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居酒屋☆対談


「これは!」と思うイベント制作者・関係者を招いて、
あんな話やこんな話を声が枯れるまで語りあうイベント・トークバトル@居酒屋。




2006年03月11日

第5回「イベントの真髄、楽しさのお話」【最終回】

今回の来店者
小林さん(サバイランド)×松下(コムブリッジ)


 居酒屋☆対談:サバイランド小林さん編、
 いよいよ最終回です。
  

 *********

CB:では、最後に、イベント業界に入りたての
   駆け出しの人に何か贈る言葉を、是非。
   これ、頑張っておいたほうがいいよっていうのがあれば…?

小林:イベントをやるときのおもしろさの真髄は、
    「これでいこう」っていうことを誰が決めるのか
    というところだと思うんだよね。

    その瞬間に、プレッシャーとか期待とか危機感とか
    いろんな感情が渦巻いて、
    結果、多くが自分に返ってくるっていうのが
    繰り返されるんですよね。

    それを全て上司にゆだねる、
    他人の判断にゆだねるっていうことは、
    ただ業務をしているっていうことになって、
    それが果たしておもしろいのだろうか?と、俺は思う。

    この仕事の最大の面白さは、
    「判断をする」「自分で行動する」っていう部分で、
    そこをいかに自分でやれるようにするか
    ってところが大きいと思うよ。

CB:まずは自分で判断できるようになれ、判断しろ、と。
   そういうわけですね。     

小林:かといって、協調性も大切なんだけどね。
    でもあんまり、そればっかりでは
    この仕事をやってる意味があんまりない、
    ということだよね。

    報告、連絡、相談はビジネスの基本であり、
    絶対的なものではあって、
    もちろんそういう基本的なことができた上での
    話ではあるけれど、ね。

    俺は、イベント業界を通じて学ぶことって
    全てのビジネスに幅広く応用できることだって思うんだよね。
    あらゆること、あらゆる局面が凝縮されているというのかな。

    例えば、店の運営や企業を経営するときに必要なこと、
    ビジネスに大切なモチベーションとか
    世の中に提案する力とかは、
    イベントの仕事の必要要素としても絶対にある。
    要するにミニ企業をやっているっていう感覚が
    イベントの仕事にはあるよね。

    俺は、疑似体験ができる感覚、
    職人にもなれるし経営者にもなれるっていう感覚が
    イベントのおもしろさじゃないかなってずっと思っている。

CB:イベントの仕事を、一言でいうと何でしょうか?
 
小林:イベントの仕事って、ひとくくりでこういう仕事です
    っていうのが、なかなか言えないんだけど、

    いろんなシーン、立場、ポジションを経験することで、
    人間の幅を広げられるというか、
    世の中の見方を変えるっていう面がある。

    基本的には、ひとりの作業じゃなく
    たくさんの人が関わって成立する仕事ばかりだし、
    それに実施日には全て出来上がっていないといけないから、
    嫌でもいろんなことを考えて、
    調整したり行動しなければならない。

    とにかく日々いろんなことが起こるんだよね。
    その分、感情の起伏もすごくあるし、
    それによって興奮とか落胆とか、
    非常に「人間の感情」っていうのを強く感じながら、
    人間的に成長していくんだよね、イベントって。
    それがイベント業の面白さ、かな。

    イベントを通じてアクティブに生活ができるっていうのが
    イベントの仕事の楽しいところだと思うよ。

    ・・・で、どうですか?優等生的に。

CB:ありがとうございました。

   最後の最後に、もうひとつだけ。
   ちなみに小林さんは、
   今後どのようにやっていく予定なんですか?

小林:イベントを20年くらいやっていると、
    疑似体験じゃおもしろくなくなってくる、というのもあってね。
    イベントで学んだこと、経験したことを
    総ざらいしたいっていう感覚が最終的にあって、
    俺はいまそのあたりにいるんだろうなぁって思うよ。

CB:本日は、お時間、ありがとうございました。
   今後とも、何卒よろしくお願いします。

小林:こちらこそ、よろしくお願いします。

(完)

 *********


小林さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。

第1回目に引き続き、
すべてをアップするのに
ずいぶん長い時間をかけてしまいました。
毎度のことながら、大反省、大恐縮しております。
 
イベントの仕事というのは、
「段取り」だとか「調整」だとかが、
多くの部分を占めてきがちです。
しかし我々の仕事というのは
やはり「何か価値をつくりだす」仕事なのだなぁと
小林さんのお話を伺っていたときに
強く感じたことを鮮明に覚えています。


というわけで、今回をもちまして
『居酒屋☆対談』の2回目が終了です。
読んでいただいたみなさま、
おつきあいいただき大変ありがとうございます。

またお会いする機会が
あるのかないのか、不明ですが…。
そのときまで、しばしのお別れです。
ありがとうございました。

是非第1回目からもう一度読んでみてくださいね。

投稿者 グリ : 19:11


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