
　　と、イベントをつくり始めたころを振り返る小林さん。<br />
　　今回は、イベントをつくりつづけるうちに、<br />
　　その考えがどう変わっていったのか、というお話です。</p>

<p></TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
ＣＢ：なるほど。<br />
　　　　しかし、それではやっていけない時代が<br />
　　　　たぶんくるわけですよね。</p>

<p>小林：そうだね。<br />
　　　　だんだん企画の難しさが分かるようになって<br />
　　　　仕事が取れないこともわかってきて。<br />
　　　　それで考え方が変わっていったんだよね。</p>

<p>　　　　一方で、下の世代が入ってきて、<br />
　　　　俺らがやってきたことだけを教えても<br />
　　　　何も吸収できないし、<br />
　　　　俺らも教え方がわからないという状況に直面してもいた。</p>

<p>松下：どういうこと、それって？</p>

<p>小林：それまではこういう業界に入ってくる人は志があって<br />
　　　　常にアンテナを研ぎ澄まして<br />
　　　　自ら進んでやっていくんだって思っていたけど、<br />
　　　　そうでない指示待ち人間みたいな人に<br />
　　　　出会ったときの衝撃とかね。</p>

<p>　　　　それから、とにかく賑やかにやるイベントだけでなく<br />
　　　　企業の言うことを淡々とやるっていう<br />
　　　　仕事に出会ったりだとか。</p>

<p>　　　　それで最終的には２９歳くらいのときに<br />
　　　　会社が壁にぶち当たるんですよね。<br />
　　　　９２年がかなりヤマだった。</p>

<p>　　　　そのときに、自分にまだ力が足りないから<br />
　　　　こうなったんだなっていうのが<br />
　　　　俺の中の結論で。<br />
　　　　今の状態のままだと、危機になったときに<br />
　　　　乗り越えられないんじゃないかと。<br />
　　　　で、俺の実力をつけようって思ったんだよね。</p>

<p>松下：実力っていうのは、具体的にどういうこと？</p>

<p>小林：企画力とかね。広い意味で。<br />
　　　　どんなことでもある程度体系化していかないと<br />
　　　　人には伝わらないし、人には教えられないし、<br />
　　　　ということだよね。</p>

<p>ＣＢ：でも初めは、ものすごい楽しいことをやりたい、<br />
　　　　つくりたいっていうのがあったわけですから、<br />
　　　　なんか思ってたのと違う風になってきたな……<br />
　　　　っていうのはなかったんですか？<br />
　<br />
小林：それまでは面白いことをやろうと<br />
　　　　常に思っていたから企画先行型だった。<br />
　　　　だから運営の安定感だとか経験とかっていうものは<br />
　　　　全く考えてなくて、どっちかっていうと評価も<br />
　　　　ものめずらしさだとかだけでされていたんだよね。</p>

<p>　　　　だから運営を<br />
　　　　しっかりやるっていうのが分からなかったわけね。<br />
　　　　イベント運営とは何かっていうのを<br />
　　　　あまり真剣に考えたこともなかったし、<br />
　　　　考える機会もなかったんだ。　</p>

<p>　　　　でも、仕事をやっていくうちに<br />
　　　　企業側が「これは、失敗できない」っていう<br />
　　　　真剣なもの、社運をかけているようなものに<br />
　　　　出会っていったんだよ。</p>

<p>　　　　例えば展示会で企業の方にたくさんの担当者がいて<br />
　　　　製品のことをまずわかって、<br />
　　　　コスト意識もすごくあるし<br />
　　　　社長チェックもあったりして。</p>

<p>　　　　そうなるときちんと制作していくということの<br />
　　　　必要性だとか大切さみたいなものにも<br />
　　　　出会うわけだよね。</p>

<p>　　　　記者発表会の仕事やって、<br />
　　　　映像で何かを表現したいと言われる。<br />
　　　　でも、その解決策が全然分からない。<br />
　　　　まず製品情報や会社情報が<br />
　　　　あまり分かっていない。<br />
　　　　例えば、それはどういう製品なのか、<br />
　　　　市場でどんなものがライバルなのかとか、<br />
　　　　どういうメリットで人が買うのかとか。</p>

<p>　　　　そういうことをだんだんと考えざるを得なくなって<br />
　　　　逆にそれをやることこそ<br />
　　　　王道だと思うようになってきたんだ。</p>

<p>　　　　そうすると、自分の居場所を継続させるために、<br />
　　　　考えなくちゃいけない、<br />
　　　　努力することが当たり前になって……。<br />
　　　　それで自然にそういう考え方に<br />
　　　　なっていたのだと思うけどね。</p>

<p>松下：初めてそういう「企業」の仕事に携わったのはいつごろ？</p>

<p>小林：外車メーカーが日本で現地法人を<br />
　　　　設立することになって、<br />
　　　　その仕事に１年くらい徹底的に<br />
　　　　関わる時期があったんだよ。<br />
　　　　このときが、企業と直接対話をする初めての機会だったよね。</p>

<p>　　　　その当時その会社自体が<br />
　　　　まだ日本で出来たての組織だったから。<br />
　　　　その時初めて、我々は企業活動の中で<br />
　　　　動いていくんだっていうのを実感した。</p>

<p>　　　　自社の車が何台売れたら、<br />
　　　　ディーラーはやっていけるかとか<br />
　　　　そういうのも気にしながらやるじゃない。<br />
　　　　そのころに、「企業」というものを考えて<br />
　　　　仕事をしていくっていう感覚や癖がついたんだと思うね。<br />
　　<br />
ＣＢ：面白かったらなんでもありだった時期から、<br />
　　　　どうして企業に入り込んだ仕事に興味がいったんでしょうか？</p>

<p>小林：たぶん、企業が人に知られるとか信頼されるとかいうのが、<br />
　　　　自分達の責任に跳ね返ってくるからなんだよね。</p>

<p>　　　　例えば、三案出して「これに決まりました」とかいう<br />
　　　　単発的なコミュニケーションじゃなくて、<br />
　　　　あるものを進めるときに、<br />
　　　　代理店だとか企業だとか制作会社だとか関係なく<br />
　　　　メーカーの決定権のある人と話をする機会があって、<br />
　　　　その時に彼らが抱えている悩みとか課題だとかを<br />
　　　　感じたときにかなり考え方が変わると思うんですね。</p>

<p>　　　　その企業が好きになるかとか興味を持つかとか。<br />
　　　　そういう人間的な感覚だとは思うけれど。</p>

<p>　　　　でもそれは、イベントに限らず、<br />
　　　　広告表現にしろＰＲ誌みたいな編集作業にしろ、<br />
　　　　モノをつくるっていう仕事の中での<br />
　　　　共通の面白さだと思うのですよ。<br />
　　　　制作っていう共通の面白さで<br />
　　　　悩みや課題を共通に分かり合えて、<br />
　　　　俺らは解決策をイベントいうもので関わって行くのですよ。</p>

<p>松下：小林さんにとって、<br />
　　　　イベントをつくることの面白さって何だと思う？</p>

<p><br />
（つづく）<br />
</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>第２回「初めてのイベント制作」</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/archives/2005/12/post_8.html" />
<modified>2006-03-11T10:53:16Z</modified>
<issued>2005-12-01T03:54:21Z</issued>
<id>tag:www.combridge.co.jp,2005:/contents/taidan//14.680</id>
<created>2005-12-01T03:54:21Z</created>
<summary type="text/plain">今回の来店者
小林さん（サバイランド）×松下（コムブリッジ）




　では早速...</summary>
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<name>ueguri</name>


</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/">
<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小林さん（サバイランド）×松下（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD></p>

<p><br />
　では早速、２回目いきます。<br />
　今回は、小林さんが初めてイベントをつくったときのお話です。</p>

<p></TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p>小林：あの当時スキーツアーは、<br />
　　　　夜、バスに乗っていったんだよね。<br />
　　　　後楽園のけやき広場にバスが５００台とかずらっと集まって<br />
　　　　かなり媒体価値があったのね……。<br />
　<br />
＜またまた資料登場＞</p>

<p>松下：これが、またまた取ってあるんだよね～。</p>

<p>小林：これは、その後楽園でスキー客が出発する前。</p>

<p>ＣＢ：すげぇ人。これみんなこれからスキーに行く人ですよね？</p>

<p>小林：そう、これは食品会社がスポンサーについて<br />
　　　　毎日、Ｂｅｆｏｒｅスキーイベントっていうのをやっていたの。</p>

<p>松下：小林さんって本当にこういう資料をいっぱい取ってあるよね。</p>

<p>小林：とっておくと老後に面白いと思って。</p>

<p>ＣＢ：笑</p>

<p>小林：若いときは、こういうことが日々勃発するから。<br />
　　　　でも、そういうことが楽しかったし。<br />
　　　　それでお世話になりたいです、ってキッズの社員になったの。</p>

<p>松下：そのころキッズってどんな会社だったの？</p>

<p>小林：俺もキッズってよく知らなかったんだけど、<br />
　　　　俺が大学のときにミニＦＭ局を始めていて、<br />
　　　　これがマスコミの中ですごく話題になって<br />
　　　　「遊びを創造する集団」みたいな感じで<br />
　　　　メディアから注目されていたんだよね、当時ずっと。</p>

<p>　　　　で、当時は俺もすげーなぁ、すげーなぁって、<br />
　　　　すごいところにきたなって夢が膨らんで<br />
　　　　迷わずキッズしかないでしょということで入った。</p>

<p>　　　　それで俺もさ、すごく性格がいい加減だったから<br />
　　　　自分でＤＪとか司会をやったりすることもあったのよね。</p>

<p>ＣＢ：今からはちょっと想像つかないですけどねー。</p>

<p>小林：（笑）</p>

<p>　　　　けどＤＪやっていながらも<br />
　　　　「つまんねーなぁ」って思ってたよ。<br />
　　　　今のＤＪと違って<br />
　　　　「リクエストにお答えして浜田省吾さんの～」<br />
　　　　とか言っていただけだから。<br />
　　　　何がおもしろいねんって悶々とはしていた。<br />
　　　　もちろんそれはディレクターとしてね。</p>

<p>　　　　で、結局、俺は番組制作能力はないし<br />
　　　　音楽を選曲するセンスもないし、<br />
　　　　ディレクターとしてはまだ無理だったんだよね。</p>

<p>　　　　クライアントからも企画としておもしろくないだとか<br />
　　　　映像のクオリティが低いとかいろいろ言われて、<br />
　　　　なんとかしなきゃいけないみたいな気持ちだけがあってね。</p>

<p>松下：ふーん、そんな時があったんだねー。</p>

<p>小林：そりゃ、あったよ。</p>

<p>　　　　で、悶々として１年目が終わるときに<br />
　　　　俺達を仕切っていた人がキッズを辞めちゃったんだよね。<br />
　　　　もう、俺らしかいないっていう状況になった。<br />
　　　　そこで初めて代理店からの請負制作ってのを体験するわけ。</p>

<p>　　　　その仕事がイベントと呼べる初めての仕事だったのかな。</p>

<p>ＣＢ：どんなイベントだったんですか？</p>

<p>小林：もともとあった「竹下通りフェスティバル」っていう<br />
　　　　町のお祭りの冠の下に<br />
　　　　テレビ番組のイベント版みたいなものを<br />
　　　　原宿でやりたいってことで２年間やったんです。</p>

<p>　　　　「竹下通りフェスティバル」ということもあって、<br />
　　　　普通、一企業のイベントでは使えない<br />
　　　　代々木公園の代々木音楽堂が使えるという構造もあって。</p>

<p>　　　　女子高生が５００人くらいきて<br />
　　　　東郷神社から番組のＴシャツを着て<br />
　　　　オリエンテーリングで通りでクイズに答えたりして、<br />
　　　　代々木公園に行って公開録画を見るだとか。そんな感じの。</p>

<p>ＣＢ：でも、初めはイベントのつくり方なんて<br />
　　　　全然わからなかったわけですよね？</p>

<p>小林：単純に淡々とつくるっていう感覚がなくて<br />
　　　　ものすごい話題になるだとか、<br />
　　　　驚かせるとかそういうことしか発想になかったよね。</p>

<p>　　　　そのころは、やることなすこと初めてなんで、<br />
　　　　看板の発注だって分からないんだよ。<br />
　　　　教えてくれる人もいないし。<br />
　　　　発注側は当然できるだろうと思ってるんだけど、<br />
　　　　俺は影で「どーやんの、これどーやんの？」って……。<br />
　　　　いろいろ調べて（笑）。</p>

<p>ＣＢ：（笑）<br />
　　　その当時の失敗談とかってないんですか？</p>

<p>小林：そうねー…。小さいとこだと、<br />
　　　　<br />
　　　　当時もうひとつやっていたのが、<br />
　　　　俺がひとりでやっていたコンサートの仕事なんだけど、、<br />
　　　　栃木県の温泉地で公園ができたから<br />
　　　　こけら落としにコンサートをやりたいっていう仕事だったのね。</p>

<p>　　　　ま、予算は、町でいくらいくらあると。<br />
　　　　それに、チケット収入とスポンサーを付けていいから<br />
　　　　企画を成立させてくれと。</p>

<p>　　　　で、キッズは音楽系の会社だったので<br />
　　　　コンサート運営自体のノウハウはあるわけですよ。<br />
　　　　ただ町との窓口とかスポンサーの窓口だとかを<br />
　　　　俺がやったのね。</p>

<p>　　　　それでその時に大手のコンビニエンスストアが付いたんだけど。<br />
　　　　初めてだったんで<br />
　　　　ロゴの比率を勝手に変えちゃったりして、<br />
　　　　怒られてから、あ、駄目なんだって気づいたりとか（笑）。</p>

<p>　　　　とにかくその当時は、全く何もわからなかったから。<br />
　　　　発想として、それをやっちゃいけないということが<br />
　　　　まったくなかったんだよね。</p>

<p>ＣＢ：笑</p>

<p>小林：それから、その翌年にダンスパフォーマンスで、<br />
　　　　宇宙服みたいな服を作ってみようという企画があって。<br />
　　　　そういうのも偶然ある人に出会って<br />
　　　　やっと成立したっていう感じ。</p>

<p>　　　　今だったらこういう人にこうやって頼むという<br />
　　　　プロセスを自分で持っているんだけど、<br />
　　　　そのときはなんか個性的な服を<br />
　　　　作らなきゃいけないっていうのだけがあって、<br />
　　　　「そんなの誰が作るんだ」「誰が作るの、誰が作るの」と。</p>

<p>　　　　そうしたら、ある人が<br />
　　　　「ファッションショーでオリジナルのキャラクターの服とか<br />
　　　　デザインする面白い人がいるよ」って言っていて<br />
　　　　「その人だ！！」って（笑）。　</p>

<p>　　　　その時は、他に選択肢がないんだもん。</p>

<p>　　　　で、その人にすべてを話してみると<br />
　　　　その人も「～っていう映画のイメージなのかな？」<br />
　　　　とかって言うんだけど、その映画も知らないし、<br />
　　　　急いでビデオ屋へ行って借りて見るわけね。<br />
　　　　で、あらためて会って、「それ、それ、それ」ってね。</p>

<p>ＣＢ：ずいぶん綱渡り的ですねー。</p>

<p>小林：当時は、とにかくできあがったことが<br />
　　　　嬉しいってことの方が大きくて、<br />
　　　　どちらかというと自分のためにやっていて、<br />
　　　　イベントに参加する人を楽しませることなんて考えていなかったな。<br />
　　　　キャスト側のことしか考えていなかったね。　</p>

<p>松下：当時はそれでもやっていけたっていう部分はあるよね。<br />
　　　　イベントってものが、それほど熟成していなかったし<br />
　　　　制約も今よりは少なかったし。</p>

<p>小林：もともとその頃は、イベントっていうのが花形で<br />
　　　　企業もお金を出したりしてくれて、<br />
　　　　街頭のメディアも注目されていたんだよね。<br />
　　　　屋外にサインがあるっていうだけじゃなくて、<br />
　　　　色んなものにメディアの価値があるんじゃないかって<br />
　　　　検討されだしていて、<br />
　　　　街メディアに企業が金をだす実験的なこと、<br />
　　　　つまりダイレクトマーケティングを<br />
　　　　試していた時期なんだよね。</p>

