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居酒屋☆対談


「これは!」と思うイベント制作者・関係者を招いて、
あんな話やこんな話を声が枯れるまで語りあうイベント・トークバトル@居酒屋。


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2005年05月09日

第10回 出会い、異分子、失敗することについて。

今回の来店者
小關さん(ダイス)×金田さん(コプロシステム)×三代川(コムブリッジ)


【前回までのあらすじ】
 会社の成長とは人材の成長なんだよなぁと
 しみじみと思わせられる前回でしたが、
 今回はそのつづき。
 雑談にすぎないのだけど、
 味わいのあるお話です。

 *********


おエライ3人揃い踏み.jpg


小關   結構、最近ね、世の中的には
      景気が良くなってきているという中で、
      変わってきているという部分は
      出てきていないんですか?

三代川 あるよ。
      でもね、クライアントが固定されて
      きちゃっているからなんですよ。
      やっぱりね、次から次へと
      新しい人との出会いをしていた点では、
      一番良かったのは浅野さんの時代ではないかと思うね。
      全然関係ない人間が突然隣に来るわけだよ。
      今は、イベント屋だから
      突然隣にゲームを作るヤツは来ないわけだよ。
      
      仕事がある程度固まっていると
      どうしてもクライアントが固まってきて、
      おもしろいことはそっちからは
      実は回ってこないんだけど、
      それとは違う方向に行く
      ネットワークの作りようがないんだよね。

金田   そういう閉塞感があるから
      僕はやっぱりスプリングウォーターをやったんだよね。

三代川 そうだよね、新しい出会いが欲しいんだよね。

金田   僕はスプリングウォーターというのを
      学生達とやっているんだけど、
      みんな考え方は一緒なんだよね。
      そうやって彼らが会社を立ち上げるようになったら
      うちはその会社と一緒に仕事をすればいいし、
      組織が違ってもそれでいいと思っている。
            
      そこでそいつらが持っているいいものと、
      うちでできるものをガチャンして
      1+1=5くらいになって、
      世の中になんかできれば
      それでいいじゃんってね。
      
      僕は今ものすごく
      スプリングウォーターによって
      出会いが増えているし、
      色んなジャンルの人たちと知り合いになれるし、
      その中で新しいクライアントも増えているし、
      やっぱり面白いよね。
      若い人たちも会社やりたい系の人が多いから、
      刺激はすごくある。
      
      ただ、その空気がうちの社内にも
      もっと浸透してくれなきゃいけないんだけど、
      逆にそれを強要すると拒絶される。
      今の時点ではあるよね。
      要はそんな異質なものを入れずに
      ミスなく仕事しなきゃいけない、みたいなね。
      
      課題はその相反するものを
      いかにうまく融合させることによって
      パワーにできるかなぁということかなぁと思う。
      
      でもそれを現役で仕事している人に
      言ってもわからないんだよね。
      結果が出てきたり実績が出てくると、
      やっと「アレ?」って思うんだよ。
      そこまで行かないとみんなには
      なかなか分かってもらえない。
      でも、どこかでは分かってもらって
      みんなも意識改革ができると、
      うちの会社も変わるんだと思う。
      
      うちのスタッフにとっても難しい課題なんですよ。


金田さん.jpg


三代川 そういう意味だと、
      やっぱりグループっていうのは、
      インフラとしては面白いんだよ。
      だけど、やっぱりコプロの中でもそうだし、
      ダイスの中でもそうだけど、
      今すぐ全部あわせたら
      それがすぐに刺激し合えるのかっていうと、
      そうでもないんだよね。
      昔宴会なんかも一緒にやったりしていたけど、
      引き合うというか望み合って
      初めて関係ができるのであって、
      ただ同じ机に座らせてもダメなんだよね。

小關   とは言えさ、
      乱暴な部分がなくなってきているんですよ。
      多分、人間的にも乱暴な人が減っているんだよ。

金田   それは言えてるかもしれないね。

小關   もしかして俺とかは
      相当乱暴だったかもしれないしね。精神的に。

金田   これでも丸くなったんだよ。

小關   俺はなりたくてなったんじゃなくて、
      もともとそういう人間だったんですいません
      みたいな感じで。

CB   (笑)

小關   でもやっぱり異分子みたいな人間を
      内包していくのも必要だと思うんだよね。

三代川 ちょっとタイプは違うけれども、
      そういう意味では
      中尾なんかを活動の中に
      入れている部分もあるんだよね。

小關   そうだろうね。

三代川 あれがなかったら、
      本当にシンプルな会社だったと思う。

小關   やっぱり、中尾さんにNPOちんじゅの森を
      やってもらっているっていうやり方は、
      在りし日の……、いやまだ生きているけど、
      浅野さん的な部分は感じますよね。そう思わない?

金田   うん。

小關   思うよね。

金田   似てしまうのは、
      みんなしょうがないよね(笑)。

CB    ま、「やってみれば」的な雰囲気が
(マッチャクン) 少しなくなってきているかな、
      っていうのは思いますね。
      ちょっと前にうちの社員で
      辞めたのがいたんですけど。
      自分と仲間とでやりたいって言って。
      で、辞めますってなってから
      飲みに行って実はこういうことやりたくて、
      ああいうことがやりたくてって聞いて。
      
      「なんでうちの中でやらないの?」って聞いたら、
      「そんな発想はなかった」って。
      ここでやってもいいんだっていう発想を
      彼が全然持っていなかったことが
      ショックだったんですよね。

小關   そういう空気になってなかったってことだね?
      
      俺なんて責任感なくやってきているからさ、
      思いついたら考えるよりも前にやっちゃうんだよね。
      
      いまだにそうだけど、
      外れていないとむずむずしちゃうんだよね。
      ちょっと、なんか落ち着いちゃったなって思うと
      違うことをやりたくなっちゃうんだ。
      
      なんだかんだ失敗をしていないことが
      駄目だと思うんですよ。
      僕はいっぱい失敗をしてきているからわかるんだけど、
      やっぱり失敗から学ぶことっていうのがすごく多くて、
      我々はいっぱい失敗を
      してきているんだと思うんですよ。
      失敗させられたりとかね。
      
      だから、その失敗をしてもいい環境っていうのを
      三代川さんがもっと作ってあげるってのも
      大事なことなんだと思うけどね。
      
      外でやるにしても、援護射撃してやるよ、とかね。
      っていう風なものがあってもいいじゃないですか。

三代川 ま、その辞めた彼のことで言えば
      まだ彼も未熟だったんだと思う。
      今、外に出てみて
      初めてそういうことを考えているんだと思う。
      あいつは、ずいぶん変わったからな。
      外に出てみてよかったんだと思う。
      彼にとってはすごく。
      考えるきっかけになったんだと思う。

金田   戻ってこれるっていうのも、またいいんだと思うし。

 *********


次回、遂に最終回です。
まとまるのか、この対談?

※このテキストは2004年度に取材したものです。

(つづく)

投稿者 グリ : 2005年05月09日 17:29

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