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居酒屋☆対談


「これは!」と思うイベント制作者・関係者を招いて、
あんな話やこんな話を声が枯れるまで語りあうイベント・トークバトル@居酒屋。


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2006年01月19日

第4回「イベントをつくることの面白さ」

今回の来店者
小林さん(サバイランド)×松下(コムブリッジ)


  さて、今回は小林さんにとっての
  「イベントをつくることの面白さ」の巻です。
  ※ずいぶんご無沙汰しました、すみません。

 *********

松下:イベントをつくることの面白さって何だと思う?

小林:俺は、本番が1回だけあるっていうところなんですよ。
    この一瞬、1回の共感を共有するっていうのが
    おもしろさのひとつ。
    それと、五感すべてが評価につながるっていうか、
    ごまかしがきかないというか。
    それらすべてに関与して、仕切るっていうのは
    やっぱり面白いよね。
    プロとしての責任と面白さがある。

    もうひとつは、イベントっていうのは
    何かを集約するためにやるんですよね。
    要するにすべての要素をそこに凝縮させて
    発散するためにイベントっていうのは
    基本的に行われるわけだから、
    そこが旬でなくてはいけない。
    情報のすべてがここに固まるっていう
    習性がイベントにはあるよね。
    そうやってイベントをやっていくと
    時代のエポックを常に追いかけられる。

    俺の遍歴で言うと長野オリンピック、ワールドカップ、
    愛知万博とかっていうイベントのときに顔を突っ込めたり、
    Windows95の発表のときとかは、
    世の中の大々的なニュースの時に立ち会える
    生き証人みたいになれるとかね。

    あとは出会える人のジャンルの幅広さ。
    それがあるのは楽しいね。

CB:小林さんは、実際の仕事をしていく中で
    どの瞬間が一番楽しいんですか?

小林:いっぱいあるよ。
    でも特に俺は、アンカーマンが好きなんですよね。
    企画書を書くのは、嫌いじゃないんですよ。
    それは、編集する作業と似ているんだけどね。
    50ページくらいの企画書を
    編集していくみたいな作業は、好きだよね。

CB:「構成」ってどういう仕事なんですか?

小林:組み立てる仕事だよね。
    「構成」って考え方としてはいくらでも広く捉えられるけど
    「構成能力」って一括りに言うときには、
    最終的なアウトプットを見据えて
    組み立てるっていう仕事だと思うのよね。

    例えば、展示会場のブースがあるときに
    コーナーの配置を考えるのも構成だよね。
    人をどこに配置して
    その箇所のボリュームがどの程度あるってのも考えるし、
    進行上の構成ももちろんあるよね。
    時間軸の中で、どのように進めていくかを考えるのも構成だし。
    空間的な構成と時間軸の構成。

    現実に存在しないものを好き勝手に、
    絵空事のように考えていくわけでしょ?
    それが形になって実際にやるっていうのが
    おもしろくないわけないよね。

CB:小林さんは、苦しいっていう感覚はないんですか?
   とくに考えているときとかに。

小林:苦しいってことは、いっぱいあるよ。
    要は、結局苦しいことばかりなんだよ、作る過程はね。
    絶対に成功するという保障はないわけでしょ。
    責任を自分が背負って日々を過ごしていくわけだし。

    最終形が見えてないからおもしろいけど、
    見えてないから辛いっていうのもあるんだよね。
    結果として、評価されて
    人が集まって楽しいって
    言ってくれたことが多かったから
    なんとかやってこれたけれども、
    中には失敗もいっぱいあったよ。

    ここはうまくいったけど、
    ここは駄目だったっていうように、
    クライアントの評価とは別にして、
    俺が思う失敗が結構あるんだ。

    でも、俺が思っていたのとはちがう風に
    なったなっていうことを現場で感じたり、
    そういうこと自体が
    楽しかったりするんだけどね。

CB:では、最後に、イベント業界に入りたての
   駆け出しの人に何か贈る言葉を、是非。
   これ、頑張っておいたほうがいいよっていうのがあれば…?


(つづく)

投稿者 グリ : 2006年01月19日 17:32

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