<p>　　　　企業にはそんなにメリットはないんだけどね。<br />
　　　　あのころ大学のミスコンでも企業がついていたり、<br />
　　　　ダンスパーティとかに企業が<br />
　　　　何百万もつぎ込んだりしていたからね。</p>

<p>松下：そういう意味では、いい時代だったのかもしれないねー。</p>

<p>（つづく）</p>

<p><br />
</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>第１回「イベント業界へ入ることになったきっかけ」</title>
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<modified>2006-03-11T10:50:59Z</modified>
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<summary type="text/plain">今回の来店者
小林さん（サバイランド）×松下（コムブリッジ）



【新規お客さ...</summary>
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<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小林さん（サバイランド）×松下（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD></p>

<p><B>【新規お客さま、ご来店です】</B><br />
　今回の来店者は、サバイランドの小林さんです。<br />
　イベントのお仕事の中でも特に「構成・演出」の世界で<br />
　輝いている方です。<br />
　対談の相手は、よく一緒に仕事をさせていただいている<br />
　ＣＢ松下が務めさせていただきます。<br />
　小林さん、ようこそお越しくださいました。</p>

<p></TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
ＣＢ：ではまずは松下さん、<br />
　　　小林さんのことを紹介してください。</p>

<p>松下：おい、いきなりかよ。<br />
　　　　前ふりとかはないの？</p>

<p>ＣＢ：ないです。<br />
　　　　どんどんいきます。</p>

<p>松下：えーっと、<br />
　　　　最初に会ったのは、俺が以前出向をしていた会社で<br />
　　　　博報堂さんの仕事をしていた時なんだよね。<br />
　　　　コンペで、あるＰＲイベントの企画を作りますということで<br />
　　　　呼ばれて行ったら、他にも２社プロダクションが来ていて、<br />
　　　　そこにキッズっていう小林さんのいたプロダクションもいたんだよ。　</p>

<p>　　　　それで、同じような制作プロダクション同士だし、<br />
　　　　「何でプロダクションを２社も入れてるんだよ」と、<br />
　　　　その時はあまり深く話をしていなかった。<br />
　　　　で、何年か経って俺がコムブリッジに入って何かの打ち合わせで<br />
　　　　小林さんが来ていて「あれ、どこかで会いましたよね？」<br />
　　　　という感じで再会して。<br />
　　　　その時すでに小林さんは、サバイランドを立ち上げていたんだよね。</p>

<p>小林：会社をつくる時に、俺は構成演出の仕事を中心にやっていきたい<br />
　　　　というメッセージを皆にだしていたのね。<br />
　　　　で、構成演出をやってもらおうじゃないかってことで<br />
　　　　お呼びがかかったんだよ。<br />
　　　　それで、ある表彰式のパーティ演出をやったのが、<br />
　　　　コムブリッジさんとの初めての仕事。<br />
　　　　その時、事務所で打ち合わせをしていたら、<br />
　　　　松下さんと再会したんですよね。</p>

<p>松下：「どこかで会いましたよね？」<br />
　　　　「あ、あの時に……」みたいな感じで<br />
　　　　その時、初めてちゃんと話をしたんだ。　</p>

<p>ＣＢ：今は、ずいぶん仲がいいんですよね？</p>

<p>松下：仲いいよ。<br />
　　　　で、もうちょっと俺と小林さんの話で行くと、</p>

<p>　　　　最初の仕事をしたそのちょっとあとに、<br />
　　　　ＪＲのサービスシンポジウムっていう<br />
　　　　仕事をやってくれないか？ってオーダーを受けて、</p>

<p>　　　　その仕事は、映像を作ったり舞台進行ってのもあるから、<br />
　　　　誰かに手伝ってもらわないといけねーなってなった。<br />
　　　　それで、小林さんに相談してみようってことになったんだ。</p>

<p>　　　　それが９７年で、それからずーっと毎年やるようになって、<br />
　　　　７年連続でずーっとサービスシンポジウムと<br />
　　　　４年前くらいからキヨスクサービスフォーラムもやりはじめて、<br />
　　　　ＪＲのサービス関係の仕事をした。</p>

<p>　　　　その仕事は半年ぐらいそれを中心に<br />
　　　　スケジュール調整をしなきゃいけない結構きつい仕事で、<br />
　　　　他の仕事をお願いしたくてもできない、<br />
　　　　みたいな感じで、結局小林さんとちゃんと仕事をしているのは、<br />
　　　　サービスシンポジウムとキヨスクのサービスフォーラムだけ。<br />
　　　　映像を作って舞台進行を作ってという感じ。</p>

<p>小林：ま、長いですよね。</p>

<p>松下：確かに。<br />
　　　　７年もやっているとお客さん側よりもキャリアがあって<br />
　　　　「昔はどうやってましたか？」って聞かれるようになっているんだ。<br />
　　　　俺らが一番長くやっていて、<br />
　　　　外れるに外れられないみたいな感じでずーっと来ている。<br />
　　　　その仕事の中で「小林さんはこういう仕事をするんだ」って<br />
　　　　感じながら俺は、一番信頼している。</p>

<p>ＣＢ：師匠みたいなもんですか？</p>

<p>松下：師匠でもありライバルでもある。</p>

<p>小林：ははは……。</p>

<p>松下：俺がサボって手を抜こうとすると<br />
　　　　プレッシャーをかけてくるんだよね。<br />
　　　　小林さんの仕事振りを見ていると<br />
　　　　サボっちゃいけないって目が覚める。<br />
　　　　俺からすると小林さんはそういう相手。<br />
　　　　結構俺って小手先でこなしちゃおうって<br />
　　　　考えることがあるんだけど、<br />
　　　　そんな時に「こんなんでいいんですか？」って言ってくれる<br />
　　　　非常に貴重でありがたい相手です。</p>

<p>ＣＢ：小林さんがイベント業界に入るきっかけって<br />
　　　　何だったんですか？</p>

<p>小林：俺の父親は、普通のサラリーマンだったのよ。<br />
　　　　ニュータウンの中流階級で育って<br />
　　　　周りの家は社長もいなければ貧乏人もいない<br />
　　　　そういう画一的な環境で育ったから、<br />
　　　　色んな世代とか仕事の違う人との付き合いはなかった。</p>

<p>ＣＢ：ご出身はどちらなんですか？</p>

<p>小林：兵庫県の川西市。</p>

<p>　　　　それで、高三の受験の直前に<br />
　　　　関東に横浜市大っていうのを見つけて、<br />
　　　　関東に行こうって決めた。<br />
　　　　要するに自分の中で自然発生的に、<br />
　　　　ニュータウン環境から、一旦自分が完全に抜けたい、<br />
　　　　親元から出て行きたいっていう気持ちで、東京に行こうって。<br />
　　　　漠然と海外を飛び回る仕事、<br />
　　　　商社マン的な仕事をするイメージで……、<br />
　　　　成田に少し近づいたっていう感覚で<br />
　　　　関東に来て大学生活が始まったんです。</p>

<p>松下：それは、初めて聞いたなぁ。</p>

<p>小林：その頃に、漠然と今につながることなんだけど、<br />
　　　　ＴＶで「ＣＭをつくる」というような番組を見て、<br />
　　　　広告・ＣＭっていうのは、<br />
　　　　こうやって作るんだって知ったんだ。<br />
　　　　昔は、ほとんどそういう映像はなかったんだけど、<br />
　　　　その番組を見て、<br />
　　　　モノを作る、モノを表現する仕事が面白そうだなって<br />
　　　　意識の中に植えつけられたんだろうね。</p>

<p>　　　　それから、お菓子をみても<br />
　　　　「なんでこのお菓子はこういう形をしているのだろう」<br />
　　　　「どうしてこんな箱なんだろう」　　<br />
　　　　「商品はどうやって生まれるんだろう」と興味を持ったんだ。<br />
　　　　で、商品開発だとかモノを作り出す仕事っていうのに<br />
　　　　漠然とした憧れがずっとあったのね。</p>

<p>　　　　もうひとつは、ウチのオヤジが仕事が嫌いで<br />
　　　　働かない人だったんですよ。<br />
　　　　仕事に生きがいを見いだせなくて<br />
　　　　ニュータウンに引っ越してからは、<br />
　　　　庭いじりのほうが趣味みたいな人でね。<br />
　　　　そーゆーのが、男としてかっこ悪いなって思ってて、<br />
　　　　人生の大半、収入を得るために人は働かないといけない、<br />
　　　　だったら嫌でやる仕事にしたくないなって思って、<br />
　　　　仕事に生きがいを見出せる人間になるぞ!っていうのを<br />
　　　　若いときから決めていたんですよ。</p>

<p>松下：いつ頃から？</p>

<p>小林：高校の頃から。<br />
　　　　夢中で俺は仕事をやる！って思ってたのね。</p>

<p>　　　　ま、そのくらいの気持ちで大学生になって。<br />
　　　　最初は、俺、水商売とかが好きでね。<br />
　　　　夜の世界とかって興味あるじゃないですか。<br />
　　　　どんどん飲食系のアルバイトをやったりして、<br />
　　　　人前で歌うカラオケパブとかが流行っていたりもして、<br />
　　　　そういうとこで偶然働けることになって、<br />
　　　　人を楽しませるという快感も覚えたんだよね。</p>

<p>松下：で、キッズに？</p>

<p>小林：ま、そういう体験が大学のときにあって。<br />
　　　<br />
　　　　それからもうひとつ大きかったのは、<br />
　　　　当時の大学生はとにかく<br />
　　　　スキーとテニスみたいな感じで、<br />
　　　　スキーツアーっていうのがすごく盛んで、<br />
　　　　学生が学生を集めてものすごい団体で<br />
　　　　志賀高原とか栂池とかに行ってったんだよね。<br />
　　　　そこで学生が企画したパーティを開いてゲームをしたり<br />
　　　　イベントプログラムがあったりして。<br />
　<br />
　　　　で、高２から高３に上がるときの春休みで<br />
　　　　１回お客で行った時に、<br />
　　　　こういうことをやる大学生になりたいなって思ったんだ。</p>

<p>松下：あの頃、スキーのバスツアーとかすごかったからね。</p>

<p>小林：それで、大学２年になった時に、<br />
　　　　細々と活動をしている企画系のサークルをみつけて、<br />
　　　　「先輩もいないし、ここだったら乗っ取れるかな」<br />
　　　　みたいな感じでそのサークルに入ったんですよ。<br />
　　　　そこはミニコミ誌を唯一横浜市大の中で出しているところで<br />
　　　　そこで、企画系のイベントをしている先輩と<br />
　　　　接点ができたんだよね。</p>

<p>　　　　また当時は、<br />
　　　　大学生ってすごく需要があってね。<br />
　　　　世間では、「女子大生パブ」ってのがあったり、<br />
　　　　「オールナイトフジ」とかが一気に出て<br />
　　　　「オールナイターズ」とかが大人気の時だから。<br />
　　　　大学生であることで、企業が金を出してくれたりだとか<br />
　　　　そういう時代だった。</p>

<p>　　　　それで神奈川大学と横浜市大と横浜国大と<br />
　　　　関東学院大とフェリスとか他と<br />
　　　　横浜リーグ見たいのをつくって、<br />
　　　　それに横浜の百貨店がお金を出してくれて<br />
　　　　「ミスハマギャルコンテスト」っていうミスコンを<br />
　　　　お店の前でやったりしたんですよ。</p>

<p>　　　　で、そんなことしているあいだに<br />
　　　　他の大学との知り合いができて、その中に<br />
　　　　今キッズの社長をやっている人間がいて、<br />
　　　　彼が立ち上げていたスキーツアーの企画に<br />
　　　　のめりこんでいったのね。</p>

<p>＜おもむろに資料を取りだす小林さん＞</p>

<p>小林：これが、最初に言っていたミニコミ誌。</p>

<p>松下：え、これ小林さんだよね？</p>

<p>ＣＢ：わーこれ、すごい。こまかい！</p>

<p>小林：……こまかいか？</p>

<p>ＣＢ：こまかい、こまかい！</p>

<p>小林：あの当時スキーツアーは、<br />
　　　夜、バスに乗っていっていたんだよね。<br />
　　　後楽園のけやき広場にバスが５００台とかずらっと集まって<br />
　　　かなり媒体価値があったのね。<br />
　　　シーズンで５０万人とか行くわけだから。</p>

<p>　　　その出発前に楽しい空間が作れないかなって<br />
　　　そこの社長は考えたのね。<br />
　　　で、小林やらないか？って言われて<br />
　　　１日半くらい悩んで決めて、<br />
　　　大学４年から原宿で働き始めたんですよ。<br />
　　　大学４年は、週６で働いていて、<br />
　　　そのままキッズっていう団体に入ったんです。</p>

<p><br />
　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p>……というわけで。<br />
お待たせいたしました。<br />
居酒屋対談第２弾「サバイランド小林さん篇」、始めます。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>第１１回　これからのグループシープスアイズなどのことについて。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/archives/2005/06/post_11.html" />
<modified>2005-06-29T01:42:32Z</modified>
<issued>2005-06-29T01:39:13Z</issued>
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<summary type="text/plain">今回の来店者
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッ...</summary>
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<name>ueguri</name>


</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/">
<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD></p>

<p><B>【前回までのあらすじ】</B><br />
　遂に最終回です……。</p>

<p></TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
ＣＢ　　　　それでは、まとめに入りたいのですが。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　これってまとまるの？</font></p>

