2006年03月11日
第5回「イベントの真髄、楽しさのお話」【最終回】
今回の来店者
小林さん(サバイランド)×松下(コムブリッジ)
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CB:では、最後に、イベント業界に入りたての
駆け出しの人に何か贈る言葉を、是非。
これ、頑張っておいたほうがいいよっていうのがあれば…?
小林:イベントをやるときのおもしろさの真髄は、
「これでいこう」っていうことを誰が決めるのか
というところだと思うんだよね。
その瞬間に、プレッシャーとか期待とか危機感とか
いろんな感情が渦巻いて、
結果、多くが自分に返ってくるっていうのが
繰り返されるんですよね。
それを全て上司にゆだねる、
他人の判断にゆだねるっていうことは、
ただ業務をしているっていうことになって、
それが果たしておもしろいのだろうか?と、俺は思う。
この仕事の最大の面白さは、
「判断をする」「自分で行動する」っていう部分で、
そこをいかに自分でやれるようにするか
ってところが大きいと思うよ。
CB:まずは自分で判断できるようになれ、判断しろ、と。
そういうわけですね。
小林:かといって、協調性も大切なんだけどね。
でもあんまり、そればっかりでは
この仕事をやってる意味があんまりない、
ということだよね。
報告、連絡、相談はビジネスの基本であり、
絶対的なものではあって、
もちろんそういう基本的なことができた上での
話ではあるけれど、ね。
俺は、イベント業界を通じて学ぶことって
全てのビジネスに幅広く応用できることだって思うんだよね。
あらゆること、あらゆる局面が凝縮されているというのかな。
例えば、店の運営や企業を経営するときに必要なこと、
ビジネスに大切なモチベーションとか
世の中に提案する力とかは、
イベントの仕事の必要要素としても絶対にある。
要するにミニ企業をやっているっていう感覚が
イベントの仕事にはあるよね。
俺は、疑似体験ができる感覚、
職人にもなれるし経営者にもなれるっていう感覚が
イベントのおもしろさじゃないかなってずっと思っている。
CB:イベントの仕事を、一言でいうと何でしょうか?
小林:イベントの仕事って、ひとくくりでこういう仕事です
っていうのが、なかなか言えないんだけど、
いろんなシーン、立場、ポジションを経験することで、
人間の幅を広げられるというか、
世の中の見方を変えるっていう面がある。
基本的には、ひとりの作業じゃなく
たくさんの人が関わって成立する仕事ばかりだし、
それに実施日には全て出来上がっていないといけないから、
嫌でもいろんなことを考えて、
調整したり行動しなければならない。
とにかく日々いろんなことが起こるんだよね。
その分、感情の起伏もすごくあるし、
それによって興奮とか落胆とか、
非常に「人間の感情」っていうのを強く感じながら、
人間的に成長していくんだよね、イベントって。
それがイベント業の面白さ、かな。
イベントを通じてアクティブに生活ができるっていうのが
イベントの仕事の楽しいところだと思うよ。
・・・で、どうですか?優等生的に。
CB:ありがとうございました。
最後の最後に、もうひとつだけ。
ちなみに小林さんは、
今後どのようにやっていく予定なんですか?
小林:イベントを20年くらいやっていると、
疑似体験じゃおもしろくなくなってくる、というのもあってね。
イベントで学んだこと、経験したことを
総ざらいしたいっていう感覚が最終的にあって、
俺はいまそのあたりにいるんだろうなぁって思うよ。
CB:本日は、お時間、ありがとうございました。
今後とも、何卒よろしくお願いします。
小林:こちらこそ、よろしくお願いします。
(完)
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小林さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。
第1回目に引き続き、
すべてをアップするのに
ずいぶん長い時間をかけてしまいました。
毎度のことながら、大反省、大恐縮しております。
イベントの仕事というのは、
「段取り」だとか「調整」だとかが、
多くの部分を占めてきがちです。
しかし我々の仕事というのは
やはり「何か価値をつくりだす」仕事なのだなぁと
小林さんのお話を伺っていたときに
強く感じたことを鮮明に覚えています。
というわけで、今回をもちまして
『居酒屋☆対談』の2回目が終了です。
読んでいただいたみなさま、
おつきあいいただき大変ありがとうございます。
またお会いする機会が
あるのかないのか、不明ですが…。
そのときまで、しばしのお別れです。
ありがとうございました。
是非第1回目からもう一度読んでみてくださいね。
投稿者 グリ : 19:11