<p>ＣＢ　　　　（笑）<br />
　　　　　　せっかくなので、グループ・シープスアイズの<br />
　　　　　　将来の展望などをお願いします。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　実はグループを作った時に、<br />
　　　　　　グループの会長を誰にしようか<br />
　　　　　　という話があったんですよ。<br />
　　　　　　みんなで何度か。<br />
　　　　　　でも色々話をしていっても、<br />
　　　　　　いまいち乗らないのよ。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　例えば、全部グループで<br />
　　　　　　名前をつけてやろうとかね。<br />
　　　　　　でも、グループってつけると、<br />
　　　　　　要は、会社経営なんだよね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　実は今グループの代表は誰ですか？<br />
　　　　　　といわれてもいないんだよ。<br />
　　　　　　まったくお互いが<br />
　　　　　　フィフティ・フィフティの関係でいるのね。<br />
　　　　　　で、僕はそこの先を追及したいなって思う。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　どっかが中心で<br />
　　　　　　どんどん傘下に入っていくのではなくて、<br />
　　　　　　どこが中心になってもかまわないし、<br />
　　　　　　対等の中で自立をしながら<br />
　　　　　　お互いを認め合う関係でいられる、<br />
　　　　　　位置づけたいよね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　例えば、金田君や小關君に<br />
　　　　　　「もういいよ、コムブリッジとは<br />
　　　　　　付き合いたくないよ」とか<br />
　　　　　　言われないようにしようっていうのはあるよね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　だから、そう思うと<br />
　　　　　　グループ会社というか仲間的な存在を<br />
　　　　　　もっと増やしていってもいいかなって思う。<br />
　　　　　　それが社内とかからできてきたときに<br />
　　　　　　次が開けるのかなって思う。俺はね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　僕はとにかくそれぞれもっと頑張ろうぜ！<br />
　　　　　　っていうくらいかな？<br />
　　　　　　頑張った結果、<br />
　　　　　　なんかできるときは、<br />
　　　　　　一緒にやればいいし……。<br />
　　　　　　基本的にはそういう姿勢でいるなぁ。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　いろんなことをやっていって、<br />
　　　　　　いろんなことができるようになって、<br />
　　　　　　それぞれが世の中で「おお！」<br />
　　　　　　って言われるようになれば、<br />
　　　　　　グループシープスアイズは「おおおお！！」<br />
　　　　　　って思われるようになる。<br />
　　　　　　その「おおお!!」って思われる会社がまたできると<br />
　　　　　　「おおおおおお！！！」って言われるように<br />
　　　　　　なるわけじゃん。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　で、そこでまた何か一緒にビジネスをやって<br />
　　　　　　また新たに出てきたら<br />
　　　　　　もっとすごい大きなことができるし。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　あと僕は<br />
　　　　　　三代川さんや小關さんが支えになっている。<br />
　　　　　　それはやっぱり経営をやっている人間にとっては、<br />
　　　　　　自分のことを知ってくれていて、<br />
　　　　　　会社の業態も知っていて<br />
　　　　　　中身も知っていて、<br />
　　　　　　全部お互いを知りながら……、<br />
　　　　　　って人がいることはお互いの励みでもある。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　さっき三代川さんが<br />
　　　　　　「コムブリッジと付き合いたくないって<br />
　　　　　　言われないように」って言っていたけど、<br />
　　　　　　やっぱりそれはお互いの気持ち的なものを含めて、<br />
　　　　　　大きなモチベーション、原動力になるよね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　世の中に何か言うときも、<br />
　　　　　　グループの話はしたいと思うし……。<br />
　　　　　　やってきたことはそこにあるわけで、<br />
　　　　　　それは語っていきたいね。<br />
　　　　　　グループとしてどうなっていくかっていうよりも<br />
　　　　　　自分にとってのグループとして<br />
　　　　　　語っていきたいかなって思う。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　だから一緒にいるわけではないけれど、<br />
　　　　　　ものすごく支えられているっていう<br />
　　　　　　経験がお互いにあるんですよ。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　例えば、色んな場面場面で、<br />
　　　　　　「あの一言を言ってくれて助かった」<br />
　　　　　　っていうのがいっぱいあるんだよ。<br />
　　　　　　だからって、今べたべたしているって<br />
　　　　　　わけなんかじゃないんだけど、ね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　資本経営がしっかりしたところから来た人に、<br />
　　　　　　我々の集まりを説明すると、<br />
　　　　　　全然理解はしてもらえない。<br />
　　　　　　それは、グループじゃないって言われるよ。<br />
　　　　　　仲のいい社長同士が集まっているだけだろうって。<br />
　　　　　　いいや、そういったグループが<br />
　　　　　　これからの日本の社会を変えていくんだよ、<br />
　　　　　　それはあと１０年経ったら言ってください、<br />
　　　　　　っていう言い方しかしていないけれども、<br />
　　　　　　そういう人にとっては、全然理解ができないんだよ。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　でも、さっき三代川さんも言ったけど、<br />
　　　　　　そういう集まりがこれから出てくることによって、<br />
　　　　　　企業っていう枠組みに<br />
　　　　　　とらわれた仕事だけでなくて、<br />
　　　　　　もう少し横の広がりのあるものが<br />
　　　　　　いろいろ出てくるように<br />
　　　　　　なるんじゃないかなって思う。</font></p>

<p>ＣＢ　　　　今日は長い間、ありがとうございました。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　じゃ、いかにテキスト化してくれるか<br />
　　　　　　楽しみに待っているよ。<br />
　　　　　　だってそれが目的で、<br />
　　　　　　今日こんなに話をしたんだろ？</font></p>

<p><img alt="パノラマ３人.jpg" src="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/パノラマ３人.jpg" width="350" height="101" /></p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
小關さん、金田さん、お忙しい中ありがとうございました。<br />
また読んでいただいた読者のみなさま、<br />
おつきあいいただき大変ありがとうございました。</p>

<p>１月から始まったこの対談ですが、<br />
すべてをアップするのに<br />
ずいぶん長い時間をかけてしまいました。<br />
もろもろの事情があったとはいえ、<br />
もう少しスムーズにできていたらなぁ…と<br />
心から反省する次第です。<br />
やきもきさせてしまったみなさまに<br />
この場を借りてお詫び申し上げます。<br />
　<br />
さて、まとまったのか、まとまっていないのか……。<br />
若干の編集はした、とは言いましても、<br />
掲載したところのほとんどは、ほぼ原文のままです。<br />
やはりここに書かれていることは、<br />
それぞれの命がけの人生そのものなのであって、<br />
不要・必要の判断を、そう簡単にはできませんでした。<br />
誰かの命がけの人生を<br />
サクサクと編集するなんて、<br />
そう簡単にはできなかったのです、はい。<br />
　<br />
理解しにくかったところも含めて、<br />
もう一度バックナンバーを<br />
一気読みしてみていただけたらなぁと思います。<br />
また違った味わいを感じていただければ<br />
うれしい限りです。<br />
　　　　　　<br />
というわけで、今回をもちまして<br />
『居酒屋☆対談』の１回目が終了です。<br />
次回からは本当に居酒屋へ飛び出します。<br />
いや、飛び出したい！です。<br />
今回とは少し違った趣きを想像しつつ、<br />
完全に酔っ払ったオヤジが出てくるのでしょうか？）<br />
次回もお付き合いいただけたらと思います。<br />
　<br />
では、では。<br />
そのときまで、しばし、しばしのお別れです。</p>

<p>※このテキストは２００４年度に取材したものです。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>第１０回　出会い、異分子、失敗することについて。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/archives/2005/05/post_10.html" />
<modified>2005-05-09T23:53:24Z</modified>
<issued>2005-05-09T08:29:34Z</issued>
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<created>2005-05-09T08:29:34Z</created>
<summary type="text/plain">今回の来店者
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッ...</summary>
<author>
<name>ueguri</name>


</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/">
<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD></p>

<p><br />
<B>【前回までのあらすじ】</B><br />
　会社の成長とは人材の成長なんだよなぁと<br />
　しみじみと思わせられる前回でしたが、<br />
　今回はそのつづき。<br />
　雑談にすぎないのだけど、<br />
　味わいのあるお話です。</p>

<p></TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
<img alt="おエライ３人揃い踏み.jpg" src="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/おエライ３人揃い踏み.jpg" width="350" height="161" /></p>

<p><br />
<font color="#336699">小關　　　結構、最近ね、世の中的には<br />
　　　　　　景気が良くなってきているという中で、<br />
　　　　　　変わってきているという部分は<br />
　　　　　　出てきていないんですか？</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　あるよ。<br />
　　　　　　でもね、クライアントが固定されて<br />
　　　　　　きちゃっているからなんですよ。<br />
　　　　　　やっぱりね、次から次へと<br />
　　　　　　新しい人との出会いをしていた点では、<br />
　　　　　　一番良かったのは浅野さんの時代ではないかと思うね。<br />
　　　　　　全然関係ない人間が突然隣に来るわけだよ。<br />
　　　　　　今は、イベント屋だから<br />
　　　　　　突然隣にゲームを作るヤツは来ないわけだよ。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　仕事がある程度固まっていると<br />
　　　　　　どうしてもクライアントが固まってきて、<br />
　　　　　　おもしろいことはそっちからは<br />
　　　　　　実は回ってこないんだけど、<br />
　　　　　　それとは違う方向に行く<br />
　　　　　　ネットワークの作りようがないんだよね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　そういう閉塞感があるから<br />
　　　　　　僕はやっぱりスプリングウォーターをやったんだよね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　そうだよね、新しい出会いが欲しいんだよね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　僕はスプリングウォーターというのを<br />
　　　　　　学生達とやっているんだけど、<br />
　　　　　　みんな考え方は一緒なんだよね。<br />
　　　　　　そうやって彼らが会社を立ち上げるようになったら<br />
　　　　　　うちはその会社と一緒に仕事をすればいいし、<br />
　　　　　　組織が違ってもそれでいいと思っている。<br />
　　　　　　　　　　　　<br />
　　　　　　そこでそいつらが持っているいいものと、<br />
　　　　　　うちでできるものをガチャンして<br />
　　　　　　１＋１＝５くらいになって、<br />
　　　　　　世の中になんかできれば<br />
　　　　　　それでいいじゃんってね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　僕は今ものすごく<br />
　　　　　　スプリングウォーターによって<br />
　　　　　　出会いが増えているし、<br />
　　　　　　色んなジャンルの人たちと知り合いになれるし、<br />
　　　　　　その中で新しいクライアントも増えているし、<br />
　　　　　　やっぱり面白いよね。<br />
　　　　　　若い人たちも会社やりたい系の人が多いから、<br />
　　　　　　刺激はすごくある。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　ただ、その空気がうちの社内にも<br />
　　　　　　もっと浸透してくれなきゃいけないんだけど、<br />
　　　　　　逆にそれを強要すると拒絶される。<br />
　　　　　　今の時点ではあるよね。<br />
　　　　　　要はそんな異質なものを入れずに<br />
　　　　　　ミスなく仕事しなきゃいけない、みたいなね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　課題はその相反するものを<br />
　　　　　　いかにうまく融合させることによって<br />
　　　　　　パワーにできるかなぁということかなぁと思う。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　でもそれを現役で仕事している人に<br />
　　　　　　言ってもわからないんだよね。<br />
　　　　　　結果が出てきたり実績が出てくると、<br />
　　　　　　やっと「アレ？」って思うんだよ。<br />
　　　　　　そこまで行かないとみんなには<br />
　　　　　　なかなか分かってもらえない。<br />
　　　　　　でも、どこかでは分かってもらって<br />
　　　　　　みんなも意識改革ができると、<br />
　　　　　　うちの会社も変わるんだと思う。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　うちのスタッフにとっても難しい課題なんですよ。</font></p>

<p><br />
<img alt="金田さん.jpg" src="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/金田さん.jpg" width="343" height="350" /></p>

<p><br />
<font color="#990000">三代川　そういう意味だと、<br />
　　　　　　やっぱりグループっていうのは、<br />
　　　　　　インフラとしては面白いんだよ。<br />
　　　　　　だけど、やっぱりコプロの中でもそうだし、<br />
　　　　　　ダイスの中でもそうだけど、<br />
　　　　　　今すぐ全部あわせたら<br />
　　　　　　それがすぐに刺激し合えるのかっていうと、<br />
　　　　　　そうでもないんだよね。<br />
　　　　　　昔宴会なんかも一緒にやったりしていたけど、<br />
　　　　　　引き合うというか望み合って<br />
　　　　　　初めて関係ができるのであって、<br />
　　　　　　ただ同じ机に座らせてもダメなんだよね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　とは言えさ、<br />
　　　　　　乱暴な部分がなくなってきているんですよ。<br />
　　　　　　多分、人間的にも乱暴な人が減っているんだよ。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　それは言えてるかもしれないね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　もしかして俺とかは<br />
　　　　　　相当乱暴だったかもしれないしね。精神的に。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　これでも丸くなったんだよ。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　俺はなりたくてなったんじゃなくて、<br />
　　　　　　もともとそういう人間だったんですいません<br />
　　　　　　みたいな感じで。</font></p>

<p>ＣＢ　　　（笑）</p>

<p><font color="#336699">小關　　　でもやっぱり異分子みたいな人間を<br />
　　　　　　内包していくのも必要だと思うんだよね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　ちょっとタイプは違うけれども、<br />
　　　　　　そういう意味では<br />
　　　　　　中尾なんかを活動の中に<br />
　　　　　　入れている部分もあるんだよね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そうだろうね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　あれがなかったら、<br />
　　　　　　本当にシンプルな会社だったと思う。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　やっぱり、中尾さんにＮＰＯちんじゅの森を<br />
　　　　　　やってもらっているっていうやり方は、<br />
　　　　　　在りし日の……、いやまだ生きているけど、<br />
　　　　　　浅野さん的な部分は感じますよね。そう思わない？</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　うん。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　思うよね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　似てしまうのは、<br />
　　　　　　みんなしょうがないよね（笑）。</font></p>

<p>ＣＢ　　　　ま、「やってみれば」的な雰囲気が<br />
（ﾏｯﾁｬｸﾝ）　少しなくなってきているかな、<br />
　　　　　　っていうのは思いますね。<br />
　　　　　　ちょっと前にうちの社員で<br />
　　　　　　辞めたのがいたんですけど。<br />
　　　　　　自分と仲間とでやりたいって言って。<br />
　　　　　　で、辞めますってなってから<br />
　　　　　　飲みに行って実はこういうことやりたくて、<br />
　　　　　　ああいうことがやりたくてって聞いて。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　「なんでうちの中でやらないの？」って聞いたら、<br />
　　　　　　「そんな発想はなかった」って。<br />
　　　　　　ここでやってもいいんだっていう発想を<br />
　　　　　　彼が全然持っていなかったことが<br />
　　　　　　ショックだったんですよね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そういう空気になってなかったってことだね？<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　俺なんて責任感なくやってきているからさ、<br />
　　　　　　思いついたら考えるよりも前にやっちゃうんだよね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　いまだにそうだけど、<br />
　　　　　　外れていないとむずむずしちゃうんだよね。<br />
　　　　　　ちょっと、なんか落ち着いちゃったなって思うと<br />
　　　　　　違うことをやりたくなっちゃうんだ。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　なんだかんだ失敗をしていないことが<br />
　　　　　　駄目だと思うんですよ。<br />
　　　　　　僕はいっぱい失敗をしてきているからわかるんだけど、<br />
　　　　　　やっぱり失敗から学ぶことっていうのがすごく多くて、<br />
　　　　　　我々はいっぱい失敗を<br />
　　　　　　してきているんだと思うんですよ。<br />
　　　　　　失敗させられたりとかね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　だから、その失敗をしてもいい環境っていうのを<br />
　　　　　　三代川さんがもっと作ってあげるってのも<br />
　　　　　　大事なことなんだと思うけどね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　外でやるにしても、援護射撃してやるよ、とかね。<br />
　　　　　　っていう風なものがあってもいいじゃないですか。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　ま、その辞めた彼のことで言えば<br />
　　　　　　まだ彼も未熟だったんだと思う。<br />
　　　　　　今、外に出てみて<br />
　　　　　　初めてそういうことを考えているんだと思う。<br />
　　　　　　あいつは、ずいぶん変わったからな。<br />
　　　　　　外に出てみてよかったんだと思う。<br />
　　　　　　彼にとってはすごく。<br />
　　　　　　考えるきっかけになったんだと思う。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　戻ってこれるっていうのも、またいいんだと思うし。</font></p>

<p></p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
次回、遂に最終回です。<br />
まとまるのか、この対談？</p>

<p>※このテキストは２００４年度に取材したものです。</p>

<p>（つづく）</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>第９回　小さなモノから少しずつ少しずつ。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/archives/2005/04/post_9.html" />
<modified>2005-04-22T12:23:06Z</modified>
<issued>2005-04-20T09:22:13Z</issued>
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<summary type="text/plain">今回の来店者
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッ...</summary>
<author>
<name>ueguri</name>


</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/">
<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD></p>

<p><br />
<B>【前回までのあらすじ】</B><br />
　修羅場をくぐり抜けたからこそ、<br />
　成長もしたし、度胸もついた……。<br />
　シープスアイズのテンヤワンヤから<br />
　抜け出した３人が、次に目指す場所とは？<br />
　今回は、小關さんが<br />
　ダイスについて語ってくれますよ。</p>

<p></TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><img alt="小關さん.jpg" src="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/小關さん.jpg" width="327" height="350" /></p>

<p><br />
<font color="#990000">三代川　　修羅場をくぐり抜けてきて残った会社が<br />
　　　　　　今また新たにグループを<br />
　　　　　　作り始めてるっていう感じかな。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　確率としては、高いかもしれないですね。<br />
　　　　　　３つ残ったということは。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　色々な会社がそういった経験もなく<br />
　　　　　　立ち上がってきている中で、<br />
　　　　　　僕らは否応なしに<br />
　　　　　　そういう修羅場を経験してきている。<br />
　　　　　　でも、与えられる環境の中でだと<br />
　　　　　　どうしてもサラリーマン化していくものだよね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　うちはみんなで同じ仕事を回しているの。<br />
　　　　　　そうするとみんな会社にいて、<br />
　　　　　　お給料がもらえてっていう雰囲気になっていく。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　僕も僕の会社で何らかの形で<br />
　　　　　　みんなにそうじゃないんだよ、<br />
　　　　　　自分が自立してやろうとしないと、<br />
　　　　　　今はいいかもしれないけれど、<br />
　　　　　　先に行ったときに<br />
　　　　　　会社全体がおかしくなるよ、<br />
　　　　　　ということに気づいて欲しいと思ってる。<br />
　　　　　　ただそういう環境を<br />
　　　　　　与えられるかどうかっていうのは、難しいよね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　でも、それはみんなが今の環境の中で、<br />
　　　　　　それを求めていくかいかないかで<br />
　　　　　　きっと変われるか変わらないかが<br />
　　　　　　決まるんだろうなって思う。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　いずれにしてもそういう修羅場っていうのは<br />
　　　　　　きっとあるものなんですよ。<br />
　　　　　　コムブリッジが良くなってきたなってころに<br />
　　　　　　ダイスは１回、ダメになっているんですよ。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　その時に、二人が毎月１回役員会を開いて、<br />
　　　　　　出てきてもらって<br />
　　　　　　「お前らこんなことやっていちゃいかん」だの<br />
　　　　　　「こーゆー風にせい」とかね、<br />
　　　　　　毎回ボツをいただいてね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　　それは、やっぱり同じ仲間で、<br />
　　　　　　苦しい時に助けてもらっているわけで、<br />
　　　　　　これがグループだって思うんだよね。<br />
　　　　　　それで、今見事に立ち直って<br />
　　　　　　非常に業績もよくなってね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　数年前からダイスでは「ゲームニクス」ということを<br />
　　　　　　スローガンというかテーマに掲げて<br />
　　　　　　今後ひとつの事業ドメインとして<br />
　　　　　　出資していこうとしているんですね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　つまり、<br />
　　　　　　ゲーム業界というのは９７年くらいから<br />
　　　　　　ずーっと衰退しているんですよ。<br />
　　　　　　特に国内が。<br />
　　　　　　もともとゲーム文化というかゲーム市場を<br />
　　　　　　切り開いてきたのは、任天堂で、<br />
　　　　　　その後、ＳＥＧＡとか、今やソニーとかですけど。<br />
　　　　　　結局その中ではゲームって<br />
　　　　　　拡大生産でしかなかったんですよ。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　要するに、ファミコンの頃のネタを<br />
　　　　　　すごいＣＧで、もっと大規模に重厚調で<br />
　　　　　　やっていますよっていうのが<br />
　　　　　　今のゲームなんですよ。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　ちょっと分からないとお助け機能とかが出てきて<br />
　　　　　　そういうものが拡充していったっていうのは<br />
　　　　　　ある意味すそ野を広げていったのだけれど、<br />
　　　　　　でも本当に面白いものが作られ続けているのかというと<br />
　　　　　　そうではなくなってきている。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　ものが売れなくなってくると、<br />
　　　　　　やっぱ売れるものを作らなければならなくなってくる。<br />
　　　　　　するとⅡだとかⅢだとかⅣだとかを<br />
　　　　　　出そうってなるわけですよ。<br />
　　　　　　でもそうなると<br />
　　　　　　作っているほうも面白くないんですよね。<br />
　　　　　　またこれか！って感じでね。<br />
　　　　　　「俺は、一生このシリーズかもしれない」って。<br />
　　　　　　で、どんどんどんどん萎えて行っちゃう。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　でもせっかくゲームを作ってきて、<br />
　　　　　　いい部分っていっぱいあったじゃん。<br />
　　　　　　ゲームって体験的学習なんですよ。<br />
　　　　　　例えば、ちょっとずつ楽しみながら技を覚えていって、<br />
　　　　　　最初はちょっとしたボスを倒して<br />
　　　　　　中ボスだとか大ボスとかを倒していって、<br />
　　　　　　ちょっとずつ勉強しながらやっていくわけですよ。<br />
　　　　　　そういうようなことを<br />
　　　　　　もうちょっと他の分野に活かせないだろうか？と。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　例えば、ユーザーインターフェイスにしても、<br />
　　　　　　簡単なコントローラであんな複雑なことを<br />
　　　　　　コントロールしてやらせることができる。<br />
　　　　　　というようなことをもっと他の分野に活かせないだろうか。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　そういうようなことを<br />
　　　　　　もっと事業としてやっていこうではないか、<br />
　　　　　　ということを一番困っていた時期に<br />
　　　　　　サイトウ（ダイス・社長）が言い始めたんですよ。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　俺もそれはいいなって思ったんだけど、<br />
　　　　　　とはいってもそのころは金がなくて<br />
　　　　　　明日をどうするかっていう時期じゃないかと。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　で、僕が４年前くらいから始めた携帯の事業も、<br />
　　　　　　今お陰様で売り上げもゲームの方と<br />
　　　　　　トントンになってきたというのもあってですね。<br />
　　　　　　最近の業績につながってきているんですよ。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　要は僕が携帯の事業を始めようと思ったのも<br />
　　　　　　それまでゲームで培ってきた<br />
　　　　　　遊びのコンテンツというのを<br />
　　　　　　もっと携帯に広げていこうよ、<br />
　　　　　　と思ったからなんですよ。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　数百万とかぐらいで<br />
　　　　　　初期の携帯のゲームが<br />
　　　　　　作れたというのもあってね。<br />
　　　　　　そうすると、それまではⅡ、Ⅲ、Ⅳとかしか<br />
　　　　　　作れなかったんだけど、<br />
　　　　　　自分達で考えて自分達のオリジナルコンテンツが<br />
　　　　　　作れるじゃないか！って。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　ファミコンのころだって本当は、<br />
　　　　　　何百万とかのお金でソフトを作っていたんですよ。<br />
　　　　　　僕なんかは何十万で<br />
　　　　　　つくっていたこともあったしね。<br />
　　　　　　でも出せばかならず１０万本は売れた。<br />
　　　　　　１０万本いかないファミコンのソフトは<br />
　　　　　　どんなに「くそゲー」といわれてもなかった。<br />
　　　　　　作り方も、オタクの人たちを<br />
　　　　　　１チーム２～３人とか、<br />
　　　　　　多くても４、５人囲って、<br />
　　　　　　「おまえらこの部屋でやっておけ」といっておけば、<br />
　　　　　　自然とできてきたんですよ。</font></p>

<p><br />
<img alt="小関さんメイン.jpg" src="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/小関さんメイン.jpg" width="301" height="221" /></p>

<p><br />
ＣＢ　　　（笑）</p>

<p><font color="#336699">小關　　　でもその分、制約は少なかった。<br />
　　　　　　で、できた順に売っていくんですよ。<br />
　　　　　　べつに最初に販売計画とかがない。<br />
　　　　　　むちゃくちゃおいしい商売。<br />
　　　　　　で、そいつらには安い給料をあげて、<br />
　　　　　　「お前ら、よくやったな、よしよし」<br />
　　　　　　みたいなことやっていれば、それで良かった。</font><br />
　　　　　　<br />
<font color="#666600">金田　　　本当に安かったんだよ。<br />
　　　　　　うちはそんなんじゃ誰も来てくれないよ<br />
　　　　　　っていうのに始めタダとか言ってるし。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　　交通費だけは払ってやるからとかね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　時給払わないんだから。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　いやいやいや、そういうんじゃなくて、<br />
　　　　　　タダでもやりたいっていうのが来るから、<br />
　　　　　　その対策として……。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　そうか、しょうがなかったのか(笑)。<br />
　　　　　　でも、時給払っているといっても<br />
　　　　　　驚くような安い金額だったよ。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　……いまでもそんなに高くはないけどね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　ただ「社会的不適合者」っていうのかな。<br />
　　　　　　一般的に言われているオタクという人たちは、<br />
　　　　　　多くの場合そういう人たちが多いのですけど、<br />
　　　　　　やっぱり人付き合いがうまくできなかったりだとか、<br />
　　　　　　限られた分野にしか興味がなかったりだとか。<br />
　　　　　　けれどもその限られた分野では<br />
　　　　　　人並みはずれたエネルギーを<br />
　　　　　　発揮させるっていう人が結構多いわけですよ。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　で、彼らオタクの人たちが培ってきた<br />
　　　　　　そういう２０年の内情が<br />
　　　　　　かなりぼろぼろになってきていて。<br />
　　　　　　いろんな意味で。<br />
　　　　　　新しいアイディアがあっても出す場がない。<br />
　　　　　　それで僕が携帯をもってきて<br />
　　　　　　「よし、お前ら作ってみろよ」って。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　けれども彼らにとっては<br />
　　　　　　それが初め非常にショックだったみたいで。<br />
　　　　　　「俺達はプレステやプレステⅡを作っているのに、<br />
　　　　　　なんでいまさらこんなちょろくて<br />
　　　　　　ちゃちいのを作らなきゃいけないんですか！」ってね。<br />
　　　　　　総スカンを食らっちゃったんですよ。<br />
　　　　　　「なんでですか！？」って。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　それは、そうなんだよね。<br />
　　　　　　グイグイいわせているゲームソフトを作っているのに、<br />
　　　　　　なんでいまさらそんなチマチマしたものを<br />
　　　　　　作らないといけないんだってね。<br />
　　　　　　もうたいした画は描けないわ、もう遅いわでね、<br />
　　　　　　「ファミコンを通り越して、<br />
　　　　　　これじゃぁゲームウォッチじゃないですか！」ってね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　ただやっぱり携帯にくれば、<br />
　　　　　　みんなのアイディアとかが活かせる。<br />
　　　　　　現に、今入ってきたばかりの奴に<br />
　　　　　　ゲームのアイディアを考えさせて、<br />
　　　　　　アプリとか作っていますからね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　そうやって<br />
　　　　　　自分の見通しの付く範囲内で<br />
　　　　　　ものをつくっていくことを通じて、<br />
　　　　　　ものづくりの面白さだとか<br />
　　　　　　失敗をしたりという経験をさせていける環境というのが<br />
　　　　　　携帯の中には、<br />
　　　　　　まだあるだろうと僕は思っているんですよね。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　僕は事業ドメインである携帯では<br />
　　　　　　人は育ってきているなっていう実感は<br />
　　　　　　そこそこ持ちつつやっているんですよ。<br />
　　　　　　ゲームを作るよりも<br />
　　　　　　携帯のコンテンツを作るという方が、<br />
　　　　　　敷居が低い。<br />
　　　　　　でも、そのわりにはお金になる。<br />
　　　　　　今やゲームに比べるとお金になるんですよ。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　そういう中で、やっぱり自信を持たせて<br />
　　　　　　徐々に任せていって、<br />
　　　　　　今後「ゲームニクス」っていう枠の中で<br />
　　　　　　彼らがプロデューサーであり<br />
　　　　　　ディレクターになっていけそうな<br />
　　　　　　手ごたえは出てきている。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　昔のシープスアイズじゃないけれど、<br />
　　　　　　やっぱり自分の手の内でやれる小さい仕事でも<br />
　　　　　　そこで達成感をもてるというのは<br />
　　　　　　全然違うと思うんですよ。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　そういう意味では、<br />
　　　　　　僕もイベントのことはよく分からないけど、<br />
　　　　　　イベントの仕事でも小さい仕事で人を育てていって<br />
　　　　　　どんどん大きい仕事が<br />
　　　　　　できるようになってくるみたいな、<br />
　　　　　　そういうことはコムブリッジなんかは、<br />
　　　　　　どんどんやっていけるのではないのかなって。<br />
　　　　　　単に端から傍観者的にみていると、<br />
　　　　　　思うんですけど。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　今、ダイスの小關さんの話を聞いていて<br />
　　　　　　コムブリッジもそうなんだけど、<br />
　　　　　　何かものを作っているんですよね。<br />
　　　　　　で、その違いってすごく大きいなって思う。<br />
　　　　　　すごくうらやましいのはうらやましい。<br />
　　　　　　<br />
　　　　　　逆に言うとうちはインプラ的な仕事をしながらも、<br />
　　　　　　ダイスのゲームニクス的なものが出来上がってくれば、<br />
　　　　　　どっかで一緒にできる、ジョイントできるなって思うし、<br />
　　　　　　コムブリッジのプロモーションの<br />
　　　　　　仕事でもできるって思うなぁ。</font></p>

<p></p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
モノをつくること、それを発表する場があること。<br />
両方のバランスがうまくいったときに、<br />
少しずつでも成長していく。<br />
うーん、とても良いお話が聞けたように思います。<br />
さぁ、連載も終盤。つづきは近々、更新です。</p>

<p>※このテキストは２００４年度に取材したものです。</p>

<p>（つづく）</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>第８回　旧体制から新体制へ、考えたこと、学んだこと。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/archives/2005/04/post_7.html" />
<modified>2005-05-07T07:59:52Z</modified>
<issued>2005-04-06T09:40:21Z</issued>
<id>tag:www.combridge.co.jp,2005:/contents/taidan//14.274</id>
<created>2005-04-06T09:40:21Z</created>
<summary type="text/plain">今回の来店者
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッ...</summary>
<author>
<name>ueguri</name>


</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/">
<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD></p>

<p><br />
<B>【前回までのあらすじ】</B><br />
　ずいぶんご無沙汰しておりました。<br />
　コホンッ、さてさて……。<br />
　火の車だったシープスアイズ<br />
　（コムブリッジの前身）を、<br />
　力をあわせて立て直そうと決めたお三方。<br />
　旧体制から新体制へ移行するときに<br />
　考えたこと、学んだこととは……。　</p>

<p></TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><font color="#336699">小關　　　僕はその頃、<br />
　　　　　　すでにダイスっていう基盤があったんだけど、<br />
　　　　　　みんなで頑張ってやれば<br />
　　　　　　やっていけるって思ってたしね。<br />
　　　　　　３人で何とかがんばっていこうよって。</font></p>

<p><br />
<img alt="小関さん.jpg" src="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/archives/小関さん.jpg" width="237" height="276" /></p>

<p><br />
<font color="#666600">金田　　　未熟なものが集まって、弱いものが集まると結局、<br />
　　　　　　一番弱いところにそうやってお金が流れていくし、<br />
　　　　　　最終的にみんな駄目になっていく。<br />
　　　　　　それって言うのは「負けの構造」で<br />
　　　　　　そうじゃない構造にしていきたいなって<br />
　　　　　　変わってきたんだよね。<br />
　　　　　　だから浅野さんのことをいろいろ言いはするけれど、<br />
　　　　　　僕は、反面教師っていうか、<br />
　　　　　　資金繰りがそれだけ足りない時期があって<br />
　　　　　　どうしようって悩んだから、<br />
　　　　　　今自分の所の資金繰りを見ても、あまり驚かない(笑)。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　　そう全然驚かない(笑）</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　驚かないね（笑）</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　そう、ちょっと苦しくなっても<br />
　　　　　　頑張って乗り切れる(笑)。<br />
　　　　　　浅野さんには、やっぱり今でも<br />
　　　　　　色々なことを教えてもらったって思っている。<br />
　　　　　　いいことも、悪いことも。<br />
　　　　　　すごくいいところもあったし、<br />
　　　　　　すごく悪いところもあった。<br />
　　　　　　ある意味責任感があったのか、<br />
　　　　　　ある意味なかったのか、<br />
　　　　　　よくはわからないけど<br />
　　　　　　そういったところも含めて本当にいろいろね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　浅野さん自身も経営者としては素人だったからね。<br />
　　　　　　やむを得ない部分もあったんだと思いますよ。<br />
　　　　　　逆に言えば、「何千万足りないから稼いでこい」なんて言われて<br />
　　　　　　仕事を取ってこれた自分に対する何かね。<br />
　　　　　　取ってくると褒められるわけですよ。<br />
　　　　　　「あ、なんとなく嬉しいな」みたいなね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　　そうだね、「次は俺が何とかとってきてやる」みたいなね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　そう、要するに浅野さんの手の上で<br />
　　　　　　ころころ、ころころ動かされていたんだよね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　それはそれで度胸も付くものなんですよ。<br />
　　　　　　どうにも仕事が取れなくて<br />
　　　　　　取引先から借金したこともあったし。<br />
　　　　　　頭下げて。<br />
　　　　　　それまで取引先に借金をするなんて<br />
　　　　　　考えもつかないんだけど、<br />
　　　　　　本当に金がないから<br />
　　　　　　どこからかもらってきてくれなきゃ困るとか言われて、<br />
　　　　　　頭を下げてでももらってくるわけですよ。<br />
　　　　　　どうにも仕事が手に追えずパンパンの中でも<br />
　　　　　　金がない時には、なんとかしなければいけないと……。<br />
　　　　　　そういうことに対しての免疫は付いたよね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　　浅野さんを評価するときには二つの側面があってさ、<br />
　　　　　　ひとつは、会社を作る前に人を育てたい、<br />
　　　　　　人が中心だって言い方を常にしていたことで。<br />
　　　　　　経営を無視していた分、<br />
　　　　　　修羅場のような環境もあったし<br />
　　　　　　お金もどんどんかかるけれども、<br />
　　　　　　そこで人は育つんだっていう<br />
　　　　　　感覚をあの人は常に持っていたんだよね。</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　もしあの時に<br />
　　　　　　お金をコントロールする人がいたら、<br />
　　　　　　じゃぁ今のようにみんなが育っていたかと思うと、<br />
　　　　　　そこが難しいとこなんだよ。</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　あの破天荒さがあったから<br />
　　　　　　魅力があったというのもあるし、<br />
　　　　　　でもそれだと会社が<br />
　　　　　　つぶれちゃうことも確かなんだよ。<br />
　　　　　　すごく難しいところで、<br />
　　　　　　ある程度会社として成り立ったときに、<br />
　　　　　　果たして人が集まる魅力が<br />
　　　　　　そこにあるのかっていうことになるんだよね。</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　で、大企業とか、もちろん我々も、<br />
　　　　　　魅力ある会社にするために<br />
　　　　　　色々な手を打つんだけど、<br />
　　　　　　でもやっぱりさっき言った<br />
　　　　　　人が育つという意味での<br />
　　　　　　本当の修羅場じゃないんだよねぇとは<br />
　　　　　　常に思っている。</font></p>

<p><br />
<font color="#666600">金田　　　俺は、さっきの大変な時期がなかったら、<br />
　　　　　　会社をやっていないと思う。<br />
　　　　　　今頃、コムブリッジの「システム事業部」のままで<br />
　　　　　　いたかもしれないね。</font></p>

<p>ＣＢ　　　会社を興したくて<br />
　　　　　　興したわけではないということですか？</p>

<p><br />
<img alt="miyokawasankanedasan.jpg" src="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/miyokawasankanedasan.jpg" width="498" height="276" /></p>

<p><br />
<font color="#666600">金田　　　その時はね。<br />
　　　　　　だから、三代川さんに言ってから<br />
　　　　　　会社にするまでに１年かかったね。<br />
　　　　　　どんなに大変なことがあっても<br />
　　　　　　ストレスを感じなかったのに、<br />
　　　　　　その１年で初めて<br />
　　　　　　「これがストレスなのかな」って思うくらい<br />
　　　　　　あの１年は大変だったんだ。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　なんで？ってよくよく考えてみると<br />
　　　　　　その時、俺はコムブリッジの専務だったのね。<br />
　　　　　　専務をやっていて経営をしてるといっても、<br />
　　　　　　最終的には三代川さんに頼っていたのであって<br />
　　　　　　でも最終的に社長になるということは、<br />
　　　　　　全部の責任を自分が背負うということなの。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　その自分への甘えがあるから、<br />
　　　　　　結局その１年間は<br />
　　　　　　自分で最後全部のケツを拭く覚悟をするのに<br />
　　　　　　ものすごいストレスを感じたの。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　でも、みんなが生きていくためには<br />
　　　　　　そうやって自立していく人間が出てこないと、<br />
　　　　　　グループシープスアイズが<br />
　　　　　　自立した組織にならないと考えた。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　　さっきから話している、<br />
　　　　　　その大騒ぎがあったあと<br />
　　　　　　我々の反省点は<br />
　　　　　　それぞれちゃんと自立をしようね、<br />
　　　　　　ということだったの。<br />
　　　　　　だから頼りあうのはよそうって<br />
　　　　　　お金の貸し借りはあの時から、<br />
　　　　　　すごくシビアにしたんだよね。<br />
　　　　　　足りないからじゃなくて、<br />
　　　　　　お互いお金があまったり人材があまったり、<br />
　　　　　　新しいことをやろうという時に<br />
　　　　　　より良い関係になるために<br />
　　　　　　ひとつひとつが自立しなきゃならないんだよ。<br />
　　　　　　そういうのじゃないとグループにならない。</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　それとへたにグループで<br />
　　　　　　資本を縛りあったりすると、<br />
　　　　　　結局頼り合いの関係になるから。<br />
　　　　　　我々はお互いの会社の役員を<br />
　　　　　　兼任し合っているんだけど、<br />
　　　　　　会社としては完全に独立をしているんだ。<br />
　　　　　　だから世間的に見たら<br />
　　　　　　グループでもなんでもないんだよ。<br />
　　　　　　だけど、そういう関係が<br />
　　　　　　本当のグループかなって思っている。</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　修羅場をくぐり抜けてきて残った会社が<br />
　　　　　　今また新たにグループを<br />
　　　　　　作り始めてるっていう感じかな。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　確率としては、高いかもしれないですね。<br />
　　　　　　３つ残ったということは。</font></p>

<p></p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
つづきは近いうちに。<br />
はい、かなり近いうちに、です。</p>

<p>（つづく）</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>第７回　火中の信用を拾う。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/archives/2005/02/post_6.html" />
<modified>2005-05-07T08:00:46Z</modified>
<issued>2005-02-22T11:37:34Z</issued>
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<created>2005-02-22T11:37:34Z</created>
<summary type="text/plain">今回の来店者
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッ...</summary>
<author>
<name>ueguri</name>


</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/">
<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD><br />
<B>【前回までのあらすじ】</B><br />
　稼ぐ会社と赤字をつくる会社、<br />
　両者が共存していたシープスアイズ。<br />
　その結果、３人の会社は儲かっていたはずなのに、<br />
　気づいてみたら、グループ全体は自転車操業。<br />
　大赤字を抱えることになっていたのでした。<br />
　<br />
</TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><img alt="パノラマ３人.jpg" src="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/パノラマ３人.jpg" width="350" height="101" /></p>

<p><font color="#990000">三代川　でも、その自転車操業にも<br />
　　　　　　さすがに限界が来て、<br />
　　　　　　これは少しおかしいんじゃないか？<br />
　　　　　　ってことになってきたんだよね。<br />
　　　　　　そこからがコムブリッジの前身だよ。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　でもね、そこに至るまでって、<br />
　　　　　　そんなに長くはなかったんだよ。<br />
　　　　　　さっき話をしたアートポスターの会社が<br />
　　　　　　急激に悪化しちゃって。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そう、在庫が膨らんじゃってね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　初めは３億とか一気に売り上げを立てたんだ。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　それですごいな、とかなって……。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　ただ商品を仕入れて<br />
　　　　　　小売で売るような会社だから、<br />
　　　　　　お金の動きが我々にはわかんなかった。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　そう。みんなそれぞれ、<br />
　　　　　　ゲームだったり、<br />
　　　　　　イベントだったり、<br />
　　　　　　データベースだったり、<br />
　　　　　　そこで頑張ってやっているから、<br />
　　　　　　他の会社のことってあまり分からなかった。<br />
　　　　　　で、やたらといい話だけが聞こえてくる。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　というのは、その事業がさ。<br />
　　　　　　みんな大変だろうってことで……。<br />
　　　　　　それで一気に儲けるような話を<br />
　　　　　　たくらんでいたからなんだよ。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　俺はね、あの時、ずいぶん止めたんだよ。<br />
　　　　　　俺は、相当アートポスターには反対だったよ。<br />
　　　　　　この３人の中でも一番「止めていた派」だったと思うよ。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　そう。小關ちゃんは止めていたよね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　さらにそうなる前の資金繰りには<br />
　　　　　　僕達はほとんど関わってなかった。<br />
　　　　　　浅野さんも一人でそこをやりくりしていて、<br />
　　　　　　「浅野さんはすごいね、どこから金を持ってくるの？」<br />
　　　　　　って言ってた。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　僕も入る前から、浅野さんに関して<br />
　　　　　　こんな伝説を聞いてたぐらいで。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　ある時お金が足りなくなって、ボーナスを払うお金がない。<br />
　　　　　　で、１万円で万馬券買って、<br />
　　　　　　それで３００万円を当てて<br />
　　　　　　みんなに払ったって。<br />
　　　　　　すごい人だよねって。</font></p>

<p>ＣＢ　　　　（笑）</p>

<p><font color="#666600">金田　　　だから実印を捺してもいいのかな、って。</font></p>

<p>ＣＢ　　　　（笑）</p>

<p><font color="#666600">金田　　　で、浅野さんが資金繰りも全部やっていたんだけど、<br />
　　　　　　ところがどうもやばくなったら<br />
　　　　　　「資金繰り会議をやれ」って言われてね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　それで資金繰り会議をやり始めると、<br />
　　　　　　日に日に要求が多くなっていくんだよ。<br />
　　　　　　「次いつまでに……いくらいくら」とか。<br />
　　　　　　で、っていうかお金の出入りのすべてが分からないと<br />
　　　　　　そんなのできないじゃんってなったんだよね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そう、それで全部を開けてみたら<br />
　　　　　　知らないうちにさ、<br />
　　　　　　うちは倉庫の家賃とか払っているんだよね。<br />
　　　　　　月に５０万円とか。まったく関係ない八王子の倉庫とか。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　要はアートポスターで投資をした分が、<br />
　　　　　　回収できなくなっていた。<br />
　　　　　　で、帳簿全部調べていったら<br />
　　　　　　これはもう駄目じゃんってね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　こりゃー　どーすんだってね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　会計士の先生にも相談したんだけど、<br />
　　　　　　「もう無理だよ。これだけあっちゃ。<br />
　　　　　　どんなに頑張ってもこの赤を埋めるのは無理だよ」って。<br />
　　　　　　で、銀行からの評価もどんどん下がるし<br />
　　　　　　お金足りないしってね。<br />
　　　　　　もう寝れなかったですよね？</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　三代川さんはね、あの頃、<br />
　　　　　　毎日本当に暗い顔してたよ。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　ただ実は浅野さんはアートポスターを始める時、<br />
　　　　　　ものすごく最初にお金を出しているんだよ。<br />
　　　　　　結局みんなの借金になるんだからって<br />
　　　　　　岐阜の土地を担保に出して<br />
　　　　　　自分のお金もさらに出して。</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　で、「これだけあれば大丈夫だろう」って考えが<br />
　　　　　　実は僕らにもあった。<br />
　　　　　　ちょっとそういう意味では少し甘く見ていたんだと思う。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　足りなくなると、<br />
　　　　　　「浅野さんの山、いつ売れんの？」って。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　それだけ担保入っているんだし、<br />
　　　　　　なんかあれば担保取られりゃいいんだって<br />
　　　　　　思っているところはあったわけ。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　ところが、本当に足りなくなったら<br />
　　　　　　「もうない」とか言われてね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　担保割れしてるし。</font></p>

<p><img alt="3ninsoroi02.jpg" src="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/3ninsoroi02.jpg" width="350" height="147" /></p>

<p><br />
<font color="#666600">金田　　　で、結局、もう一回みんなで<br />
　　　　　　ゼロからやろうってことになった。<br />
　　　　　　やってきた実績とかいろいろなことを考えるとね。<br />
　　　　　　会計士の先生には<br />
　　　　　　「まぁ、ゼロからやってもいいけど、<br />
　　　　　　どっちにしてもなにも信用はない」って言われたけど。</font></p>

<p>ＣＢ　　　　逃げてしまおうという発想はなかったんですか？<br />
　　　　　　それぞれの会社は儲かっているわけだから、<br />
　　　　　　一抜けた、俺は俺で勝手にやるって……。</p>

<p><font color="#336699">小關　　　うーん、そうはいかないよ。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　一緒にやってきて、そういう発想はなかったな。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　それはやっぱり信用って言葉につきるんだよ。<br />
　　　　　　それまでだって、みんなそれぞれ、<br />
　　　　　　グループがこんなことをやっているんだって<br />
　　　　　　宣伝してきているんだよ。<br />
　　　　　　「うちらの会社はすごいおもしろいんだぜ」って<br />
　　　　　　いろんなところで言っているわけ。<br />
　　　　　　あんなことも、こんなことも始めたんだ、<br />
　　　　　　って面白がられていたんだ。</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　それを、「それまで言ってきたことは<br />
　　　　　　嘘なんです」なんて。<br />
　　　　　　僕らの信用の問題になってくるんだよ。</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　それと今はもう浅野さんとは<br />
　　　　　　関係がなくなったけれど、<br />
　　　　　　今でも言われるんだよ。<br />
　　　　　　「浅野さんのこと捨てたんだろう」とかね。<br />
　　　　　　何を言っても本当に言い訳でしかないわけ。<br />
　　　　　　結局、始めた以上はそのことをまっとうしない限り<br />
　　　　　　逃げられないんだよ、そこから。<br />
　　　　　　だまって勝手に浅野さんがやってたって言っても、<br />
　　　　　　その時俺は役員で副社長までやっていたんだから<br />
　　　　　　俺の責任でもあるわけよ。<br />
　　　　　　どんなこと言っても逃げられないなって思ったよ。</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　だったら、<br />
　　　　　　ここには力のある奴はいるんだから、<br />
　　　　　　いい加減な奴だけ整理していけば<br />
　　　　　　なんとかいけるかなっていう<br />
　　　　　　最終的な読みをした。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　あと、僕はやっぱり<br />
　　　　　　このグループの集まりが好きだったんだよね。<br />
　　　　　　みんなそれぞれが、<br />
　　　　　　「じゃぁ何で駄目なのか」<br />
　　　　　　ってところをもう一度考え直して、<br />
　　　　　　一人一業種、きちんとできるようになったら、<br />
　　　　　　絶対にいろんなことができるようになるなって思った。<br />
　　　　　　だから、その可能性をなくしてしまうのは<br />
　　　　　　嫌だなって考えた。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　三代川さんが決意するまでも結構ね、<br />
　　　　　　いろいろ本当にあったよ。<br />
　　　　　　三代川さん、本当に暗かったもん。<br />
　　　　　　いつもね、階段のところでうなだれているみたいな、<br />
　　　　　　本当にそんな感じだったんだよ。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　だって現場は忙しいのにさ、<br />
　　　　　　仕事はガンガン回して<br />
　　　　　　寝ずに働いているのにさ、<br />
　　　　　　お金が全然ないんだからね。<br />
　　　　　　なんでこんなに働いているのに、<br />
　　　　　　お金がなくっなっちゃうわけ！って。<br />
　　　　　　そりゃ暗くもなるよ。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　それでもね、<br />
　　　　　　僕もみんなで頑張ってやれば<br />
　　　　　　やっていけるって思ってたよ。<br />
　　　　　　３人で何とかがんばっていこうよって。</font></p>

<p><br />
　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
このつづきは、今週末！</p>

<p>（つづく）</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>第６回　燃える自転車操業。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/archives/2005/02/post_2.html" />
<modified>2005-05-07T08:01:36Z</modified>
<issued>2005-02-17T07:51:50Z</issued>
<id>tag:www.combridge.co.jp,2005:/contents/taidan//14.185</id>
<created>2005-02-17T07:51:50Z</created>
<summary type="text/plain">今回の来店者
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッ...</summary>
<author>
<name>ueguri</name>


</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/">
<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD><br />
<B>【前回までのあらすじ】</B><br />
　幸か不幸か、<br />
　それぞれの人生の道程で<br />
　シープスアイズに立寄ってしまった３人。<br />
　さて、今週からは<br />
　いよいよシープスアイズ時代のお話になっていきます。</p>

<p></TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
<font color="#666600">金田　　　だから、最初（シープスアイズに）きたときにはね、<br />
　　　　　　どういう組織になっているのか全然分からなかったよ。<br />
　　　　　　あー、ここにはダイスっていうゲームを作る会社があるんだ。<br />
　　　　　　ほー、こっちにはアートポスター…色々なことやってんだな。<br />
　　　　　　イベントやっていて、<br />
　　　　　　下には民俗芸能をやっている財団があって、<br />
　　　　　　どうなってんだろう？？って。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　で、浅野さんっていう人がポツンといて<br />
　　　　　　「浅野です」<br />
　　　　　　「いや、どうも」<br />
　　　　　　「ま、自由にやってくれよ。<br />
　　　　　　なんでも好きなようにやっていいから」</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　「…はぁ」みたいな。</font></p>

<p>全員　　　（爆笑）</p>

<p><img alt="3ninsoroi.jpg" src="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/3ninsoroi.jpg" width="350" height="121" /><br />
<em>左から小關さん、三代川、金田さん</em></p>

<p><font color="#666600">金田　　　だから、シープスに来ても<br />
　　　　　　自分でやっているのと変わりがなかった。<br />
　　　　　　なんでも好きなようにやっていいよっていわれる反面、<br />
　　　　　　食べていけなかったら駄目で。<br />
　　　　　　だから「システム事業部」を任されてやるようになっても<br />
　　　　　　結局、それだけでは飯が食えないから、<br />
　　　　　　イベントの仕事もハシゴしてやって、<br />
　　　　　　データベースの仕事もして、<br />
　　　　　　インターネットのセミナーを作って<br />
　　　　　　地方に行って稼いだりしていたんだよね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　あのころはそういう人が一番多い時代で、<br />
　　　　　　シープスアイズの中に<br />
　　　　　　８社か９社くらいあったかもしれないね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　ああ、あったなぁ。<br />
　　　　　　その時シープスの中にテレビ制作会社もあって<br />
　　　　　　「海上自衛隊２４時間」みたいな番組を、<br />
　　　　　　３千万か４千万とかで作っちゃって<br />
　　　　　　どこも買ってくれなくて大変だったりね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　どーすんの、そんなの作っちゃって、とかね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　買ってくれるところは<br />
　　　　　　買ってくれるだろうっていうのを<br />
　　　　　　前提に作ったんだろうけど、<br />
　　　　　　俺は聞いた時に何考えてるんだ！って思ったよね。<br />
　　　　　　それで、どこも買う先がないとか言い出して。<br />
　　　　　　え？買う先がないって、それ制作費どうするんだよって。<br />
　　　　　　地方の小さいＴＶ局に安売りします、とか言ってね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　一応、買うところがあるっていう話で作ったんだよ。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　だけど、最終的な結果、<br />
　　　　　　「買わない」って……。<br />
　　　　　　でも浅野さんは、みんなが「そうやりたい」って言えば、<br />
　　　　　　「じゃあやれば」って、やらすわけですよ。<br />
　　　　　　だけど、そのやる人間が甘いと赤字だけが残ってしまい、<br />
　　　　　　その後、我々がえらい苦労をする……。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　それが大変なところなんだよね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　そう、そう考えると<br />
　　　　　　「金が使えるグループ」だったから<br />
　　　　　　みんな集まってきたんだろうね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田</font><br />
<font color="#336699">小關</font>　　　あ～（納得）、うんうん。</p>

<p><font color="#666600">金田　　　僕がシープスアイズに来てびっくりしたことは、<br />
　　　　　　何かを「買いたいんです」っていうと<br />
　　　　　　すぐに「いいよ」って言うの。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　でも前の会社の時は、<br />
　　　　　　リースをかけるでもなんでも承諾を得るのが<br />
　　　　　　ものすごく大変で、<br />
　　　　　　実印を捺すことの重さっていうのは<br />
　　　　　　すごく言われていたんだ。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　それがここにきたら……、<br />
　　　　　　「え？それ浅野さんの実印だよ！いいの？」<br />
　　　　　　「いいんだよ、捺しちゃえば」とか言って、<br />
　　　　　　捺してから電話して、<br />
　　　　　　「すいませーん。実印、捺しました」なのよ。<br />
　　　　　　は～、それでいいんだぁ、って思ったよ。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　でも、捺したからには迷惑をかけられないって思って、<br />
　　　　　　それが逆にすごく重かったね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　その重さを感じる奴だけが生き残っているよね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　そうそう。それで、それを感じない奴が<br />
　　　　　　どんどんお金を出していって、<br />
　　　　　　挙句の果てにいなくなっっちゃうの。</font></p>

<p>ＣＢ　　　　借金だけを残してですか？</p>

<p><font color="#666600">金田　　　うん、そう。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　それでね、来月３千万円くらい足りないなってなるんだよ。<br />
　　　　　　で、もうちょっといくと借金が１億じゃんって。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　それで、当時ゲーム業界は、<br />
　　　　　　スーパー羽振りがよかったんで、、<br />
　　　　　　１週間に１度くらい１千万円の仕事とかを<br />
　　　　　　断るくらいだったの。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　で、ゲームっていうのは、<br />
　　　　　　「前受け金」っていうのがもらえるんですよ。<br />
　　　　　　３千万円の仕事だったら、<br />
　　　　　　１千万円が先にもらえちゃったりするのよ。<br />
　　　　　　やれるかどうかはわからないんだけど。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　それで「もうパンパンで無理だなぁ～」って思っても<br />
　　　　　　来月までに何千万足りないとか言われると、<br />
　　　　　　じゃぁ仕事請けておくかって。<br />
　　　　　　で、他がつくった借金を埋めていく……。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　そうそう、前受け金もらってね（笑）。<br />
　　　　　　それを色々やってくれたのが今の任天堂の社長の岩田さん。<br />
　　　　　　あの当時はねぇ、色々と岩田さんがやってくれたよねぇ。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　ねぇー。陰になり、日向になり、ね。<br />
　　　　　　だって任天堂の社長が、<br />
　　　　　　ここに１ヵ月くらい泊り込みでいたりしたんだよ。<br />
　　　　　　で、起きると岩田さんが仕事していたりするから、<br />
　　　　　　起きられねーなーとか。<br />
　　　　　　隣で寝ているから、<br />
　　　　　　岩田さんがトイレに行くまで<br />
　　　　　　寝ている振りしようとか。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　要するに会社はいっぱいあるんだけど、<br />
　　　　　　財布はひとつだったんだよ。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　しかも穴が開いているような財布。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　で、そういうお金に関してのすべては<br />
　　　　　　浅野さんがひとりでやっていてさ。<br />
　　　　　　だからみんなぞれぞれ会社をやっているんだけど、<br />
　　　　　　自分のところが儲かっているのか<br />
　　　　　　儲かっていないのかがよく分からなかった。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　僕は、一応付けていたよ。<br />
　　　　　　人件費がいくらだなんだって。<br />
　　　　　　で、何千万か利益が出るじゃん。<br />
　　　　　　でもその利益はみんな赤字の会社に流れていくわけよ。<br />
　　　　　　儲かっちゃ流れ、先払いをもらっちゃ流れ…という感じで、<br />
　　　　　　でもいずれは支払いが出てくるわけで<br />
　　　　　　ころころだらーんと流れたまま返ってこないから、<br />
　　　　　　どんどんどんどん資金繰りが悪化していくわけよ。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　自転車操業だよね。<br />
　　　　　　それを２週間に一度くらいで、<br />
　　　　　　各社集まっていつ支払いがあるだの<br />
　　　　　　いくら足りないだのという話をして<br />
　　　　　　次は誰が持って来れそうなの？って。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　「えー、じゃぁ今回俺のとこ…？」とかね。</font></p>

<p>ＣＢ　　　　（笑）</p>

<p><font color="#990000">三代川　でも、それにもさすがに限界が来て、<br />
　　　　　　これは少しおかしいんじゃないか？<br />
　　　　　　ってことになってきたんだよね。<br />
　　　　　　そこからがコムブリッジの前身だよ。</font></p>

<p><br />
　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p>そんな自転車操業時代があったとは…！<br />
このつづきは、<br />
はい、できる限りお早めにお届けいたします。</p>

<p>（つづく）</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>第５回　イベントつくらないか？</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/archives/2005/01/post_5.html" />
<modified>2005-01-27T12:05:19Z</modified>
<issued>2005-01-27T10:31:17Z</issued>
<id>tag:www.combridge.co.jp,2005:/contents/taidan//14.133</id>
<created>2005-01-27T10:31:17Z</created>
<summary type="text/plain">今回の来店者
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッ...</summary>
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</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/">
<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD><br />
<B>【前回までのあらすじ】</B><br />
　大学時代からコンピュータの仕事をしていた金田さんは、<br />
　折りも折り、パソコンブームの到来で、<br />
　イベント業界と接触をもつようになります。<br />
　そして「イベントやらない？」の三代川からの誘い。<br />
　その言葉に金田さんは、どう呼応していったのでしょうか？</p>

<p></TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
ＣＢ　　　でも、それを聞いていると、<br />
　　　　　　別にシープスアイズに入らなくても<br />
　　　　　　（金田さんは）ひとりで十分に<br />
　　　　　　やっていけたのではないのですか？</p>

<p><font color="#666600">金田　　　ねー。俺もそう思うんだけど。<br />
　　　　　　でも、その時大きいイベントをやった後に、<br />
　　　　　　イベントってすごいなって思ったんだ。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　大きいイベントをやった後の達成感って、すごいなって思ったの。<br />
　　　　　　で、三代川さんが「イベントやらない？」って誘ってくれたの。</font></p>

<p>ＣＢ　　　講師ではなくて、ですか？</p>

<p><font color="#666600">金田　　　うん。「イベントつくらないか？」って。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　そうそう、大体半年に１回くらいで<br />
　　　　　　「そろそろだな。今度は誰が金田さんを口説きに行く？」ってさ。<br />
　　　　　　毎年毎年「来い来い」って。</font></p>

<p><img alt="金田さんとミヨ.jpg" src="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/金田さんとミヨ.jpg" width="350" height="184" /></p>

<p><br />
<font color="#666600">金田　　　そう、来てくれて。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　ただ、イベントはすごくおもしろいと思ったんだけど、<br />
　　　　　　僕自身は向かないなって思ったの。プランナーはね。<br />
　　　　　　だからその時は「僕は無理です」って三代川さんに断って、<br />
　　　　　　…３年間くらいかな。</font></p>

<p>ＣＢ　　　なぜそんなに金田さんを<br />
　　　　　　入れたかったのですか？</p>

<p><font color="#990000">三代川　それはね、やっぱりイベントをやっていく中でも<br />
　　　　　　色々な人たちがいるわけだ。<br />
　　　　　　現場をちょっと運営しているって人はざらにいるけれど、<br />
　　　　　　ちゃんとつくれて、人と付き合いができてっていう人は、<br />
　　　　　　なかなかいなかったんだよね。<br />
　　　　　　ものをちゃんと考えられると言うか。<br />
　　　　　　言ってみれば真っ当な人間として、<br />
　　　　　　非常に能力が高いという感じだった。<br />
　　　　　　一緒にやってれば、やっぱり感じるわけよ。<br />
　　　　　　で、やっぱりＮＥＣとかにはパイプがあるし、<br />
　　　　　　ネットワークがあるし、<br />
　　　　　　非常に魅力的な人材だったんだ。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　でも、僕は３人で始めた会社があったから、<br />
　　　　　　そこを抜けてっていう風に、そう簡単にはならなかった。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そうだよね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　で、その後、<br />
　　　　　　３年ぐらい経って……。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　シープスアイズの内村さんが<br />
　　　　　　コンピュータ関連をやっていたのだけど、<br />
　　　　　　一緒にやってくれる人いないかな？ということで、<br />
　　　　　　僕のところにまた話がきたんだよ。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　で、僕は一方で、<br />
　　　　　　ちゃんとみんなで組織になって<br />
　　　　　　仕事をしたいなと思い始めてたところで……。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　つまり、<br />
　　　　　　僕はイベントもやってきたし、<br />
　　　　　　先生もやってきたし、<br />
　　　　　　ひとりで全部まわせちゃうのだけど、<br />
　　　　　　でも、ひとりだからこそ、その時々で全部が終わってしまう。<br />
　　　　　　毎回毎回そこだけで終わってしまう。<br />
　　　　　　これは、疲れてしまうし、つまらない。</font></p>

<p>ＣＢ　　　それで組織でやってみたかった、と？</p>

<p><font color="#666600">金田　　　そう。だけど、その時自分のいたところは、<br />
　　　　　　あくまで研究室的なところで、<br />
　　　　　　逆に会社にしよう、組織化しようと言うと<br />
　　　　　　みんなでそれを否定していた。<br />
　　　　　　「人を増やそうとすると、駄目だ」ってね。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　で、どうしようと思っていたときに、<br />
　　　　　　たまたまシープスアイズの内村さんから<br />
　　　　　　お誘いが来て、<br />
　　　　　　「これならやってもいいかな」って思って<br />
　　　　　　初めてここのビルに来たの。<br />
　　　　　　シープスアイズがこのビルに引っ越してきたばかりの時だよね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　そう、１２～３年前。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　ほほー。金田さんが来たのって１２～３年前？？？</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　そうですよ、僕が３２、３歳の時だから。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そっかぁ。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　そう。イベントの打合せでは来ていたけど、<br />
　　　　　　会社にちゃんと入ったのはその頃なんだよね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　ほー。俺は、もうちょっとあとだった気がしていたんだけど。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　だって、コムブリッジだってもう８年だよ。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　そう、コプロシステムも６年だよ。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そっかー。そうだよねぇ。</font></p>

<p>　　　　　　（……と、時間流れの速さを感じる３人）</p>

<p><font color="#666600">金田　　　でもさ、最初は変な会社だな～って思ったよね。</font></p>

<p>ＣＢ　　　はい、変な会社だったとはよく聞くのですが、<br />
　　　　　　その時シープスアイズは金田さんが望んでいたような<br />
　　　　　　組織的な会社だったのですか？</p>

<p><font color="#666600">金田　　　いやぁ、組織は組織だったけどなんか、<br />
　　　　　　みんな色々ばらばらでやっているし、<br />
　　　　　　なんかこう同じ会社なのに……。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　うん、ピラミッド型の組織っていうのは、<br />
　　　　　　基本的にずっとなかったよね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田</font><br />
<font color="#336699">小關</font>　　　そうそう。</p>

<p><font color="#990000">三代川　小關ちゃんはシステムサーバーとかやっているし、<br />
　　　　　　芸能は芸能チームでやっているし、<br />
　　　　　　デザインチームはデザインチームでやっていて……。<br />
　　　　　　必要だったらバイトを入れたりして<br />
　　　　　　そんなに不自由はなかったし。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　だから、最初きたときにはね、<br />
　　　　　　どういう組織になっているのか全然分からなかったよ。<br />
　　　　　　あー、ここにはダイスっていうゲームを作る会社があるんだ。<br />
　　　　　　ほー、こっちにはアートポスター…色々なことやってんだな。<br />
　　　　　　イベントやっていて、<br />
　　　　　　下には民俗芸能をやっている財団があって、<br />
　　　　　　どうなってんだろう？？って。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　で、浅野さんっていう人がポツンといて<br />
　　　　　　「浅野です」<br />
　　　　　　「いや、どうも」<br />
　　　　　　「ま、自由にやってくれよ。<br />
　　　　　　なんでも好きなようにやっていいから」</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　「…はぁ」、みたいな。</font></p>

<p>全員　　　（爆笑）</p>

<p><br />
　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
遂に金田さんが仲間入り！<br />
さて、来週からは<br />
いよいよシープスアイズ時代のお話になっていきます。</p>

<p>（つづく）</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>第４回　電脳学生とパソコンの初期型と。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/archives/2005/01/post_4.html" />
<modified>2005-01-24T14:35:46Z</modified>
<issued>2005-01-24T14:25:36Z</issued>
<id>tag:www.combridge.co.jp,2005:/contents/taidan//14.127</id>
<created>2005-01-24T14:25:36Z</created>
<summary type="text/plain">今回の来店者
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッ...</summary>
<author>
<name>ueguri</name>


</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/">
<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD><br />
<B>【前回までのあらすじ】</B><br />
　ゲーム・ソフトの制作をしよう・・・という思いの下に、<br />
　出会った小關さんと三代川。<br />
　その後、紆余曲折？の末に、<br />
　小關さんはシープスアイズに入社することになります。<br />
　では今回のもうひとりのゲスト、<br />
　金田さんとの出会いの方は、と言うと……。</p>

<p></TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
ＣＢ　　　　で、金田さんも、シープスアイズに<br />
　　　　　　　別の仕事をやりに入ってきたと……？</p>

<p><font color="#990000">三代川　いや、金田くんはもう少し後。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そう、金田さんはもう少し真っ当な道を歩んだのちに、<br />
　　　　　　うちに来るんですよ。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　そうだね。</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　その頃、うちはＮＥＣ（→東急）の仕事を、<br />
　　　　　　イベントとしてはメインでやっていったんだけど。<br />
　　　　　　その時、パソコンセミナーの開発と講師を<br />
　　　　　　していたのが、金田くんだったのよ。</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　あのころは表計算の入門用の……</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　ロータスとか。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　１－２－３ね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　そういうモノの一般向けの１時間半のセミナーとかを<br />
　　　　　　金田くんたちに依頼して、<br />
　　　　　　そこで金田くんは先生をやったり<br />
　　　　　　カリキュラムを作ったりしていたんだよね。</font></p>

<p>ＣＢ　　　　金田さんは、ずっとパソコンに携わっていたんですか？</p>

<p><img alt="金田さん.jpg" src="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/金田さん.jpg" width="343" height="350" /><br />
<em>金田　浩邦さん　（コプロシステム・社長）</em></p>

<p><br />
<font color="#666600">金田　　　コンピュータは、大学時代に学生コンピュータ連盟ってところで<br />
　　　　　　勉強していたの。で、青学の先生と一緒に<br />
　　　　　　大学３年生の時に会社を作ったのね。<br />
　　　　　　青学の学生と僕と先生との３人で。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　今で言う学生企業家だよね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　いや、そんなかっこいいものじゃないけどね。<br />
　　　　　　で、そのころは、<br />
　　　　　　パソコンの出始めで結構優遇をされていて、<br />
　　　　　　本は書かせてくれるわ、<br />
　　　　　　ま、その先生のお陰なんだけど、<br />
　　　　　　大学３年の頃に日経新聞の記者ってことで<br />
　　　　　　取材に行っていたりしたんだよね。</font></p>

<p>ＣＢ　　　　ほほー</p>

<p><font color="#666600">金田　　　詐欺だよね、とか思いながら<br />
　　　　　　「日経から参りました」って言って<br />
　　　　　　いろいろ取材をしたよ。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　じゃぁ結構取材させてくれるよね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　うん、そうやって取材に行って新聞の記事を書いていた。<br />
　　　　　　あとメーカーさんの紹介で取材に行って、<br />
　　　　　　「ＯＡ化」「マルチメディア」で悩んでいる<br />
　　　　　　大企業の情報システムの部長さんたちとかが、<br />
　　　　　　『どうやってＯＡ化を推進しているか』という記事広告を書いたり。<br />
　　　　　　それを毎年やらせてもらったりとか、本を書かせてもらったりとか。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　あー、じゃぁ、文章とか結構書いてたんだ？</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　書いてた。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　だって、会った時、もう先生だったもんね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　理系の人じゃなかったよね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　理系の人だったんだけど、しょうがなく書いていたんだよ…。<br />
　　　　　　でも、めちゃくちゃだったよ。<br />
　　　　　　新聞の記事は、早いから、いつも一生懸命徹夜して書いたよ。<br />
　　　　　　宮崎まで朝飛行機で取材に行くでしょ。<br />
　　　　　　で、向こうでタクシー３時間くらい乗って、<br />
　　　　　　４０分取材して最終の飛行機で帰って来るんだよ。<br />
　　　　　　で、次の日の朝に原稿できてなきゃいけないから、<br />
　　　　　　帰りの飛行機で書いて持って行くんだよね。<br />
　　　　　　そうすると、読んで、<br />
　　　　　　何も言わないでゴミ箱に捨てるんだぜ。<br />
　　　　　　で、また一生懸命寝ないで書いて、朝一番で出して載せてもらう。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　捨てられちゃうってなかなかないもんね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　すごいよ、ぼろくそ。<br />
　　　　　　「僕は寝ていないんです」って言っても、<br />
　　　　　　「そんなもん関係ない！」とかね。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　で、それをやりながら、一方で、<br />
　　　　　　経営者向けのコンピュータのカリキュラムを作っていて、<br />
　　　　　　商工会議所でセミナーをやったりしてたんだよね。<br />
　　　　　　当時はパソコンといえば<br />
　　　　　　ＮＥＣの９８００、８８００が主流で<br />
　　　　　　マーケットのシェアを８０％ぐらいとってて。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　で、他とちがって、<br />
　　　　　　ＮＥＣは大型コンピュータを持っていないので、<br />
　　　　　　トップダウン方式ではない<br />
　　　　　　下から押し上げるパーソナル情報システムっていう<br />
　　　　　　考え方を推進してて<br />
　　　　　　で、僕は、そのコンセプトを作ったり、<br />
　　　　　　それに付随してセミナーをつくったりしてたんだよ。<br />
　　　　　　営業マン教育をやったり、パソコンフェアをやったりね。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　うん、今じゃ考えられないけど、<br />
　　　　　　とにかくコンピューターが売れすぎちゃって<br />
　　　　　　予算がいっぱい余って仕方がないから、<br />
　　　　　　お金を使うだけ使わないと！ってことで、さ（笑）。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　当時は、今のモーターショーみたいに、<br />
　　　　　　パソコンフェアに関わるというのは<br />
　　　　　　イベント屋にとって一番おいしいネタだったんだよ。<br />
　　　　　　代理店の割合もそちらにいくしね。<br />
　　　　　　で、僕らは「イベント」という発想で<br />
　　　　　　金田くんに近づいていくことになる。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　最初は、販促と言ってもイベントとかではなくて、<br />
　　　　　　もっと地味で小さい動きだったんだよね。</font></p>

<p><font color="#666600">　　　　　　ところがある日、<br />
　　　　　　「予算があまっているから<br />
　　　　　　経営者に向けたイベントセミナーがやりたい」<br />
　　　　　　とか言い出だして。<br />
　　　　　　で、僕らはそういうことはやったことなかったし、<br />
　　　　　　当時シープスアイズはイベントやっていて、<br />
　　　　　　仙台でそういうセミナーをやったらしいと聞いていたので。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　で、我々は我々で、ちょうど<br />
　　　　　　中小企業のＯＡ化を狙っていたところで。<br />
　　　　　　じゃぁ、セミナーを持っていこうとなった時に<br />
　　　　　　「金田くんに頼もう」という動きになったんだよね。</font></p>

<p>ＣＢ　　　と、いうことはシープスアイズ側から<br />
　　　　　　金田さんに依頼があったのですね？</p>

<p><font color="#666600">金田　　　ＮＥＣから、<br />
　　　　　　「今度東急エージェンシーと<br />
　　　　　　そういうことをやるから、中身作って！<br />
　　　　　　デコレーションは東急エージェンシーがやるから」って言われて、<br />
　　　　　　東急エージェンシー側から出てきたのが、<br />
　　　　　　三代川さんだったの。<br />
　　　　　　当時は、Ｇパン穿いてね、若かったんだよ（笑）。</font></p>

<p>ＣＢ　　　　（笑笑）</p>

<p><font color="#336699">小關　　　パンチだったの、パンチ。ね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　そー、今じゃ考えられない。こんなね、腹は出ていないしね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　あのねー。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　あれ、（写真）あるでしょ？　どこかに。<br />
　　　　　　隠してるでしょ。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　ないない。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　あるよ、絶対に。今度探してみ。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　なんかね、『パンチ崩れ』みたいな感じでね。<br />
　　　　　　大巻きのパンチなのよ。</font></p>

<p>ＣＢ　　　　面白すぎる・・・。</p>

<p><font color="#666600">金田　　　（笑）。<br />
　　　　　　それで、パソコンフェアとか、<br />
　　　　　　セミナーのカリキュラムを俺らがつくって、<br />
　　　　　　そういうイベントやりながら<br />
　　　　　　東京・大阪などをずーっと回ってきたりしてたのよね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　ずーっとやっていたよね、パソコンフェアって。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　そう、あの当時ＮＥＣには本当に食わせてもらったもん。<br />
　　　　　　ＮＥＣの企画は年間２００本書いてたよ。<br />
　　　　　　とにかく次から次へと要望があるんだもん。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　そう。毎月シープスとも一緒に出張に行っていたけど、<br />
　　　　　　単独でも行っていたから、<br />
　　　　　　全国のＮＥＣの拠点をずーっと回っているわけよ。<br />
　　　　　　大阪なんかは大きい拠点だから何回行ったかわからないね。<br />
　　　　　　日本中どこにでも行きまくってたよね。</font></p>

<p>ＣＢ　　　でも、それを聞いていると、<br />
　　　　　　別にシープスアイズに入らなくても<br />
　　　　　　ひとりでやっていけたのではないのですか？</p>

<p><font color="#666600">金田　　　ねー。俺もそう思うんだけど。<br />
　　　　　　でも、その時大きいイベントをやった後に、<br />
　　　　　　イベントってすごいなって思ったんだ。<br />
　　　　　　大きいイベントをやった後の達成感って、すごいなって思ったの。<br />
　　　　　　で、三代川さんが「イベントやらない？」って誘ってくれたの。</font></p>

<p>ＣＢ　　　講師ではなくて、ですか？</p>

<p><font color="#666600">金田　　　うん。「イベントつくらないか？」って。</font></p>

<p></p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
「イベントつくらないか？」と誘われた金田さん。<br />
その決断は、どの方向に自身を向かわせていくのでしょうか？<br />
さて、そのお話は、今週末に続きます。</p>

<p>（つづく）</p>

<p><br />
</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>第３回　小關さん、シープスアイズに入る。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/archives/2005/01/post_3.html" />
<modified>2005-01-20T13:33:14Z</modified>
<issued>2005-01-20T13:23:33Z</issued>
<id>tag:www.combridge.co.jp,2005:/contents/taidan//14.112</id>
<created>2005-01-20T13:23:33Z</created>
<summary type="text/plain">今回の来店者
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッ...</summary>
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<name>ueguri</name>


</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/">
<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD><br />
<B>【前回までのあらすじ】</B><br />
　大学院を卒業をしてからも、<br />
　画家さんばなれ？した様々な経験を<br />
　積んでいった小關さん。　<br />
　ゲーム業界へ入るきっかけをつかみ、<br />
　さらに三代川と出会い、<br />
　遂にはシープスアイズに入ることになるのでした。</p>

<p></TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><img alt="小關さんとミヨ.jpg" src="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/小關さんとミヨ.jpg" width="350" height="194" /></p>

<p><br />
<font color="#336699">小關　　　　そしてそのときに、<br />
　　　　　　さっき三代川さんが言っていた高山さんっていう人が<br />
　　　　　　「うちにきてもいいよ」って言うので、<br />
　　　　　　「じゃー行ってやるか」みたいなかんじで行ったんだよね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　行ってやるか……（笑）。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　　でも、高山さんだって、そのころは３４、５歳で<br />
　　　　　　今のみんなとさほど変わりはなかったんだよなぁ。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　今から、１０何年前？</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　えーっと、１５、６年前、かな。</font></p>

<p>ＣＢ　　　で、その高山さんのおかげで<br />
　　　　　　三代川と出会うことになるんですよね？</p>

<p><font color="#336699">小關　　　うん。で、僕はその「ソフィックス」(高山さんの会社）で<br />
　　　　　　何をしていたかというと、実はゲームの仕事はあまりしていなくて、<br />
　　　　　　博報堂の仕事で、松下の商品開発とかをしてたんですよ。<br />
　　　　　　ちょうどその頃は、バブルの時代で<br />
　　　　　　商品開発でいろいろお金を使っていて、<br />
　　　　　　「次世代ビデオプロジェクト」とか銘打って<br />
　　　　　　「次の世代のビデオはこうだ！」<br />
　　　　　　というような仕事をね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　ビデオ画王とかの前身だよね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そう。その時のコンセプトは「AUTO RECORDING SYSTEM」で、<br />
　　　　　　今のコクーンみたいなものを考えていて。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　そうそう。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　で、１６連奏ビデオとかをやるか！とかいう話になったんだけど<br />
　　　　　　でも「やっぱりコストが見合いません」みたいな、ね。</font></p>

<p>ＣＢ　　　（笑）</p>

<p><font color="#336699">小關　　　でも、一時はやるかやらないか<br />
　　　　　　役員会議にいくほどだったんですよ。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　それは、博報堂のマーケティングの奴と俺も<br />
　　　　　　少し入っていたんだよね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そう、ちょろっとね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　で、そういう会議が、延々とブレストを十何時間とか、<br />
　　　　　　朝までやるとかやっていたよね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そうそう。<br />
　　　　　　毎日博報堂に行って<br />
　　　　　　「お前ら弁当食いに来てるのか？」とか言われてね。<br />
　　　　　　「今日は、このお弁当にしてください」とか言うと…<br />
　　　　　　「偉そうに言ってんじゃない」とかね。</font></p>

<p>ＣＢ　　　（笑）</p>

<p><font color="#336699">小關　　　でも、そうこうしているうちにソフィックスがイヤになっちゃったの。<br />
　　　　　　もーやだなーって、つまんないなーって。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　すぐイヤになっちゃうんだね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　すぐイヤになっちゃうの。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　で、ちょうどそのころ、<br />
　　　　　　ソフィックスは経理の仕事を<br />
　　　　　　シープスアイズに委託をしていて。<br />
　　　　　　会社の階も上下で。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　そう。で、ちょうど俺らもその頃、<br />
　　　　　　イベントの仕事は来るけれど、<br />
　　　　　　結局代理店の嫌なおやじの言うことを聞いているだけで<br />
　　　　　　何もおもしろくないじゃんって考えるようになっていてさ。<br />
　　　　　　で、「イベントは受注型じゃだめだ。何か作るものをやろうよ」<br />
　　　　　　って盛り上がっていった時に、</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　ソフィックスの高山さんがゲームを作ると言い出して。<br />
　　　　　　それに浅野さんがあいのりしたんだよね。<br />
　　　　　　で、うちは三代川が出向と言う形でソフィックスに行ったんだ。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　あ～、それでなんか三代川さんって言う人が<br />
　　　　　　後ろにいるな～って思っていたんだよな。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　そう、だからいたんだよ（笑）。<br />
　　　　　　でもソフィックスもそんなに回転が<br />
　　　　　　うまくいっていたわけではなかったんだよね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　うん、なんか、どんどんつまんなくなっていってさ。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　それで「こいつら才能ないな」って<br />
　　　　　　僕とサイトウは思っちゃったんだよね。<br />
　　　　　　駄目だ、こいつらとやってちゃ、ってね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　そうそう、何人かいたよね、それっぽい人たち。<br />
　　　　　　それで、なんか分裂しちゃったんだよね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そうそう。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　で、その時、当然浅野がそれを見ていて、<br />
　　　　　　小關ちゃんに声をかけて。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　あのときは、俺が<br />
　　　　　　「フリーでプランナーとかやろうと思っているんだ」<br />
　　　　　　とか言っていたんですよ。<br />
　　　　　　どうせ俺なら食っていけるし……って。<br />
　　　　　　で、やろうと思ってたら浅野さんが<br />
　　　　　　「フリーでやるならうちに来ないか」<br />
　　　　　　と言ってきて……。<br />
　　　　　　で、上司はつけない、仕事を与えるなとか<br />
　　　　　　いうのであれば「やってもいいよ」と、<br />
　　　　　　またしてもそういうパターンで、<br />
　　　　　　「行ってやらないでもないよ」ってね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　で、シープスアイズに入って、<br />
　　　　　　テレサーブだ。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　うん、でシープスに入った後、<br />
　　　　　　まぁ、僕はいろいろ山っ気があるもんですから、<br />
　　　　　　ダイヤルＱ２ってのが儲かりそうだって言うんで、<br />
　　　　　　ダイヤルＱ２をやってみようってなったの。</font></p>

<p>ＣＢ　　　　　あ～、あったなー電話がいっぱい。</p>

<p><font color="#336699">小關　　　無駄にね。<br />
　　　　　　で、『大開運』っていうのをやったの。<br />
　　　　　　それは『占い師さんが直接電話で占ってくれますよ』というもので。<br />
　　　　　　俺達が初めてかな？と思っていたら、<br />
　　　　　　他にやっているところがすでにあって俺達は、２番目だったんだけど。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　ダイヤルＱ２って言うのは、当時なんでも全部テープだったの。<br />
　　　　　　でもやっぱ小關ちゃんはいつも人がやらないこと、<br />
　　　　　　できないことをやりたいじゃない。<br />
　　　　　　全部生じゃないと駄目だとか言い出して、<br />
　　　　　　在宅占い師をネットワークしたんだよね。</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　昔は占いをやっていたけど、<br />
　　　　　　今は主婦をやっていて外に出れない、とか<br />
　　　　　　そういう人たちをね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　おばあちゃんとかね。</font></p>

<p>ＣＢ　　　でも、小關さんがダイヤルＱ２をやっていた時も、<br />
　　　　　　三代川さんは別の仕事をしていたのですよね？</p>

<p><font color="#990000">三代川　うん。全然別だよ。<br />
　　　　　　同じ会社で、俺は金田君とイベントをやっていて、<br />
　　　　　　その頃小関さんは同じフロアにいるんだけど、<br />
　　　　　　上司でもなんでもないし、<br />
　　　　　　普段は話をしたり、飲みに行ったり、<br />
　　　　　　話を聞いたりするけれど、<br />
　　　　　　基本的には別に勝手にやってろって感じ。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そう、勝手にやってろ。</font></p>

<p>ＣＢ　　　　で、金田さんも、そこに別の仕事をやりに<br />
　　　　　　入ってきたと……？</p>

<p><font color="#990000">三代川　いや、金田くんはもう少し後。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そう、金田さんはもう少し真っ当な道を歩んだのちに、<br />
　　　　　　うちに来るんですよ。</font></p>

<p><br />
　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
遂に三代川と出会った小關さん。<br />
そして次回は、金田さんが仲間入りする時！<br />
そのお話は、来週頭に。</p>

<p>（つづく）</p>

<p><br />
</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>第２回　誰もやったことのないことが好き、であるということ。</title>
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<modified>2005-01-15T06:58:32Z</modified>
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<![CDATA[<p><font color="#006666"><strong>今回の来店者<br />
小關さん（ダイス）×金田さん（コプロシステム）×三代川（コムブリッジ）</strong></font></p>

<p><TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0"><TR><TD><br />
<B>【前回までのあらすじ】</B><br />
　「全然仕事何にもないんだけど、<br />
　　面白いやつが集まって会社つくるか――」<br />
　なんだかふわふわした動機で、<br />
　１９８１年に誕生した<br />
　コムブリッジの前身シープスアイズ。<br />
　当時は、いろんな人が出入りするものの、<br />
　お金の稼げない会社だったと三代川は振り返ります。<br />
　しかし、そんなシープスアイズも<br />
　編集・イベント制作が仕事になり、<br />
　少しずつお金の稼げる会社になっていったそうです。<br />
　そして、イベント制作を通じて知り合った、<br />
　とある人をきっかけに、<br />
　小關さんと三代川が出会うことになるのでした……。</p>

<p></TD> </TR></TABLE> </p>

<p>　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p></p>

<p>ＣＢ　　　なるほど。<br />
　　　　　　でもそのころ、小關さんたちは<br />
　　　　　　まだ（シープスアイズ）に入社してなかったんですよね？</p>

<p><font color="#990000">三代川　うん、そうだね。<br />
　　　　　　でも、そのころに僕の方でアサツーの高山さんという人と<br />
　　　　　　イベントで知り合うんだけど、彼をきっかけにして小關さんとも<br />
　　　　　　出会うことになるんだ。</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　実は、小關さんと俺がまだ知り合う前、<br />
　　　　　　高山さんが仲間を連れて会社を辞めて<br />
　　　　　　大挙してサンコミュニケーションズという<br />
　　　　　　プロダクションに入ったことがあったのね。</font>　　</p>

<p><font color="#990000">　　　　　　それで、ちょうど俺もイベントをやり始めた頃で、<br />
　　　　　　そこに平山（現：エンターテイメントボウル）だとか<br />
　　　　　　最近あまり一緒にやってないけど針谷（現：キュー）だとかが<br />
　　　　　　サンコミュニケーションズにいて、</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　で、そのパートナー的なプロダクションに<br />
　　　　　　シープスアイズがなっていて<br />
　　　　　　そこでいつも仕事をしていたんだよ。</font></p>

<p><font color="#990000">　　　　　　で、高山さんが色々と考えてやっていく中で<br />
　　　　　　イベントだけじゃなく、ゲームソフトの会社を作りたい　　<br />
　　　　　　という話があって、そこで小關さんが登場するんだよ。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　うん、何気にね、高山さんがきっかけなんだよね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　ね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　でもそうやってゲームの方へいくのはもっとあとからなんだよ。<br />
　　　　　　（高山さんがやろうとしたことは）それまでも<br />
　　　　　　いろんな話があったからさ。</font></p>

<p>ＣＢ　　　ちなみに小關さんは、どういういきさつで<br />
　　　　　　ゲーム業界に入っていったのですか？</p>

<p><br />
<img alt="小關さん.jpg" src="http://www.combridge.co.jp/contents/taidan/archives/小關さん.jpg" width="327" height="350" /><br />
<font size="-1"><em>小關　昭彦さん　（ダイス・代表取締役）</em></font></p>

<p><br />
<font color="#336699">小關　　　うーん……。<br />
　　　　　　もともと僕は、絵を描いていたんですよ。</font></p>

<p>ＣＢ　　　え、画家さんですか？</p>

<p><font color="#336699">小關　　　うん、画家だったの。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　多摩美の……。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　うん、多摩美の大学院に行きながら絵を描いていた。<br />
　　　　　　働く気もなかったし。<br />
　　　　　　「絵とか描いて、ぶらぶら生きていけたらいいな～」<br />
　　　　　　なんて思ってた。</font></p>

<p>ＣＢ　　　油絵とか、ですか？</p>

<p><font color="#336699">小關　　　油絵科だったんだけど、油絵科だと思われたことは、<br />
　　　　　　１回もない。油絵は好きじゃなかったんだよね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　彼は、でも、最初のパルコの、<br />
　　　　　　日本グラフィック展の大賞を取ったんだよ。</font></p>

<p>ＣＢ　　　ええ！！？（驚愕）</p>

<p><font color="#666600">金田　　　こう見えても。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　あ、俺は最初じゃなくて２回目、第２回のとき。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　あれ、日比野（日比野克彦氏）は？</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　日比野が第３回。</font></p>

<p>ＣＢ　　　おおー！</p>

<p>　　　　　　で、ふらふらしていて<br />
　　　　　　シープスアイズにぽんと入ったのですか？</p>

<p><font color="#990000">三代川　いやいや、今のは彼の学生時代の話だから……。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　うん。で、大学院を卒業したときに、<br />
　　　　　　絵の才能は前からないとは思っていたのだけれど、<br />
　　　　　　やっぱりないな！と改めて思ったんですよ。</font></p>

<p>ＣＢ　　　（笑）</p>

<p><font color="#336699">小關　　　前からなさそうだな、とは思っていたんだけど、<br />
　　　　　　でも、いわゆる企画モノの絵を描くのはうまかったんですよね。</font><br />
　<br />
<font color="#990000">三代川　賞を獲れる絵を描くのがうまかった。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そうそうそう、あざとい目標をもって<br />
　　　　　　何かをするのが好きだったりしたんですよ。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　こういう風にほめられると思って、<br />
　　　　　　絶対にそういう風にほめられる絵を描ける人だったのよ(笑）。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　そりゃー　すごいな。それは、才能だよ(笑）。<br />
　　　　　　それで食っていけるじゃん。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　いやー、でもそういう方法論を見出したんですよ、１回。<br />
　　　　　　で、一応、案の定、賞を取ったんですけど、<br />
　　　　　　教授に「それを５年続けろ」と言われたんですよ、同じやり方を。<br />
　　　　　　「お前、５年続けたら絶対に食っていける」って。<br />
　　　　　　でも５年も同じこと続けるのはいやだな～って思ってさ（笑）</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　もうちょっと色んなことをやりたいなと思って……。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　で、もともとあざとい考え方が根底にあるんだよね。<br />
　　　　　　要は絵を描かないんだよ、ほとんど。<br />
　　　　　　絵を描くよりも「どんな絵を描こう」と思うメモや<br />
　　　　　　スケッチのほうが溜まっていくんですよ。<br />
　　　　　　なかなか完成しないんだよね。<br />
　　　　　　だから、もしかしたらそういうほうが<br />
　　　　　　向いているのではないか？ってずっと思っていたのね。<br />
　　　　　　絵は下手だしさ。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　それでサイトウマコトさんとこに行ったの？</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　いや実はそこに行くまえに、<br />
　　　　　　基本だけは覚えようと思って、<br />
　　　　　　名もないデザイン会社に入ったんだよね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　え？そうなんだぁ。初めて知った。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そう、プロデューサーとかプランナーになりたいな、<br />
　　　　　　とは思っていたのだけれど、<br />
　　　　　　サイトウマコトさんのところに行って<br />
　　　　　　いきなり下積みってのは俺の性に合わないなと思ってさ。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　サイトウマコトさんって知ってる？<br />
　　　　　　アートディレクターの。<br />
　　　　　　当時は、飛ぶ鳥を落とす勢いだったよね。</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　ちょうど僕が賞を取った時の応募ポスターを<br />
　　　　　　サイトウさんたちが作っていたんですよ。<br />
　　　　　　その関係で、パルコの人から<br />
　　　　　　「『（小關さんのことを）面白い絵を描く奴だ』とか<br />
　　　　　　　言っていたわよ」ってのを聞いて……。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　それで（サイトウさんのところに行く前に）<br />
　　　　　　名もないデザイン会社で、<br />
　　　　　　年下の女の子とかに飯おごったりしながら、<br />
　　　　　　色々教えてもらって……。<br />
　　　　　　で、半年くらいで「もう、分かった！俺は、もうできる！」と思って、<br />
　　　　　　サイトウマコトさんのところへ行ったんですよ。<br />
　　　　　　「ま、俺は天才だし。天才同士頑張ろうぜ」みたいなノリで。</font></p>

<p>全員　　　（大爆笑）</p>

<p><font color="#336699">小關　　　でも所詮、デザイナーとかになりたかった訳ではないので、<br />
　　　　　　ネタが１年くらいで割れて。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　「実は、僕はそういうことはやる気はなくて」と言ったら<br />
　　　　　　「やっぱりそうか」と……。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　で、だったらそういうプランニングとか代理店を<br />
　　　　　　紹介してやろうと言ってもらい、<br />
　　　　　　電通さんとかいろいろ何社か面接したんだけど、<br />
　　　　　　「なんかそういうのもちょっとちがうな」と<br />
　　　　　　思ってぶらぶらしてたんですよ。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　そうしたら、<br />
　　　　　　とあるプロデューサーという人が、<br />
　　　　　　「クリエイティブの会社を作るために、<br />
　　　　　　色んなところから面白い奴を集めたから来い」と。<br />
　　　　　　で、行ったら、うちのサイトウ（現：ダイス）とそこで出会った。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　今でもそこにいた人は、<br />
　　　　　　それぞれの世界で相当活躍をしてるんですよ。<br />
　　　　　　サイトウも、スーパーオタク天才みたいな人で、<br />
　　　　　　宮崎さんのところで中学の頃から<br />
　　　　　　アニメを作っていたみたいなんですけど。</font></p>

<p>ＣＢ　　　えー！！</p>

<p><font color="#336699">小關　　　でも、俺は、アニメとかはちょっとかっこ悪いから<br />
　　　　　　どうかな？って思っていたわけ。<br />
　　　　　　俺は、パルコとかでデザインとかやっていたし～<br />
　　　　　　とか思っていたんだよね。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　でもそこで初めて『未来少年コナン』とかを<br />
　　　　　　うず高く積みながら一日中見ちゃう奴等に会ってさ。<br />
　　　　　　全巻を何日かで全部見倒しちゃうとかね。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　で、なんかここは異様な凄さがあるなと、<br />
　　　　　　オタクの世界だなって。<br />
　　　　　　当時『オタク』というのが、<br />
　　　　　　はっきりと言葉としてなかったんだけど、<br />
　　　　　　「こいつらはちょっと変だな」と思ったんだよね。<br />
　　　　　　俺が今まで出会ってきたアーティストより変だ。<br />
　　　　　　と思って興味を持ちだしてきたのが、<br />
　　　　　　ゲーム業界に入っていくきっかけ……。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　だからって当時も僕はゲームの仕事を<br />
　　　　　　一生懸命やってたというわけじゃなくて。<br />
　　　　　　ラフォーレの広告を作ったりしていて、<br />
　　　　　　それと平行でゲームを作ったりアニメを作ったりしていた。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　そう、当時「ぞうのババール」を<br />
　　　　　　アニメーション化しようなんて話があったんですよ。<br />
　　　　　　で、どうせやるなら前代未聞の画期的な方法でやろうとか言って、<br />
　　　　　　全部セル画でなく、版画でやろうぜ！<br />
　　　　　　なんてわけの分からないことを言って。<br />
　　　　　　結局予算が合わなくて、<br />
　　　　　　駄目になっちゃったりした、みたいなね。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　え、版画でアニメーションをつくろうとしたの？</font></p>

<p><font color="#336699">小關　　　そうそう。<br />
　　　　　　そこまでやれば、世界中で有名になるだろうと。<br />
　　　　　　でも、そーゆうのが好きなんですよ。<br />
　　　　　　誰もやったことがないとかね。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　あとは、当時、ギンザコマツのポスターをやってね。<br />
　　　　　　またそれも「今までにないものを作ろう」とか言って<br />
　　　　　　ダンボールをいっぱい重ねて、<br />
　　　　　　こんなに分厚いポスターを作ったりしてさ。<br />
　　　　　　でも貼ってもらいましたよ、ちゃんと。銀座の駅とかに。<br />
　　　　　　こうね、でこぼこしてんの。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　なんてしているうちに、若気の至りで喧嘩をして、<br />
　　　　　　「やってらんねーよ、こんなところで」と。<br />
　　　　　　「ま、俺達は才能があるんだから<br />
　　　　　　どっか飛び出して他で仕事しようよ」って、<br />
　　　　　　サイトウに声をかけたんだよね。<br />
　　　　　　「俺は辞めるけど一緒に行くか？」って。<br />
　　　　　　それで「俺も一緒に辞める」って言ってくれて。</font></p>

<p><font color="#336699">　　　　　　そしてそのときに、<br />
　　　　　　さっき三代川さんが言っていた高山さんっていう人が<br />
　　　　　　「うちにきてもいいよ」って言うので、<br />
　　　　　　「じゃー行ってやるか」みたいなかんじで行ったんだよね。</font></p>

<p><font color="#666600">金田　　　行ってやるか……（笑）。</font></p>

<p><font color="#990000">三代川　でも、高山さんだって、そのころは３４、５歳で<br />
　　　　　　今のみんなとさほど変わりはなかったんだよなぁ。</font></p>

<p><br />
　＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p>

<p><br />
ずいぶん破天荒な人生を歩んできた小關さん。<br />
しかし高山さんと知り合ったことにより、<br />
のちに、三代川と出会うことになっていくのでした。<br />
さて、そのお話は、また来週火曜日ころに……。</p>

<p>（つづく）</p>

<p><br />
</p>]]>

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